Home > Archives > 2010-09-13

2010-09-13

腰地獄 – 病院探し編

とにかく、腰をどうにかしなければならない。今日は15時から四条で打ち合わせなのだ。バナナを口に放りこみ、朝一でやっている整骨院を探す旅に出た。姿勢を保てば、何とか自転車は漕げるようだ。

最初に向かったのは、通勤時に毎日前を通る整骨院。幸い9時から空いていたので飛び込んでみたら、「予約制ですので…昼まで埋まってます」と恐ろしい返事が返ってきた。そんなに待ってたら自我が崩壊する。すぐに飛び出して病院探しを続けるが、ここも予約制、ここは保険が効かない等、診て貰えそうにない所ばかり見つけてしまう。

10分ほどして諦め、事務所に戻って今度は原チャを引っ張り出してきた。ちょっとの段差を乗り越えるのも一苦労だが、こちらも乗ってしまえばまだ耐えられる。方角を変えて、祈るような気持ちで走り出したら5分と経たずに発見、予約制じゃない接骨院だ。

中へ入って初診表みたいなものを書く。最初は座るのが怖かったのでずっと立っていたが、このままだとただの変な人なので意を決して座る。目の前に置いてあるテレビでは、舘ひろしが「たまにバスローブのまま局に来る」とかいう話を延々している。どうでも良い。10分ほどして名前を呼ばれたので、気合を入れて捕まり立ち。若いスタッフが半笑いで「大丈夫ですか…」と声をかけてくれた。残念ながら大丈夫ではない。

中ではベテランぽい先生がおられて、マッサージ→電気治療→針→ストレッチ→テーピングのフルコース。これってぎっくり腰ですかねえと聞いたら「そうですね」と止めを刺してくれた。聞けば寝違いから起こるぎっくり腰もあるそうで、恐らくこれが原因ではないかと。あと、単純に運動不足。10年くらい前に腰を痛めて接骨院と同じ事を言われた。「肉を取り除かんとねえ」と。

20代後半の頃に僕と知り合った人は想像出来ないかもしれないかもしれないが、僕はかなりの肥満体質だ。メシは人並み(より少ない時も)、間食もジュースも摂らない、酒もタバコもやらない生活でも、運動しないとすぐに太る。どうやら、燃費が以上に良いらしく、ほおっておけばとんでもないスピードで肉が溜まっていくのだ。五体満足で何不自由な衣生活だが、この体質ばっかりは恨む。

閑話休題。治療は20分ほどだったが、恐ろしく身体が軽くなり、痛みも軽減された。それもこれも、どうやらキネシオテープという筋肉を補助するテープのお陰のようだ。筋肉の筋に沿って貼る肌色のテープで、スポーツ選手なんかがよく使っているあれだ。たかがテープと思っていたが、これが半端無く効く。ラクチン過ぎる。これで昼からの打ち合わせも乗り切れそうだ。先生有難うございました。ひょっとしたら明日も通う事になるかも。

腰地獄 – 寝床編

僕は寝付きが良い方で、一度寝たら大抵朝までグッスリだ。夜中や明け方に目を覚ます事はほとんど無い。あるとすれば、それは体調が著しく悪い時だけだ。

就寝前まではあれほど落ち着いていた腰が、文字通り火を噴いた。仰向けでも、うつ伏せでも、横を向いても。座布団を腰の下にしいても、痛みが一向に収まらない。時計に目をやれば、まだ午前5時。昼から巡回している按摩師のNを待とうかと思っていたが、もはやそれどころではない。何とか工夫をして、朝まで乗り切って近場の整骨院に駆け込むしかない。あと4時間、地獄だ。

そういや2年位前に母親が似た症状になって、寝床でのた打ち回っていたなあ。あの時も、どうにか寝方を工夫して痛みを和らげようとしていたけど、結局眠れなかったんだっけか。今の僕と全く同じじゃないか。ひょっとしてこれ、ギックリ腰か。

途中二度ほど起き上がって水を飲んだが、その時の方は痛みがマシだった。という事は、出来るだけ真っ直ぐの姿勢になれば痛みも少ないのか。すがる思いで毛布を外し、畳の上に直に寝てみたら(腰の座布団だけはそのまま)、これが実にシックリきた。地獄を脱出したのは、外も明るくなりつつある午前6時。目を覚ました僕を出迎えてくれたのは、やはり腰の激痛だった。

Home > Archives > 2010-09-13

Search
Feeds
Meta

Return to page top