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2012-06

このスクロールバーはまさか

「IE8以上で見られれば良いですよ」とP社のTさんに言ってもらったのに、エンドユーザの幅広さを考えてだんだんIE6寄りになりつつある自分のチキンさ具合が情けない。まあIE6は最低限度見られる、という程度に対応してるんだけども。

そんな事より、cssやテンプレートが出来上がってから衝撃の事実が発覚。お手本とすべきサイトが、何とフレーム分割だったのだ。必要な部分だけFirebugやChromeでソースを覗いていたので、まさかフレーム分割だとは思いもしなかった。ページを量産する前で良かったけども、まあ何と面倒な。最初はiframeで組もうとしたんだけども、内容物がどうしてもiframeでは上手く表示出来ない。じゃあ何か、framestか。そんなん使うんいつ以来や。

ごく簡単に説明を。フレーム分割とは、複数のWebページを一つのページにまとめて表示させる技術の事だ。昔はよく使われたんだけども、最近ではとんと見かけなくなった技術の一つ。一見便利そうで、実はかなり問題の多い技術だ。

流石にframesetの仕様を覚えておらず、資料を探しまわって組んでみるもフレームのスクロールが上手く出てきてくれない。調べまわったら、リセット用cssが邪魔をしていたらしい。ええい何から何まで。そもそもこれ、フレーム分割する意味あるんか、と思って検証してみたら、嗚呼これはフレーム分割じゃないとユーザが面倒くさがる事になる。あばばあばば。

結局framesetのテンプレートを作りなおすのにエラい時間がかかってしまった。許すまじframeset。

見た事の無い姿同士

先日お世話になったばかりの、スイスのお茶人Mさんがテレビ取材を受けるらしい。奥さんから連絡が来たので、喫茶店を兄に任せて原チャで庵へ向かった。道中、着物姿の女性を追い抜いたのだが、同じカッコの女性が続けて庵に入ってきた。従兄妹のAちゃんだった。今日はMさんと一緒に撮影される事になっているのだ。

しばらくすると、今度はウチの喫茶店の常連さんである、庭師のMさんがやって来た。聞けば、撮影のエキストラに呼ばれたそうだ。二人ともお茶席にふさわしい恰好ではないか。かたや僕、シャツにジーンズ、黒靴下。聞いてないすよそんな話。そもそも僕とMさんが並んで座ったら画面狭くてしゃあないやないですか。ここは若い二人に任せて。ね。

程無く撮影スタッフさんがやってきて収録開始。カメラマンとカメアシの2人体制で、カメラもかなりコンパクトなものだった。照明はLEDがビッシリ埋まった電池駆動のもの。僕がバイトしてた時代とはエラい違いだ。実はMさんの奥さんもケーブルテレビ局でカメアシ経験があり、微妙に詳しい2人がフォローをするという奇妙な現場となった。

そう言えば、Aちゃんがお茶を点てているのを見るのは初めてだ。今まで何度か一緒に茶席へ座らせて貰った事はあったんだけども、いつもお客側(?)で座っていたので、こういうシーンを見た事が無かった。思った以上にしっかりした振る舞いで、素直に驚く。また、Mさんが生徒さんを指導するシーンも初めて見る。片言の日本語で説明するMさん。良い時に呼んで貰えたなあ。

撮影が2時間ほど進んだところで、僕はタイムオーバーとなり先にお暇した。聞けば夕方まで撮影は続いたそうで、長丁場本当にお疲れ様でした。放送日は、何と来週の火曜。早過ぎる。しっかり録画して、家族みんなで観させて貰おうと思う。

ゲーム浮世絵という世界

『ゲーム浮世絵』なる恐ろしいものを作っている外国人が居るらしい。Jed Henry氏、恐るべき職人魂だ。このバランス感覚、見事と言う他無い。一瞬笑って、次の瞬間には納得して感動している、こういう発想が出来るって素晴らしいなあ。日本、愛されまくってる。

見えていた次の壁

間もなく出産の為、実家に帰るアクセサリのOさん。そのギリギリのタイミングで、公式サイトをリニューアルする事が出来た。ホントのギリギリのギリギリ。何せ、喫茶店で開かれている寄席を見ながら更新をかけたのだから。

技術的な面でも、時間的な面でも、恐らく僕がやってきた仕事の中で一番キツいタイトロープだった。行けそう→ヤバそう→何とかする、の連続。どうにかして時間を作って作業をするしか無かった。特にこの6月、喫茶店でのイベントが過去にない量で発生し、時間も環境も限られた状態がずっと続いていて、精神的にかなり追いつめられていた。それでも何とかリリース出来て、Oさんにも十二分に満足して貰えて、これでもう思い残す事は無い。と言いたい所なのだが。

ここに次の仕事が鎮座している。Webページの設計、総数70ページ。過去最高の量だ。一つ仕事を終えても、感慨に浸る暇すら無い。果たして僕は、生き残る事が出来るのか。Oさん、頑張って子供産んできてね。子供が産まれた頃にはこっちも楽になってると思うんで、その時一緒に感慨に浸りましょう。

次のディズニー映画は8bit

  • 2012-06-07 (木)
  • CM

ディズニー映画ってほとんど見た事が無いんだけども、今度の新作にはちょっと興味が。かなり古いアーケードゲームのキャラが主人公らしい(創作上のゲームだけども)。かなりドンキーコングを意識してる感じがまた。ドット絵の感じは、間違い無く80年代の任天堂だ。そういや任天堂とディズニーってかなり似た存在だと思うけど、両社が積極的にくっついて何かやった、って事あったっけか。ちょっと気になる。

来客ラッシュで脂汗

12時から渡米のMさんが来て、13時から陶房のNさんが来訪。15時くらいから喫茶店に台湾からの留学生さんが来られて、結局何も出来ないまま事務所を後にした。いやいや、ヤバいんですって。幾つ仕事残ってるんよホンマに。帰宅してから歯を食いしばって仕事を続ける。

果たして肉眼で見えた人は居たのか

太陽の前を金星が通過するという、正式名称を何と呼ぶのかよく解らない現象を撮影する。通勤中、金環食の時にオカンが買ったフィルターで太陽を見たんだけども、全く影は見えなかった。改めて200mmズームで覗いて解ったけど、これ肉眼で確認しようと思ったら、2.0以上の視力入りまっせ。皆で観測しましょうって、ちょっと無茶な話ですわいな。

それにしても、金環食の時もそうやったけど、太陽にカメラを向けるのが怖くて仕方ない。今日は高度もあったのでファインダーに太陽を入れるのにやたら苦労した。フィルターも今日はオカンに借りた安物だったので、ホンマに大丈夫か、ホンマに大丈夫かと腰が引けながらの撮影だった。これでしばらく、太陽をファインダーに入れる機会は無いかな。

今更ながらにDropbox

実は今まで一度もDropboxを使った事が無かった。というか、使う必要が無かったので使っていなかった(基本事務所に引き籠っているので)。が、P社の技術屋Tさんに勧められて共有してみたら、あんれまあ仕事が恐ろしく楽に。いちいちメールでファイル送らなくても良い訳で、しかも思ってたよりずっと同期が早い。うわあ、僕アホや。何でこんな便利なモン使わんかったんや。公式サイトに説明ビデオが有るので、これ何のサービスよという方は是非に。

意外なチーム、意外な繋がり

スイスのお茶人Mさんの庵でお茶会。今日、一緒の席になるのは、ジャズバーのママさんと、その娘さんであるバイオリニストのYちゃん。そして、兄がクラシックピアノを習っていたT先生。何だこの組み合わせは。音楽の塊ではないか。ウチの喫茶店主催の会なのだが、この組み合わせは想定していなかった。

もう一つ想定していなかった、というか気付いていなかった事がある。Yちゃんは毎年夏にドイツのほうへ短期留学しているのだ。お茶人Mさんはスイスドイツ語を話す事が出来る。茶席で始まる、まさかのドイツ語会話。Yちゃんがドイツ語を教えて下さい、とMさんに持ちかけて、エラい面白い事になってきた。こういう繋がり方をするとは思わんかったなあ。

お茶会のほうはいつも通り、実にリラックスした感じで楽しませて頂いた。床の間や水差しが実にユニークで、一見どう使うのか解らないようなものがピッタリ和にハマってしまう。Mさんのセンスには脱帽するばかりだ。

そして撮影してきたものは

今日は月食、という話をTL上で見かけて、忙殺されてるのに三脚とカメラを担いで事務所を飛び出した。で、花火とホタルを撮ってきた。あ?月食?ねぇよそんなもん(山に隠れて見えませんでした) 。

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