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2009-08

女子高生と命懸けキャッチボール

先日の日記にも書いていた通り、教え子である三塁のKとガチのキャッチボールを行う事になった。が、朝起きたら土砂降り。まさに水差しといった感じで、天気図を見ても一日雨だったのだが、何故かお昼前に雨が上がった。ある程度覚悟を決めてグローブと着替えを手にする。

三塁のKとは数年前の演劇活動で一緒だった仲で、会うのは同窓会以来2年振りだ。多少は成長したかいなと待ち合わせ場所でキョロキョロしていたら、真っ黒に日焼けした女子がこちらへ向かってきた。格好こそは女の子っぽいが、この焼け方はどう見ても体育会系だ。ただ、中身はあんまり変わっていないようで安心した。たまに妙な敬語を使ったり、謎の慢心に包まれていたりと所謂『中二病』にかかる輩がいるのだが、あれは何だかこっちが気恥ずかしくなる。

見た瞬間ゾクッとした。

雨はまだ降る気配が無いので、折角やからキャッチボールするかという事に。一旦Kの家に立ち寄り(恐ろしい事に元職場の近所だった)、そのまま御所へ。適当な場所を見つけて準備を開始したら、Kは使い込まれたグラブと、その下につけるグローブ(バッティンググローブ?)を付け始めた。更にはサンダルからシューズへの靴チェンジ。マズい、本格的過ぎる。

最初はアンダースローで軽くキャッチボール。が、飛んでくる玉は一般的な女子のそれでは無い。フォームも良く、グンと伸びて落ちてこない。まるで父親(身内唯一の野球経験者)とキャッチボールしているようだ。僕は一気に本気モードにスイッチした。ちなみに僕は野球未経験のド素人なので、本気になっても気持ち以外何も変わらない。

徐々にテンポアップ。楽しくなってきた。コントロールにだけ気をつけながら、必死でボールを投げ返す僕。事も無げに鋭い返球をしてくるK。だんだん差がハッキリして悔しくなってきたので、意地を見せるべく全力で投げる宣言を行った。するとあろう事か、Kは軽く腰を落として構えるではないか。つまり、ボールが何処に飛んできても対応出来るように、『守備態勢』に入ったのだ。これを屈辱と言わずして何を屈辱と言うのか。かくして放たれた球は、期待通りKの遥か頭上を通過していった。

その後も約30分以上キャッチボールは続けられ、僕は汗ドボドボ状態まで追い込まれた。挙句、「現役やからどうしても口出ししたくなる」とダメ出しまで頂き、当初の予定通り惨敗を喫する事になる。この場で僕が得たのは、普段使わない部位の筋肉痛だけだった。負け惜しみで、年頃の娘に危ない球は投げられんから加減したんやと言ったら、「こちとら毎日『打球』を身体で止めてるんや」と言い返された。ぐうの音も出ない。

延々と泳ぐ

もう少し安ければ頻繁に通うのだが。

強烈な西日にやられ、部屋で溶けかかっていた僕。ヒザのリハビリに軽く泳ごうと思い立ち、水着を引っ張り出して西京極の『京都アクアリーナ』に行ってきた。ここには京都では数少ない50mプールと飛び込み台がある(飛び込みは予約・許可が必要)。

始めは軽く身体を動かしてノンビリしようと思っていたのだが、少し泳ぎ始めてだんだん火が付いてきて、結局1500m連続で泳いだ。基本的にはゆっくり泳ぐのだが、何本かは本気で泳いだりもする。ただ前述の通り、ここのメインプールは片道50m。正直、30mを過ぎた辺りで身体が言う事を聞かなくなり、40m辺りでは息も絶え絶えになってくる。50mプールを体験したことの無い方には、いつまで経っても向こう側に届かないという絶望感を是非味わっていただきたい。

それにしても本格的に水泳をやっている人の速いこと速いこと。普通に平泳ぎで泳いでいたら、後ろからクロールの手だけ(!)で抜かれた。正直ショックを隠せない。

オサレカフェとヒグラシ

とてもとても良い感じ。

餡子のHに連れられて、五条大橋の傍にあるカフェ『efish』にお邪魔してきた。以前から行きたくて行きたくて仕方の無かった店だったのだが、期待を上回る内装具合だった。また、鴨川が一望出来るようになっているのが素晴らしい。

この店はデザイナー西堀 晋氏が作ったもので、実は川端四条の『枝魯枝魯』や北白川の『prinz』もこの人が手がけたらしい。言われてみればテイストが似ている。決して攻撃的では無いのに隙が無い、気持ちの良い建物だった。

その後、四条木屋町の辺りを散歩していたらヒグラシが鳴いていて驚いた。何でこんな所でと思っていたら、餡子のHから「ヒグラシって何?」という恐ろしい発言が。いや、今この鳴いてるヤツやんと言ったら、「あーこれヒグラシって言うんや、鳥?」という物凄いカウンターパンチを頂いた。

お三度参り

割と小さい。

一ヶ所目、粟嶋堂宗徳寺

場所は京都駅から西、リーガロイヤルホテルの裏あたり。婦人病の平癒と書いてあったのでお邪魔した。人形供養なんかもやっているようだ。どうでも良い話だが、境内で電気工事をゴリゴリやってて風情もへったくれも無かった。

あぶり餅食べたかった。

二ヶ所目、今宮神社

北大路駅からずーっと西のほう、大徳寺の更に北。疫病除けの効果があるらしい。何か見た事ある所やと思ったら、10年ほど前に按摩師Nに連れられてあぶり餅を食べた神社だった。久々に食べたかったのだが、時間が押しているため泣く泣く移動。

京都を一望出来る。

三ヶ所目、建勲神社(たけいさお神社)

今宮神社を参拝している際に餡子のHから電話があり、「どうせならお三度参りしたほうが良い」と言われて急遽立ち寄った神社。後で調べて解ったのだが、ここは織田信長の霊地らしい。この神社がある船岡山という場所にも記憶があったのだが、これも同じく10年ほど前にロケの仕事で訪れていた場所だった。妙な偶然が続く。

あとは無事を祈るばかり。

悲劇を招くスタイル

味はまあまあ。

何度も何度も手痛い目に遭っているのに、未だに油ものを作る際にTシャツパンイチで臨んでしまう。油が飛び跳ねてから自分の格好に気付くという流れは数年間続いており、すでに芸術の域に達している。滅多に台所に立たないが故の過ちなのだが、それだけが原因とも言い切れない所に僕らしさが潜んでいると思うのだがどうか。

折りたたみ自転車が欲しい

これは欲しい。一方通行の多い京都市内においては、原チャと自転車は様々な場面で良い勝負になると思う。ここまで小さく出来るのなら、電車での持ち運びも気軽に行えそうだ。問題は価格か。

何をもってデジタルとするのか

最近のは5枚刃か。

頭のモサモサ具合が限界になったので、散髪に行ってきた。毎度の事ながらマニアックなトークをする僕と美容師Nさん。それでも今日はメーカー製PCの欠点についての話という、今までの中では一番大人しい内容だった。寧ろそれよりも、今日は髪についての話題が中心。デジタルパーマって最近聞かない→デジタルパーマって何がデジタル?→そもそもアナログな髪にどうデジタルを施すのか、といった議論になった。

サクッと調べてみたら、デジタルパーマというのは形状記憶パーマの事を指すらしい(登録商標らしい)。でも、肝心のデジタルという部分が、何処を指しているのかがあまり明確に示されていなかった。腑に落ちん。

帰り際に試供品のT字カミソリを頂いてホクホク。肌が弱い僕にとって、この5枚刃は切り札となるか。またそのうちレビューする。

ついに余白に手を出す

まあまあ。

既にお気付きの方もおられるかもしれないが、トップページの『余白』にてGoogleMaps APIの実験を行っている。あまり深くまで掘り下げる事は無いかもしれないが、結構面白い事が出来るので、一通りいじってみようと思う。

今後も余白欄は気紛れに更新していくと思うので、お暇な方は是非チェックしてほしい。

久々の電話で大興奮

偶然とは恐ろしいもので、一緒に演劇指導をやっていた講師のGちゃんから電話が掛かってきた。先日の教え子に引き続き、こちらも会って同窓会の話をする事に。ちゃんと顔を会わすのはかなり久しぶりなので、結構興奮している。電話だけでも相当テンションが上がった。妙に嬉しい。

シュールギャラリー

学校のにおい。

久しぶりに京都芸術センター(明倫小学校跡)へ行って来た。参考資料を手に入れるのと、ギャラリーを堪能する為だ。ほんの2ヶ月ほどしか間が空いていないのだが、随分時間が過ぎたように思う。

ギャラリーは今日新しく入れ替わったばかりのようで、中身はシュールとしか言い様の無いものだった。定期的に音叉が鳴り響き、水蒸気を凍らせては蒸発させと、文章で書いてもさっぱり解らないのだが、実際に作品を見てもよく解らない。今まで見た中では一番シュールだったと思う。

このギャラリーに関連して、夏休み期間中には様々なゲストによる演奏会もあるようなのだが、そこで随分懐かしい名前を発見して驚いた。やはり京都は狭いなと感じる。ちょっと興味が沸いてきたので、ひょっとしたら顔を出すかもしれない。

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