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責任とインフォメーションと

図書館のデータベースに直接アクセスして、クローラと言われるプログラムで新着図書情報を取得していた技術者が逮捕されたよ、というニュース。定期的にデータベースから情報をダウンロードしていた事によって、他の閲覧者が閲覧しづらい状態になったと。

記事を読んで貰えば解るのだが、これ、技術者側には何の落ち度もない。図書館側のデータベースシステムがクソだっただけなのだ。技術者のプログラムは常識的な範囲で動作・運用されており、キチンと作られたデータベースならば適切に処理されて問題は発生しない。逮捕後、徐々に問題点が浮かび上がり、技術者は起訴猶予処分となったそうだ。気の毒過ぎる。

こういう事件が起こる度に思うのだが、せめて組織内に2人くらいはこういったシステムを理解出来る人間を入れておいたほうが良い。(割と頻繁に起こる)有事の際にも素早く対応が出来るし、業者にふっかけられる事も無くなるだろう。何でもかんでも丸投げにするのではなく、理解をした上で投げるのが正しき姿なんじゃないのか。

何にせよ最低限仕組みを理解して、正しくインフォメーションする事が責任だと思うのだが、そこんとこどうなのよ岡崎市立中央図書館。あと、ちゃんとケツは拭いてもらわないとね、三菱電機インフォメーションシステムズ。

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