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2010-07-30

必殺麻婆鶏豆腐

もっと美味そうに撮れれば良いのだが。

我慢出来ないので書いてしまうが、クックドゥの麻婆豆腐に鶏もも肉をブチ込んで煮込むと最高に美味しい。たまたまミンチ肉が無かったので、何となく鶏もも肉を入れてみたら、まあこれが恐ろしく美味い。30分くらい弱火でダラダラ煮込むと、トロトロで辛みのしみ込んだグレイトな状態となり、ご飯と一緒にハフハフいけるという、思わず冷まして一日放置すると、若干鶏は固くなるが旨みが増す。嗚呼書いてしまった、ずっと秘密にしておけば僕の秘密兵器になったのに。いや、既に誰かが通った道ではあるとは思うが。

17インチノートが入るバッグ

絶賛フル稼働中のメインマシン、DELL Vostro 3700。ほぼ全ての移行が完了し、トラブルも回避して幸せな毎日を送っているのだが、未だ一つだけ不安な要素があった。持ち運びだ。

とっても不安。

今日の打ち合わせでPCが必要になるかもしれないという事で、ついに初の外出。今まで使っていたバッグは15.4インチで丁度くらいのサイズなので、17インチという弩級ノートPCを持ち運ぶのには無理がある。取り敢えず、15.4インチ用クッションを被せてジッパーを上げ、持ち手で挟むようにして持ち歩いた。一応これでも動けなくはないが、とても背負ってバイクに乗ろうという気にはならない。

打ち合わせ後、大阪梅田のヨドバシにてバッグ探しを行う事を決意。地下1階のバッグコーナーでウロウロするが、なかなか17インチ対応で背負えるバッグが無い。16.4インチ対応なんて微妙なものはあるのだが、どうしても上端の両角が入りきらないのだ。大きそうなバッグを見つけてはノートPCを差し込み続ける不審者っぽい僕。かなり恥ずかしい。

頑丈です。

頑張ってはみたがなかなか見当たらず、やっぱり通販とかで探すしかないのかと一瞬思ったが、ヨドバシで無ければ余所でもそうは無いと考え、店員さんに協力を仰ぐ事に。僕のノートPCを見て開口一番、「デカいですね…」と絶句。だがこの店員さん、嫌がる顔一つ見せず、阿吽の呼吸で片っ端から『バッグを広げる』『ノートPCを突っ込む』の共同作業を行ってくれた。諦める気は毛頭無いらしく、「グラボ積んでるノートなら17インチでもしょうがないですよねー」「映像関係のお仕事ですか?」「角が出ますねー」「これ行けそうなんですけどねー」「これに背負う部分があれば…」等チャレンジを繰り返す。正直、段々2人で楽しくなってきた。その甲斐あって、10個目くらいにようやく綺麗に収まるバッグを発見。「入りましたね!」と2人でハイテンション。色やデザインも問題無く、ネバって良かったと思った。普通こういう探し物って嫌がる店員さんが多いのだが、この店員さんは滅茶苦茶良い人。ガッツリお礼を言って店を後にした。こんな清々しい買い物は久しぶりだ。

まあ、大体17インチノートを持ち歩こうという発想自体がどうかしているのかもしれないが、重さは3kgを切るし(公証2.7kg)、成人男性ならそれほど苦も無く持ち歩けるのではないかというVostro 3700。良いPCだ。

『秘密』を読みました

帯を取って驚いた。

大阪帰りの電車の中で、ラストの数十ページを読み終えた。うずくまりたくなった。

実は昔、テレビの再放送か何かで映画版『秘密』を中途半端に見た事がある。序盤30分ほどが見られなかったのだが、その後は何となく、あーこれ『秘密』とか言うやつよなあとボーッと見ていたのだ。ラストの辺りでは図らずも涙ぐんだりしたものだが、オチに関しては悲しみより衝撃が勝り、えっ、と絶句して動けなくなった。そんな、まさか、と。

今回、数年振りにその衝撃を噛み締めようと、この本に手を出した。実際読み始めてみると、映画より小説のほうがよりリアルに感じてしまう。本の中で繰り広げられる夫婦のやり取りは、とても可笑しく、悲しく、何より異様に生々しい。サブキャラクターの生々しさにも驚かされた。様々な場面で描かれる『家族愛』。ああ、そうよなあと納得させられるものばかりだ。

映画版と小説版ではオチが少しだけ違う、という話は耳にしていた。実際ラストまで読んでみたら、驚いた事に今度は衝撃より悲しみが勝った。映画でオチを知っていたというのもあるが、こっちのほうが酷く心に来る。どうしようもないやるせなさが、ずっと残る。少し読み返して、またラストを読み、また少し読み返してラストを読んだ。夫、妻の心情を察すれば察するほど、より一層理解と悲しみが深まる。こんな『秘密』、一生背負えるものなのだろうか。

ただ、不思議な事に、読むのが辛いといった感覚になる事は無かった。また読んでみたいと思うし、素直に人に勧めたいとも思える、本当に良い小説だ。恐らく、読む人の立場によって感想は大きく分れるとは思うが、それでも出来るだけ沢山の人に読んで貰いたいと思える、傑作だと思う。これは、本当にとんでもない小説だ。

結果が出た

四ツ橋にてデザインの打ち合わせ。先日の1打席目は三振だったが、今日の2打席目は逆転ホームラン。事前の綿密なミーティングも功を奏し、『助っ人外国人』として初めて大きな仕事をやり遂げた。ここ2週間ほどの肩の荷が全部下りた。多分自室で結果を聞いていたら、吼えてたと思う。

さようならSANYOブランド

個人的にはエネループくらいしかSANYO製品にお世話になっていなかったが、ついに消えてしまうのか。何度も何度もヤバいヤバいという話を耳にして、パナソニック傘下になって…また一つ関西発のブランドが消えてしまうのか。寂しい話だ。

『これが現実』

何となく、このコメントだと失敗してすぐ手元に帰ってきたみたいな印象を受けるんだが。『これが現実』って、どっちかというと悪い印象の時に使わないか?

それはともかく、またこんな面白そうなものを関東だけで公開しおって羨ましい。大阪とか神戸辺りにも来ないのか。欲を言えば京都に来てほしいのだが。

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