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三回忌でゴー

妙に哀愁が漂うオトン。

今日は父方の祖母の三回忌。早いもので、祖母が無くなってもう3年…かと思ったが、三回忌は『3年目』を指すのか。それでも丸2年、やはり時が経つのは早い。今回も関東や九州から親戚が集まり、お寺とお墓でお経をあげて貰う段取りだ。家族は全員礼服だが、一人だけ紺のスーツな僕。ネクタイは黒なのだが。

お寺までは僕が車を運転する、と宣言したのだが、実は丸半年ぶりくらいの運転だ。事務所を作って以来、ほとんど車に触る機会が無かったの僕。ちょっとしたリハビリには最適だろうと思ったのだが、今朝はその車で事故をする夢で目が覚めた。どう解釈したものか。

いっそ家族に手紙でも残しておくかと思ったが、良く考えたら家族を載せて運転するんだから意味が無いか、と思いつつ発進。予想に反して、全く何の問題も起こらず寺に着いてしまった。バックでの駐車に難がある所も変わっていない。半年ってこんなもんか、もっと新鮮な何かを感じるかと思ったのに。

お賽銭。

親戚はまだ来ていないという事で、一足早く境内に入って待つ我々。お賽銭を入れてから、領収書貰えますかとオトンに聞いたら怒られた。但書の部分に『お賽銭として』って書かれてたら税務署もウケると思ったのだが。5円。その後、石垣を和製ジェンガと見立てたらどうなるかを妄想。問題は抜いたブロックを何処に積むかなのだが。

わたわたしています。

程無く親戚は集まった。おじやおばは頭に白いものが目立つようになったが、それでも変わらず元気だ。ほどなくおっさん(お坊さんの事)が現れ、三回忌がスタート。前回はハラが痛くて地獄を見たが、今回は特に何もなくボーッと過ごしていた。いわゆる焼香タイムに移り、各人がお焼香を上げる。これお土産やねんけど、と生焼香を友人に手渡したらどうなるかを妄想し、一人悶える。摘まんで、額に持って行って、そのまま内ポケットへ入れる。これを延々繰り返すのだ。いつまでも焼香が終わらない僕を訝しむ親戚。何故要らぬ事を考えた。

去年までは風に苦しんでいました。

舞台はお寺からお墓へ。伯父が持っていた、風よけフード付きライターがカッコいい。こんな時にしか使用しないだろうが、不思議と欲しくなってしまうアイテムだ。その後数分で法事は無事終了。色々法事をネタにしてしまって御免なさいおばあちゃん。後は親戚一同でご飯を食べに行き解散。みんな小食なもんで、余ったおかずがガンガンこっちへ流れてきて大変な事に。

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