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名古屋へ行こう:新幹線編

  • 2011-01-24 (月) 0:30
  • 日常

2年振りの新幹線、名古屋へ向かう。独立して初めての遠距離出張。いや、そもそも名古屋で仕事をするなんて想像もしていなかった。ローカルな電気屋さん的ポジションを目指していたのに、どんどん話がデカくなっていく。嬉しい話だが、それなりにプレッシャーもある訳で。

それはさておき、新幹線である。その昔はそこそこ足繁く東京に足を運んだ僕だが、近年では旅行や遠出をする機会自体が大幅に減り、事務所から一歩も動きたくないでござる的なスタイルを確立してからは更に無縁となっていた乗り物だ。否が応にも興奮する。正直、新幹線のチケットをどうやって買うのかも忘れていた。

みどりの窓口で指定券を貰う。あいにく窓側は全て埋まっていたので通路側へ。そういや通路側ってあんまり座った事無かったなあ。事前に予約していればそこそこ押さえられるのだが、やはり当日では厳しいらしい。さて、いよいよ改札だ。改札に入るまでにこれだけダラダラ書くくらいに興奮している。新幹線の自動改札は、実にゴージャスだ。

ここ大好き。

新幹線京都駅構内。いつ来ても特別な何かを感じさせる場所だ。これまた残念ながら待ち時間が少なく、あまり構内を堪能する事が出来なかったのだが、メインディッシュはN700系のぞみ新幹線だ。言っておくが、僕は別に鉄オタや鉄っちゃんではない。

良い。

間もなく新幹線が到着、スマートに乗車。嗚呼懐かしい。名古屋までの39分間、ゆっくり過ごさせて貰う事にする。3人掛けの通路側に着席、窓際に一人サラリーマンが居るだけで、隣は空いている。快適なポジションだ。程無く新幹線がスタート。素晴らしい加速、これよこれ。

一瞬で外に出る。

しばらくしてから気が付いた。トンネル内で、携帯が普通に使える。それどころか、アナウンスで「無線LAN使えます」とか言ってる。時代は変わった。そこへワゴン車が…と思ったら、手籠に飲食類を携えたパーサーが。その後、何度もパーサーは訪れたが、ワゴン車を押している人が居ない。何と、パーサーまでそういう時代になったのか、と思った矢先にワゴンがやってきた。いや、買わないけども。

どうでも良い話だが、新幹線に乗ると、どうしても中川家の漫才を思い出す。「サンドイッチ下さい」「700円です」「はぁあ!?」

みんな外見てた。

一頻り社内の雰囲気を楽しんだところで、外を見てみると雪景色になっていた。ちょっと待て、京都じゃ雪なんて一切無かったぞ。だだっ広い田畑が広がる地帯なのだが、完全に銀世界。後で聞いたら、ここがしょっちゅう徐行区間に指定される関ヶ原らしい。

と、一人で鼻息を荒くしている内に、名古屋に着いてしまった。やはり39分では物足りない。というより、39分で名古屋に着く事自体に違和感を感じる。のぞみ、速過ぎ。

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