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2010-04-15

山中峠と原チャの相性

久々に山中峠(比叡平)を通って滋賀から京都へ抜けてみた。原チャでは初体験だったのだが、ドリフト対策のデコボコ舗装と冷たい雨のせいで、本気でヤバいと思えたコーナーが幾つもあった。ちょっとスピードを出そうものなら、ガードレールか対向車と抱き合うハメになる。かといってノンビリだと追い越し車両の恐怖もある。文字通り半泣きになりながら走破した。夜同じ事をやれと言われたら、全身を使ってお断りさせて頂く。

中学生くらいの頃、知り合いに連れられてここでドリフトを見た事がある。色んな車が恐ろしい勢いでコーナーを抜けていく中、突如現れた普通のワンボックスが華麗なドリフトを決めつつ駆け抜けていった事が未だに忘れられない。

無線LAN環境作りのヘルプ

あんまり楽しくない。

スーパーのKが「家のネット環境を見直すから手伝って」と言ったので見に行った。事前に無線ルータを購入して貰っておいたので話は早い。買ってもらったのは、僕も愛用しているNEC Aterm WR8300Nだ。

環境としては、eo光からYahoo! BB 光 with フレッツに移行するらしい。が、自分達に接続の知識が無いとの事で僕の出番と相成った。とは言っても、手順通りにやるだけで、後は待機するだけなのだが。手順としては、ルータと親PC接続→親PC設定→無線LAN設定→サブPC設定、といった感じ。

待ち時間がヒマなので、Kの嫁さんや娘と遊ぶ事にした。写真は娘が愛用しているというキリンの何か。どういう訳か、100kgまで耐えられるよう設計されているらしい。何か僕がキリンの首を絞めているみたいだ。2歳の娘はミニカーに夢中だったのだが、指で歩行者を演じてみたら容赦無く轢かれた。嫁さんが「救急車!救急車!」と言ったら、救急車で更に轢かれた。将来有望だ。

セットアップ中、一つだけ詰まった場所があった。『セキュリティ対策ツール』のアップデートだ。無線環境でアップデートをかけると何故か失敗していたのだが、答えは簡単、無線LANのルータ機能をオフにしていなかっただけ。機器の再起動をお忘れなく。それにしてもこのセキュリティ対策ツールっての、単なる色違いのウイルスバスターではないか。

『どちらかが彼女を殺した』を読みました

タイトルからして良い。

夜中にチマチマ読んでいたのをようやく読了。噂通り相当面白かった。有名な小説なので知っている人も多いかもしれないが、もし知らないのならば、一切の予備知識を持たずに読んで貰いたい推理小説。裏表紙のあらすじも読まないほうが、より楽しめると思う。

一つだけ知っておいたほうが良い事なのだが、この小説、実は最後まで犯人が誰か語られる事は無い。容疑者は二人、そのどちらかが犯人なのは間違いない。かなり注意深く読めばどちらが真犯人なのか解る、だから自分で考えろ、というちょっと変わった趣向の小説なのだ。僕が買った文庫本版には袋とじがついており、限りなく正解に近いヒントが掲載されているので、答えが出なかった場合はそちらをどうぞ。

個人的には、ラスト二章の混乱具合が物凄く面白かった。最初はほぼ1択、途中から2択、そして3択。語られる意外な事実や証拠がより迷いを大きくしていき、読み手の脳を揺さぶりまくる。入れ替わり続けるイニシアティブ、緊張感溢れるやり取りと謎解きを、大いに楽しんで貰いたい。

否定する要素は何処にも無い

こういう時にズバッと切ってくれる外国メディアは頼もしい。謎の鳥にはこれ以上恥と無知を撒き散らすのをやめて頂きたい所だ。こんなのが日本のトップだと思われたら心外なので。

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