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名古屋へ行こう:血を吐く地下鉄編

  • 2011-01-24 (月) 0:35
  • 日常

新幹線を降り、Yahoo!路線情報の指示に従って市営地下鉄へ。東山線で藤が丘駅を目指す。この辺りは全くの初見で、案内板だけが頼りだ。程無く改札を見つけて乗車すると、平日の11時だというのに意外と混雑している。何故。

鏡ですよ。

名古屋の地下鉄はアグレッシブだ。力強過ぎる始動、揺れる路面、ガッチリ食い込むブレーキ。個人的な感想としては、名古屋>大阪>東京>京都の順にワイルドさを感じる。ナンバーワンだ。あと、名古屋の地下鉄車内には鏡がある。何故。

この時はまだ普通だった。

帰りも同じく東山線で帰ったのだが、藤が丘駅は始発駅となるので座り放題。仕事で疲れた事もあって、やれやれと腰を降ろさせて貰った。後は栄でも散策して帰るかな、等と考えつつボーッとしていたが、この路線はどうやら学生さんが多いらしい。名古屋嬢っぽい人も結構居て、あーやっぱり名古屋なんやなあ…と思った瞬間気が付いた。僕の周りに、男性が誰一人居ない。

さっきから女の子ばっかり乗ってくるから、近くに女子大でもあるんかなと思っていたが、違う。恐る恐るドアの告知を見ると『女性専用車両』の文字が。有効時間は17時から。急いで携帯を取り出すと、時刻は16時55分を指していた。全身から汗が噴き出す。今の所は一応問題が無い状態だが、栄に着くころには完全に下手人だ。きっと全ての席の女性に一発ずつ頂戴し、一番スピードに乗っている区間で投げ捨てられるに違いない。次の駅に着いた瞬間、極力平静を保ちながら下車、2つ前の車両へ避難。危機は回避された。

普段電車に乗る機会が無い僕にとって、女性専用車両はブービートラップでしかない。大体何で各社専用車両の位置を揃えてないんよ。こないだ乗った京阪電車は先頭車両が女性専用だったから、てっきりここもそうやと思ってたのに、ど真ん中て。もっと社内に女性らしい雰囲気を持たせてくれればこんな事には。女性しかいないという意味では、昔インタビューの付き添いで訪れたレズバー以来の心地悪さだった。

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