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2012-01-30

オカン帰宅す

10月22日から101日、オカン退院。平日と言う事もあり、僕が車を運転して迎えに行くことになった。

病室へ向かうと、松葉づえをついている以外はほぼ以前通りの姿をしたオカンが居た。荷物を抱えて病室を後にすると、看護師さんやリハビリの先生達が、わざわざエレベーターホールまで見送りにきてくれた。皆さん、本当にお世話になりました。オカンは実にいつも通りで、特に興奮した様子も無く呑気に笑っていた。

さて、このまま帰宅、と思ったら、「正月行けてへんから、先にお墓詣り行きたい」と。そのまま母方のお墓があるお寺へ向かった。和尚さんの奥さんがオカンの復帰を大歓迎してくれて、そのまま長話。しっかりお詣りもさせて貰った。両親(僕の祖父母)のお墓の前で、随分と長い事手を合わせていたのが印象的だった。後から理由も聞いたのだが、これは是非本人の口からお聞き頂きたい。

昼過ぎ、ようやっと帰宅。特に感慨深い様子も無く、すぐに部屋着に着替えるいつものスタイルが復活。あまりにナチュラル過ぎて、とても100日以上入院していたとは思えない。特に僕は、事務所に滞在している時間が長かったので、『オカンが居ない自宅』を感じる時間が少なかったこともあると思う。それにしても、まあカラシ色のフリースの似合う事。

晩御飯は復帰を祝うと言う事で、すき焼きが現れた。男々しい茶色い食事からの解放。一家4人での食事。まだまだ完全とは言えないけれど、ようやく家族の日常が帰ってきた。

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