- IBM、磁気テープの記録密度で世界記録を更新–35テラバイト格納可能なカートリッジ実現へ(ZDNet Japan)
http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20407228,00.htm
知らない人も多いとは思うが、その昔、PCのデータ保存にはカセットテープを用いていた時代があった。フロッピーディスクの一つ前の世代で、僕も小学校の頃に何度も体験している。ちょっとしたプログラムを読み出すのに、5分くらいテープを再生させて待機するのだ。ピーガー音に夢を乗せながら。今ではカセットテープ自体を持っている人のほうが少なくなっているだろう。
そんな磁気テープ、今でも使われている場所がある。銀行などのデータベースバックアップがそうだ。これでもかという大きさの磁気テープが、恐ろしい速さで動いているシーンを以前映像で見た事がある。前々職のPOSレジデータも、全て磁気テープにバックアップを取っていた。磁気テープは、密かに生き続けているのだ。
上記の動画は、磁気テープが最盛期だった頃を思い出す歌だ。歌っているのはNEC PC-6601の音声合成システム。当時を知っている人が見れば、かなり泣ける歌だ。
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