ニュースは何度も耳にしていたが、こうやってCMで見てみると何だか感慨深いものがある。テレビの電源を入れて、空チャンネルに合わせる所から始めてるのが非常に好感触。今でもファミコン本体の箱を持ってる人なんて、コレクター以外にはほとんど居ないだろうなあ。ちなみにこのCM、『カセットをフーしたら錆びるし止めてね』バージョンがあるのだが、今更言われてもと言う人が多いらしい。この話、当時僕はどこかで耳にしたのだが。
25年前と言えば8歳、小学3年生か。最初に遊んだのはN君の家でだったと思う。あの頃はどんなゲームでも新鮮だったから、ファーストコンタクトにそれほどインパクトは無かったのだが、やればやるほどにその完成度と世界観に飲み込まれ、ハマったものだ。従兄弟のM君が8-2で見せたBダッシュでの小さい穴回避には奇声を上げ、テニスとの過激なカセット交換による256ワールドにも心を揺さぶられた。今思えば、スーパーマリオは初めて『攻略』というものを考えさせてくれたゲームかもしれない。
そういやお隣のH君とウチの兄と3人で、自転車に乗って任天堂本社を覗きに行った事もあったなあ。結局外観を見ただけだったけど、あれは本当に興奮した。『見に行った』という事実だけで十分満足出来た、良い時代だった。
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