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それでも豚足を選ぶ

  • 2012-02-14 (火) 0:35
  • 日常

夜にA君から入電。「今からNIGOROの二人と豚足食べに行くんやけど」と誘われたので、バスで西院へ向かった。豚足を出す『秋吉 河原町店』が定休日やったから、わざわざ西院店へ向かったという根性具合。A君の豚足にかける情熱はホンモノだ。まあ、年末に食べ損ねたしなあ。豚足と聞いて、電話越しにPANDAさんとならむらさんが爆笑していた。

少し遅れて現場へ到着してみたら、A君から「ゴメン、豚足の在庫が1個しかなくて、もう食べちゃった」という衝撃発言。まさかの僕だけ豚足お預け。それはともかく、昨年11月以来の再会だ。正直、ついこの前会ったような感覚だ。大阪と京都で仕事があったそうで、その後に呼んで貰った形になる。有難い話だ。

期せず盛り上がったのが、iPhone版『あざらし』の話。PANDAさんもならむらさんも所持していて、お互い息子や娘にも遊ばせているそうだが、カンヅメだらけになったPANDAさんは「子供には難易度高いよ」と苦笑し、ならむらさんは「このゲームはオッサン殺し(反射神経的に)」と評価していた。それぞれのリザルトを見るだけでも、点数の分布で色々解る。ならむらさんはかなりプレイスタイルを研究したようで、開発中の僕らと同じようなスタイルを順にとっていて笑った。やっぱみんな、同じ道を通るのか。


また、丁度クライマックスを迎えようとしていた『LA-MULANA』の実況プレイについても盛り上がった。プレーヤーが凶悪なトラップに引っかかっても、「ならむらさんだから」という免罪符が出来つつある事に、「そうか、やって良いのか」とニヤニヤされていた。トラップについては相当調整を重ねたそうで、「いかに自然に誘い込んでキメるか」を常時考えていたとの事。あと、どのトラップにも元ネタがあるそうだ(「スプラッターハウスのポルターガイスト」と聞いて鳥肌が立った)。また、『地獄パンチ』の秘密も聞かせて貰って、「実装するのが楽しみで楽しみで仕方なかった」等、涙が出るほど笑った。A君に対しても、「ホントは可愛いキャラに鬼畜な事やらせたいんだろう?」「一番やりたかったのは全滅エンドだろう?」「作ろう、えげつないトラップ」と危ない誘いをかけていた。PANDAさん曰く、「脳天にダーツ突き刺す『あざらし』作ったんだから、出来る」とも。

それ以外にも、真面目な話を沢山した。業界の話、国内と国外の話、プラットフォームの話。日本における『インディーズ』の大変さなども沢山聞いた。これからどう戦っていくべきかという話に熱が入る。日本ではなかなか『インディーズ』という土壌が育たないので、これを何とかしたい…というのが全員一致の意見だった。いや、僕は開発者でも何でも無いんですけどもね。でも、インディーズ、もっと盛り上がって欲しいです。

面白い話、マジメな話、ヤバい話も含めて3時間ちょっと。ならむらさんの終電でお開きに。その後、A君と二人で喫茶店に入ってまたもゲーム話。それも、僕の考えたネタの話を。

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