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腰地獄 – 生殺し編

腰の状態は芳しくない。早いとこ何とかしたいので、今日は仕事を早めに終わらせて、按摩師のN宅へ向かう事にした。どうでも良いが、事務所を出た途端土砂降りとはどういう事か。特にこんな状態の悪い時に。

家にお邪魔すると、ちょうど阪神が負ける所がテレビに映し出されていた。大型REGZAで見る敗戦はことの外虚しい。と、そこへ謎のBGMが流れてきた。

耳を疑った。クレモンティーヌというフランス人のアーティストらしいが、『はじめてのチュウ』がマジもんのボッサになっている。続けざまに聴かされた『バカボンメドレー』の、まあ何というクオリティの高さ。他の曲も全部、とんでもない完成度のアレンジ。コード展開がバリバリのジャズだ。アニメンティーヌというアルバムらしい。買う。

その後、何故か『エヴァンゲリヲン 破』と『サマーウォーズ』を中途半端に見せられるという生殺しに合う。特に『サマーウォーズ』は良いシーンを見させられながら激痛マッサージという、拷問のような状態に。やめてー再生止めてーやめてー。

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