- 2010-01-19 (火) 0:40
- 鍛錬
今年初セッション。かなり間が空いてしまった。今日のテーマは『崩す』。とにかく形式ばらずに、多少ズレても良いから崩す事を考えてセッションに臨んだ。ここの所の練習も、ずっとそれを考えてやっている。
最初のうちは、ギター2人、ベース1人、フルート1人、ピアノ僕という形。ギターのTさんがセッションの経験を積む為のセッションだったようで、僕はバックへ回った。アドリブも大体1コーラスから2コーラス。これが気楽で良かったのか、良い感じに緩急のある演奏が出来た。まだ手数に頼るきらいがあるが、それでも前に比べれば幅は広がった。
が、バックに回った際の合いの手がマズい。マスターも「数が多いし無意味やね、合いの手は必要最小限でバシッと決めにゃ」と言っていたのだが、相手のフレーズに対しての相槌が上手く打てない。仕方ないので、他の人をじっくり観察してみたら、上手い人はフレーズの流れを見てフォローを出すような感じだった。それこそ、会話のキャッチボールと同じ。ここでハッとした。
僕のフレーズはたまに言葉になっていない時がある(モゾモゾした言葉になる)。その時、バックに回った人たちが静かになったのを何度も感じた。これはつまり、会話になっていない、ならないと言う事なのだろう。上手い人のフレーズは、ちゃんと単語や文章になっている。自分が『会話する』事を念頭に置けていないからこそ、こういった場所で躓くんだと感じ、己の浅さを改めて思い知った。
恐らく今年は人前で演奏する機会が増える。少しでも上手くならなければならない。
- Newer: また新しいものに手を出すのか
- Older: 穴だらけのIE