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最悪の行為『拗ねる』

  • 2011-02-07 (月) 0:35
  • 日常

比叡山に罪は無い。

毒を吐く。苦手な人はスルーして貰いたい。ちなみに仕事に絡んだ話では無い。ごくプライベートな話だ。僕は当事者では無く、ジャッジとして参加した。

『拗ねる』という行為がある。ものの本に寄れば、『素直に従わず、不平がましい態度を取る』という事らしい。類似語には『不貞腐れる』『いじける』などがある。

これ、いい歳こいた大人なら絶対やっちゃいけない事だ。ちゃんと筋の通った話なら無下に否定される事も無いし、『拗ねる』なんて結果に辿り着く筈もない。否定された時に、何故否定されたのかを考えないからこそ『拗ねる』なんて子供染みた行為に至るんじゃないのか。これは単なる『思考の放棄』『責任の放棄』で、そんな輩に文句を言われる筋合いは一切無い。人の上に立つ立場の人間ならば尚更だ。自立が出来ていない人間が人様の上に立つとは何事だ。

「俺の言う事なんか誰も聞いてくれない」のは、主張が間違っているか説明が間違っているかのどっちかで、いずれも原因は己の中にあるというのに、それを他人のせいにする。言葉尻を捕まえて詰る。「口調がむかつく」等、あらぬ方向に矛先を向ける。相手の態度をどんどん硬化させているのは、全部自分が拗ねて空気を悪くしているからだ。泣いて誤魔化しが効くのは子供までだ。主張を通したければ筋を通せ。だってもクソもあるか。間違っているのは、己だ。

こんな事、この歳になって言うハメになるとは夢にも思わなかった。何で大人が大人相手に子供をあやすように話さなければならんのだ。大抵の人間は思春期辺りに己という存在の小ささに気が付くのに、間違ったプライドだけを持って殻に閉じこもって、自分一人だけが悲劇のヒーローみたいに振舞いやがって。社会と接して生きていくならば現実を直視しろ。身内に迷惑をかけるな。素直に間違いを認めろ。自分が背負っているものの重さも理解せず、当たり障りの良いものだけを選り好んで生きたかったら山にでも篭もれ。

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