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2010-03

解り易い並列処理のお話

  • コンピュータサイエンス史上最大の課題「並列処理による性能向上」~情報処理学会創立50周年記念全国大会の招待講演
    http://www.publickey.jp/blog/10/50.html

おお、これは解り易い。Fran Allen氏(コンパイラやプログラミング言語が専門で、女性で初めてチューリング賞を受賞した人だそうだ)が、コンピュータの性能が頭打ちになりつつある現状を優しく講義してくれている。以下、専門用語が解らない人の為に、誤解を恐れずザックリ要約してみる。間違っていたらコンタクトフォームよりお知らせ下さい。

コンピュータの脳みそであるCPUは、年々改良されて処理速度が向上している(14~18ヶ月で性能が倍になる:ムーアの法則)のだが、速度が上がれば上がるほど熱を持つようになり、暴走や事故の危険性から近年ではこれ以上速度を上げられなくなってきている。事実、ここ数年は処理速度の飛躍的な向上は無かったりする。

じゃあどうやって速度を稼ぐのか。現在最もポピュラーな回答として、単純に脳みそを2個にする、という考え方がある。こうする事で、仕事を分担しながらこなす事が出来るようになり、倍とまではいかないまでも大幅な速度向上を望める訳だ。最近良く聞くCore2Duo(脳が2個)やQuad(脳が4個)は、こういう考え方で成り立っている。最近発表されたCorei7なんかは、擬似的に脳を8つにまで増やせるらしい。

だが、ここにも問題がある。幾ら処理する脳が増えたとしても、上手く仕事を分担出来なければ効率が下がるのだ。ある程度はハードウェア(機械)内で割り振りを行っているのだが、それにも限界がある。ではどうすれば良いのか。ソフトウェア自体を並列対応させるように組み上げていけば良いのではないか。

とまあ、こういう話なのだが、ソフトウェアの並列対応にも沢山問題はあるよ、でもこれが何とかなったら劇的にコンピュータは進化するよ、と。その為には「C、Javaのような汎用言語を排除する」なんて大胆な案も提示しているFran Allen氏。何故だかドキドキさせられる講義内容だった。余談だが、スーパーコンピュータなんかはCPU単位ではなく、並列化に特化したコンピュータ同士を並べて成り立たせている。

槇原敬之 – LOVE LETTER

急に青春したくなって探してみた、高校時代にアホみたいに聴いた曲。当時僕はむさくるしい男だらけの工業高校に居り、この曲のような甘酸っぱい場面には一度も遭遇した事が無かった。それだけに、憧れがあったのだ。嗚呼恥ずかしい。個人的には、マッキーの曲ではこれがベスト。特に大サビが泣ける泣ける。

それにしても改めて感じさせられたのだが、マッキーの作詞作曲能力の高さはどうだ。コーラスの気持ち良さもハンパ無いし(余談だが、マッキーの影響でカラオケでコーラス機能をを愛用していた)。以下の動画でも解るのだが、ライブのクオリティも凄まじいものがある。生声でこのレベルとは。こんなライブされたら、アーティストもオーディエンスも幸せだろうなあ。

落し物を検索出来る時代

今日、僕はこのサイトに命を救われた。まさかリアルタイムに落し物を調べる事が出来るとは思わなかった。電話で即照会し、現物を確認。当分、京都府警には足を向けて寝られない。広い主にどうあってもお礼をしたかったのだが、名乗らず立ち去られたらしい。性善説の存在を、今日イヤと言うほど感じさせられたと同時に、己の迂闊さを死ぬ程呪った。

落し物をした、と思った時、まずはこのサイトを訪れるのが一番だ。また、持ち物にはユニーク(独自性の高い)なアイテムを付けておくと、照会する際に見つけやすい。ストラップや飾りというものは、こういう時にも役立つものだ。僕はそのお陰で命拾いした。見つけた瞬間、全身の毛が逆立った。

拾い主の方、京都府警の皆さん、改めてお礼申し上げます。本当に有難う御座いました。

体感ゲームが食玩に

ギャアー。お金が無い時に要らんモンを発見してしまった。SEGAの体感シリーズと言えば僕の青春以外の何者でもない。特に『アフターバーナーII』は絶叫しながらプレイした、僕史上最高のゲームだ。デラックス筐体でのあのテイクオフ時の興奮、僕は一生忘れる事が出来ない。どうしてくれよう。どうしてくれよう。

レトロゲーマーの結婚招待状

マリオだわ、これ。

こういうのは大好きだが、これ、もしクリア出来なかったら結婚式に顔出せないんだろうか。ゲームに馴染みの無い年配の親戚とかどうするんだ。ゲームは一般公開されており、実際にダウンロード出来るそうなので、やってみた。

起動すると、いきなりカタカナでロゴ(?)が表示されて面食らう。その後、普通にタイトルが表示されたのだが、ゲームモードセレクトに「I’ve never played a video game before」というのがあった。このモードだと、敵との当たり判定が無くなり、穴に落ちなければミスとみなされないヌルい仕様へ変更される。じいちゃんばあちゃんも安心だ。

ゲームをスタートさせると、限りなくスーパーマリオライクなステージが表示され、ひたすら右へ進んでいく。操作はカーソルとスペースでの移動、ジャンプのみで、Bダッシュは存在しない。また、ブロックも破壊出来ないし、アイテムも出てこない。これが意外にクセモノで、微調整が効かずに何度も憤死の憂き目を見た。何とか先へ進めると、ちょっと意外な展開が。

ステージ2は限りなくドンキーコングライクなステージなのだが、1面と同じ調子でジャンプ制御などが出来る為、恐ろしく難易度が下がっている。レベル設計間違って無いかこれ。ゴリラを3回踏めばクリア。招待状とシュールなスタッフロールが流れてくる。全体的に大雑把な作りだが、受け取った友人達は爆笑しただろう。ギークカップルに幸多からん事を。

車からの脱出アイテム

意外と知らない人も多いのだが、シートベルトが外れなくなって死んだ、というケースの事故は結構多い。脱出用ツールというのは、必需品と言っても過言では無い(義務付けられていないのもおかしい気がする)。この商品は、シートベルトにくっつけておくことが出来るコンパクトサイズの脱出ツールなのだが、特にウィンドウ破壊が凄い。動画を見て噴出した。どういう仕組みなのか、かなり気になる。近場で売っていたら1個は欲しい。

上手くなりたい

嗚呼、上手くなりたい。上手くなりたい。上手くなりたい。

昔に比べればずっと上達したが、まだ全然足りない。上手くなりたい。とにかく上手くなりたい。もっと楽しく、もっと力強く、もっと気楽に、もっとエゲつなく。

イノベーションのジレンマ

モトローラやコダックの凋落が、今の日本企業にダブって見える…言われてみればその通りだ。この流れで行くと、次に泣くのは中国で、笑うのはアフリカか。その先は、どうなるんだろうか。

この構図、国どうしの話だけではなく、企業と個人という部分でも同じ事が言えると思う。フリーソフトなんかはまさにその最たるものではないだろうか。「不便だと思ったから作った」という動機のソフトが、商用ソフトを次々打ち倒していく現実。だからこそ、僕の居る業界には不安が付きまとうのだが。コダックの件は泣ける。是非多くの方に読んで頂きたい。

リアルな鮫は怖い

たまたま見つけた写真集。改めて気付いた。鮫って怖い。子供が見たら泣きそうなレベルのものもあるので、閲覧にはご注意を。

ウリは何か?

こうやって並べてみると、日本の携帯とiPhoneの宣伝文句がまるで違う事に驚かされる。改めて、日本の携帯は要らん機能が多いな、とも感じた。最後にあるリンク、「吉野家がソフトバンクだったら(はてな匿名ダイアリー)」も秀逸だ。こういうのがイヤだから携帯を換えたくないのだ。

ちなみに、Nao_uさんは専門学校時代の先輩で、A君の師匠でもある。

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