- 2014-09-26 (金) 0:35
- 日常
TGSへ行く直前くらいから、お隣さんの駐車場に猫が居座るようになった。といってもまだ子猫で、恐らく親猫とはぐれたのではないかという小ささだ。一応動き回るのに支障は無さそうだけれども、この大通りでは獲物をゲット出来そうもないし、どうしたもんかなと思っていた。
京都へ戻り、お隣さんを覗いてみたら、何と駐車場に猫用の籠が設置してあった。ご主人が飼う事を決めたんだそうだ。屋内では無く、これまで通り屋外で自由に動き回れるようになっている。元々人懐っこかった事もあって、子猫は近所の人たちのアイドルになった。通学中の学生からも愛され、良かった良かったと安堵していた。
今朝、お隣さんの店の前に、小さな段ボール箱が置かれていた。僕がそれに気付いた時、お隣さんは線香に火を付け手を合わせていた所だった。それが何を意味する行為なのか、理解するのに少し時間がかかった。あまりの衝撃に、言葉が出てこない。今朝出勤してみたら、目の前の植え込みの中で倒れていたんだそうだ。恐らく自転車か何かに轢かれてしまったんじゃないかと、お隣の奥さんと息子さんが話してくれた。僕は顔を覆った。
手を合わせ、あまりにも突然の不幸を悔やんだ。僕に出来る事なんて無かったけども、せめて安らかに眠って欲しいと思った。事務所を構えて以来、動物と接する機会が増えたんだけども、身近な動物の死に直面したのはこれが初めてだった。
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