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2010-07-02

さよなら人類 – たま

当時、カセットテープが伸びるまで聞き続けた『さよなら人類』。初めて聴いた時の印象は、『怖い』だった。『野良犬は僕の骨くわえ』という歌詞に恐怖を覚えたのだ。改めて大人になってから聴いてみたが、その怖さがより鮮明になった。歌詞が意味深過ぎる。それと同時に、完成度の高さにゾクゾクした。上手いわ個性あるわ意味深だわ、こんな凄いバンドだったのか。映像で見ると、メンバーの奇跡的なバランス具合が際立つ。パーカッション良いなあ。

実は割りと最近まで『たま』は活動していたらしく(ちびまる子ちゃんのEDテーマとか)、ニューヨークで公演をやったりと精力的に活動していたようだ。イカ天出身だというのもさっき初めて知った。そもそも関西ではイカ天を放映していなかったので、未だに番組名だけしか知らなかったりする。

『たま』のパーカッショニスト・石川氏のサイトに、このバンドの歴史が綴られた本が無料公開されている。まずは一部分だけ読ませて頂いたが、あのユニークなバンドからかけ離れた波乱万丈でグッと来る話が満載だった。時間が出来たら、ゆっくり読んでみたいと思う。この映画、観に行きたくなってきた。

名作・紅の豚

21時から読売テレビでやっており、洗い物をしながらワンセグで楽しんでいたのだが、最後の決闘の辺りで電波が途切れ、カーチスの顔面がボコボコになっている所でてフリーズ。絵』ブロックノイズも相まって、ちょっとしたホラー映画だ。声だけ聞こえるのがまた何とも。ポルコ・ロッソ=海原雄山。

幼い頃はよく映画を見に行ったものだが、大抵オカンや兄と一緒だった。そんな中、たった一度だけオトン・兄という組み合わせで映画に行った事がある。それがこの、『紅の豚』だった。人生初のレイトショーという事もあり、どうにもワクワクしながら観に行ったのだが、その期待を上回る面白さで興奮しながら帰ってきた記憶がある。『中年男のためのマンガ映画』という触れ込みもあって、普段こういうものを観ないオトンも「悪くない」という顔をしていた。大人になってからも何度も見たが、この映画は、まさに『男の子』の映画だと思う。宮崎駿作品の中ではイチオシだ。

そういや、映画館へ行くのに使ったタクシーでオトンが5,000円札を出して、「えー、細かいの無いで」と運ちゃんに嫌がられて兄が立て替えた事があったっけ。

石橋を叩いて壊すスタイル

朝から各所に電話とメール。権利や著作関係の確認だ。作業を進める中で思わぬ壁にブチ当たったのだが、どうにか対策を立てない事には前へ進めない。今までやった事の無かったジャンルなので、出来る限り調べて安心出来るようにした。調べていくうちに、思わぬ所から助け舟が出てきて解決出来そうな気配だ。一安心。

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