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2010-04-05

タイトロープが普通の道に

少し前までは渡るのに苦労していたロープが、いつのまにかサクサク渡れるようになっている。タイトロープがタイトロープじゃなくなっている。そんな不思議な感覚を覚えるようになった今日この頃。少し前ならば臆していたであろう作業量でも、いつの間にかこなしている自分が居る。今年に入ってから作ったものを見返してみて、結構な量をクリアしている事に気が付いた。知らない間にもう一歩踏み込めるようになったようなので、自分の中の基準点を修正する必要がありそうだ。

何故その事をご存知で

出勤前に、よくお向かいのKさんと話をするのだが、今日は想像だにしない話題を振ってきた。「こないだ、バレエのパンフレット作らへんかった?」と。

この仕事の話はまだしてなかった筈…またオカンが話したのかと思ったのだが、「いや、アナウンスで聞いたから」と。意味を理解するのにしばらく時間がかかった。つまり、Kさんも発表会に行っていて、開演前のアナウンスで僕の名前を聞いたという事だ。物凄い動揺した。

聞けば親戚の子供が、バレエのAちゃんとこの教室に通っているそうだ。嗚呼言われてみれば見知った名字の子供が確かに。幾らなんでも世間狭過ぎじゃないか。これは迂闊にヘンな仕事引き受けられんぞ。

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