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2010-09-29

HDDを付けては外して付けては外して

PCメンテの為、再びジャズバーのマスター宅へ。先日マザーボードをチェックしてからは調子も良くなったみたいだが、せっかくHDDを買ったという事で換装。作業自体は10分ほどだが、とにかくインストールに時間がかかる。メーカー製PCによくある一括インストールディスクや再セットアップディスクなんて気の効いたものは無い。DOSPARA製品はOSからドライバから、全部自分で入れていくのだ。慣れてない人には敷居が高い作業だと思う。

作業自体は簡単で、後はひたすら待つだけなので、娘さんであるバイオリニストのYちゃんとひたすら雑談。まあ喋った喋った、19時半から24時半まで。後から考えたら5時間もノンストップで喋ってたのか。道理で喉が枯れる訳だ。音楽話は勿論、政治、国際、結婚、服飾(Yちゃんはずっと型紙を作っていた)、ドイツなど多岐に渡った。中でも興味が湧いたのが、聴力の話。

人間は練習をサボると、テクニックだけではなく、耳まで弱るそうだ。弱るというのは、認識が甘くなるという意味で、演奏が雑になっても気が付かなくなったりしてしまう。逆に、根を詰めて練習をすると耳が強まり、異常に細かい所まで解ってしまうそうで、こうなるとアラばかり見えるような感覚に陥って『自分は下手だ』と思ってしまいがちになるそうだ。どちらも思いっきり心当たりがある。曰く、「音に関しては、主観ほど当てにならないものは無いですよ」と。プロの発言は説得力がある。

作業も終盤、一通りのソフトもインストール完了したが、何処を探しても『はがきスタジオ2007』だけが見当たらない。購入時には入っていたのだが、インストール用ディスクも見当たらないし、説明書らしきものも見当たらない。住所録のデータなどが入っているので、これは困り者だ。代価ソフトは見つかったが、まずははがきスタジオ形式からExcel形式にでも書き出さねばならない。が、はがきスタジオは前のHDDにしか入っていないのだ。結局新しいHDDを外して、前のHDDを繋ぎ直してサルベージした。ついでに他にもデータがありそうなものを拾ってもらう事にして、今日はここまで。お疲れ様でした。

お向かいさんはカメラマン

カメラマンのSちゃん来訪。『ちゃん』と言っても男の人で、しかも4つくらい年上だ。何故そんな呼び名なのかと言えば、我が家のお向かいさんで幼馴染だからだ。幼少の頃からずっとそう呼んでいたので、今更呼び方を変えるのも気持ち悪いという事で今日に至る。

良いなあ。

さて、そんなSちゃん、今日は喫茶店のイメージ写真を撮って貰う為に来て貰った。本業は人を撮るほうのカメラマンなので、こういう写真はあまり撮影した事が無いそうだが、バッグの中にはエゲつないレンズが5本も入っている。それだけでテンションが上がった。ここぞとばかりに写真の質問をしてみる。

  • 暖色系の照明がある部屋から外を撮ると青くなるけどバランスは取れない?→どちらかに合わせるしかないので無理
  • 外観を撮影すると色飛びが酷いけど何とかならん?→町家は白黒ハッキリしたコントラストの建物やから、何処かは犠牲になる
  • 綺麗に庭の写真を撮るには?→ひたすら待って、太陽光の角度や具合を探って撮影

プロはカッコ良い。

「撮影者は完璧を求めたがるけど、スタジオ撮りや完璧なセット・ライティングでも無い限りバランスが取れた写真は撮れへんし、見る方も気が付かなんよ」という言葉通り、町家が掲載されている雑誌を見ると、無理がある写真も結構多い。意図して見なければ、そこまで気が付かないものなのか。青空があって、外観が映えて、中もチラッと見える写真なんて、合成以外あり得ない。なるほど、納得。

レンズをバンバン換え、これでもかと写真を撮り続けるSちゃん。300枚は軽く越えている。そんなに撮影して、バッテリーとかメモリとか大丈夫なん?と聞いてみたら、「今の現場では大体3時間で2,000枚は撮るから」と笑われた。恐るべし、プロカメラマンの世界。

今日の反省点。予めこういう写真が欲しい、というイメージを見せられなかった事。やはり口や雰囲気よりも、例えになるような写真や雑誌を用意しておくべきだった。必要以上に試行錯誤させてしまって申し訳ない事をしてしまった。同じような苦労を自分のジャンルでもしているのに、そこに気が付かなかったとは。痛恨だ。

大失態

コメントを出せない程の出来。

箱を開けた瞬間にイヤな感じがした。じっくり見て溜息。新しく試した事が、ことごとく裏目に出てしまった。紙質とデザインがマッチしていない上に、印刷ズレでバランスも滅茶苦茶。半分以上が使い物にならない。1mm程度のズレは裁断上ままある事で、印刷屋さんの責任ではない。そういうレイアウトをした、自分が悪いのだ。あまりの出来に目を逸らした。酷い。過去最悪の仕上がりだ。一から作り直す事にする。

誰かが僕の頭を触っている

朝起きたら、誰かの手が僕の後頭部を触っていた。

理解した瞬間、一気に目が覚めた。明らかに誰かの、知らない手が僕の後頭部を支えている。何だこれは。ゾッとして手で払いのけようとした瞬間、更なる事実が判明した。僕の後頭部に触れていたのは、血が行き届かず感覚を完全に失っていた、僕の左手だった。

僕の寝相が悪いという話は前にも書いたが、どうやら奇妙な体制で寝ていた為に、腕を圧迫して血が止まっていたらしい。取り敢えず左腕を動かしてみたが、感覚が戻ってこない。とにかく血を通わせる事が先決だと思い、真っ直ぐ寝たまま気を付けの姿勢。気合で手を開いたり閉じたりする。自分でも驚いたのだが、恐ろしい勢いで血が流れていき、温かさを感じ、肩から指先に向かって感覚が戻っていった。貴重だが、またやりたいとは思わない、ゾッとする体験だった。

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