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2010-07-27

町家が涼しいというのは本当だった

気付いたのだが、町家は1階なら風通しが良くて冷房無しでも何とか生きていける。机と椅子を間借りした即席事務所を作りながら、そう感じた。奥行きがあって、内側はかなり暗く涼しい町家の構造。喫茶店をやっている日はどうしても熱がこもるものだが、その分休みの日は極端に涼しく感じる。2階の事務所に籠り切りだったので、これは意外だった。

だが、やはり事務所の机で仕事をしたほうが効率が良い。手の届く範囲に全ての物を置いてあるし、PCも3台自由に使えるし、何より体勢が楽なのだ。安物ではあるが、事務用椅子の恩恵は計り知れない。あと、散らかしても誰にも怒られないというのも理由の一つではある。そんなこんなで、早いとこ冷房が復活してほしいのだが。

夏の暑い日

川は良い。

待ち時間が出来たので、久々に近所の河原へ行った。サラリーマン時代は毎日この前を通ったものだが、最近ではぜんぜん通わなくなっていたので新鮮だ。夏、平日、猛暑という事もあって、人影は見当たらない。遠くのほうから、プールではしゃぐ子供の声が聞こえてくる。そう言えば小さかった頃は毎日ここで泳いだっけか。懐かしいなあ。

気が向いたので、川の真ん中まで入ってみた。ところどころ水面から顔を出している石を伝う。ここでコケたら恥ずかしいが気持ち良いだろうなあなどと思いながら写真を撮る。とても暑いけど、空が高くて最高に気持ちが良い。毎日室内で座りっぱなしの僕にとっては、余計に清々しく感じられる夏の日だ。

帰宅途中、走り回る子供や日陰でアイスを食べる子供を沢山見かけた。世間では夏休み。ラジオ体操、地蔵盆、プール、海、町内会のカレー、花火、町内サイクリング。夕立に祟られて笑いながら悲鳴を上げたり、いつもは決して近付かない山のほうへ冒険しにいったり。夏休みの子供は、遊ぶのが仕事だ。大人だって遊ぶのが仕事だ、と言いたい気持ちもある。

家に帰ってオトンとしょうもない話をしていたら、口に含んだ氷を噴き出して攻撃してきた。65歳児とも言うべき恐るべきアタック。30年経ってもやる事が変わらない。この子にして、この親ありである。今日も我が家は平和だ。

4台目のCR500セットアップ

昼、スーパーのK宅。オヤジさんに購入してもらったMSI CR-500のセットアップ。無線LAN環境も無かったので、併せてNEC Aterm WR8300Nも買っておいて貰った。

セットアップや隠しWinDVDのインストール、セキュリティ関連を固める作業などが終わり、後は無線LANのみという所で、WR8300Nがどうしても暗号化キーで躓く。ルータは離れた場所にあったので、僕がSSIDや暗号化キーを読み上げてKが入力するという段取りだったのだが。おかしいなと思って何度も見返すと、『C』が『4』になっていた。『シー』を勘違いしたらしい。ちょっとカクッと来た。

セットアップは1時間ほどで完了したのだが、その合間合間に先日のようにKの人生相談コーナーが始まった。かなり間違った経費削減をしていたので、オヤジさんと2人で説教。何故その発想に至ったのかが分からない。後日按摩師のNを読んで会合を開く事にする。

肌の白さに自信があります

朝、按摩師のKさんの診療所へ。サイトで使う顔写真などのデータを貰い、印刷物などの打ち合わせ。先に大体の話を聞いていたので、打ち合わせはスムーズだ。その後何故か肌の黒さ自慢が始まって診療所がカオスに。テニス焼けのKさん、サーフィン焼けのIさん、引き籠りの僕。一斉にズボンの裾をまくる。事務のIさんが「私より白い!」と声を上げるほど、僕の透き通るような白さが強調され、何だか辱められた気分になった。

森毅氏の本

美品ではないけど。

僕が事務所へ持ち込んだ本の中に、森毅氏の本が2冊ある。『すうがく博物誌(上・下)』、初版、サイン入りだ。母の実家に宛てられたものだったのだが、僕が幼少の頃、算数が好きだったという理由で譲り受けた、宝物だ。

中身もかなり面白く、1ページ毎に数学用語をユニークかつシニカルに説明していくというものだった。このシニカルさがたまらないのだ。難しい言葉も多かったので幼少の頃には半分も読めなかったが、高校生に差し掛かる辺りで読み直して面白さを再発見。数学者としてだけではなく、物書きとしても一流だと気付かされたものだった。安野光雅氏の絵がまた良い味を出しているのだ。

僕は数学者が好きで、技術者が好きだ。父方の祖父(天文・物理学者)や学研の影響もあると思うのだが、数学を操る人に憧れを持ち、新たな発見を耳にする度心を躍らせた。僕の数学的知識量なんて大学生にも及ばないレベルなのだが、僕は数学の持つ世界が好きなのだ。

このニュースを聞いた時、しばらく呆然とした。人間なのだから寿命があるに決まってはいるが、何となくこの人は不死身だと思っていた。年を経てもユニークさは一向に衰えず、老いてますます盛んというイメージを持っていたからだ。

時間が作れれば、森毅氏の本をもっと読んでみたいと思う。心からご冥福をお祈りいたします。

YahooがGoogleの検索エンジンを

なんと。これは僕らwebデザイナーからしたら、楽になるのか。個人的な調べ物ではGoogleしか使っていないので影響は無いのだが、さてはて。

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