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腰地獄 – 寝床編

  • 2010-09-13 (月) 0:30
  • 日常

僕は寝付きが良い方で、一度寝たら大抵朝までグッスリだ。夜中や明け方に目を覚ます事はほとんど無い。あるとすれば、それは体調が著しく悪い時だけだ。

就寝前まではあれほど落ち着いていた腰が、文字通り火を噴いた。仰向けでも、うつ伏せでも、横を向いても。座布団を腰の下にしいても、痛みが一向に収まらない。時計に目をやれば、まだ午前5時。昼から巡回している按摩師のNを待とうかと思っていたが、もはやそれどころではない。何とか工夫をして、朝まで乗り切って近場の整骨院に駆け込むしかない。あと4時間、地獄だ。

そういや2年位前に母親が似た症状になって、寝床でのた打ち回っていたなあ。あの時も、どうにか寝方を工夫して痛みを和らげようとしていたけど、結局眠れなかったんだっけか。今の僕と全く同じじゃないか。ひょっとしてこれ、ギックリ腰か。

途中二度ほど起き上がって水を飲んだが、その時の方は痛みがマシだった。という事は、出来るだけ真っ直ぐの姿勢になれば痛みも少ないのか。すがる思いで毛布を外し、畳の上に直に寝てみたら(腰の座布団だけはそのまま)、これが実にシックリきた。地獄を脱出したのは、外も明るくなりつつある午前6時。目を覚ました僕を出迎えてくれたのは、やはり腰の激痛だった。

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