Home > Archives > 2010-09-25

2010-09-25

オカンと二人で大騒ぎ

喫茶店のショップカードを新調して印刷屋さんに入稿したら、目印にしていたお店が移転したでござる。呆然自失。

景色に飢える

夕焼けの色って良いですよね。

メシとトイレ以外は座っているだけで大抵の事が出来てしまう、この事務所。当初から考えていた通りの使い勝手で、何をするにも本当に便利な環境だが、それと引き換えに『動く』事によって得られる楽しみや喜びを失ってしまった。

サラリーマン時代、毎日定時に出社して、イジでも定時に退社していたものだが、時間に余裕があれば道中寄り道する事だって出来るし、ビジネス街や繁華街ならではの発見なんかも多かった。何より、歩く事で変わる『景色』があり、それが楽しみの一つになっていた。色んな角度から色んな物を見るのは、とても楽しい。

今、僕の視界にあるのは、PC関係一式と、ちょっと散らかった事務所の机、本棚、電子ピアノ、床、窓、壁くらいのもんだ。今でも通勤はしているが、朝の出勤はともかく、夜の帰宅はいつも遅く、辺りは暗い。店は閉まっているから寄る場所も無いし、夜景を見られるようなスポットも近くには無い。

今日、久しぶりにじっと日の入りを見て、そんな事を考えた。嗚呼、僕は景色に飢えてるんやなあと。事務所を構えてもうすぐ1年、自分にそんな欲求があったとは気が付かなかった。これから外で仕事をする時は、少し寄り道して帰ろうと思う。

説明しづらいメンテナンスの重要性

ソフトウェア業界(特に受託開発業界)は、基本的に正直者が馬鹿を見る世界である。顧客(あるいは経営者)が、保守性というソフトウェアの最も重要な品質を正しく評価できないという、情報の非対称性が存在するからだ。ソフトウェアの品質が、本当にいいか悪いかではなく、いかにまともであるかのように見せかけて、手を抜くかが経営者の腕の見せ所になった(売り手と買い手の間の情報の非対称性を是正する手段を持たない産業では、どこでも同様であろう)。

リンク先に例として示されているコード、似たような話を学生時代に聞いたことがある。そこそこ有名な市販双六ゲームの中身が、switch-case文の山だったそうだ。曰く、「動けばそれで問題無い」と。

僕らWeb屋も、似たような状況に直面する事がある。「昔に作って貰ったんやけど、何か表示がズレるからちょっと見てくれる?」と渡されたソースは、大体中身が滅茶苦茶で、手の付け様の無いものがほとんどだ。それでも納品時には、ちゃんと家として建っている(ように見える)から通ってしまう。タチの悪い話だ。で、「何で直すのが難しいの?」と聞かれたりする。

こういう場合、僕は大抵、土台が腐ってるから上に何を立てても崩れるんです、と説明する。良い作りの家は、百年経ってもメンテし続ければ綺麗に住めるが、作りが悪ければすぐに雨漏りしたりするし、修繕しようにも人が登れるほどの耐久性が屋根に無い、みたいな事になっていたりする訳だ。

こういう話は、一度痛い目に遭った人ならば比較的すんなり理解して貰えるのだが、初めてWebサイトというものに触れ合う人に説明するのは凄く難しい。可読性が高く、汎用性も高いソースを組み上げたとしても、喜ぶのはメンテナンスや保守をする側の人間で、クライアントではない(間接的には喜ぶだろうが)。事故さえ起きなければ住んでいる人間には違いが判らないし、メリットを感じる事も無い。こういう理由から、メンテナンス性を重要視しない(理解出来ない)人は結構多かったりする。曰く、「住めれば問題無い」と。

西岡も200本

おめでとう、まさかの1シーズン2人目、200本安打達成。猛打賞27回もプロ野球新記録。去年どん底中のどん底を見た西岡が、ここまで一気に成績を上げてくるとは思わなかった。そういや西岡ってまだ26歳だったのか。まだまだ伸びしろのある年齢なので、更なる記録に期待したい。

ちなみに、僕の中で一番印象に残っているのは、2005年日本シリーズと2006年WBC決勝での、一二塁間へのプッシュバント。選手も観客も虚を突かれたあのバントが、ずっと頭から離れない。

Home > Archives > 2010-09-25

Search
Feeds
Meta

Return to page top