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2010-03

キーボードまみれでリッチな環境を

カオス。

アクセサリのOさん、3度目の来訪。いよいよ間近に、というよりもうほとんど間が無い所まで迫った結婚式に間に合うようにサイト公開の打ち合わせ。サーバ申し込みで希望ネームを打ち間違えると言う凡ミスでスタート。すぐ修正出来たものの、申し訳御座いません。

その後、どうやってWebサイトを公開するのかというレクチャーも含めつつデザインの話へ。色を選んで貰う時に、予備のワイヤレスマウスを渡してOさん自身に選んでもらった。また、パスワード制作やGmail確認などでいちいちキーボードを渡して打ってもらうのも面倒なので、予備キーボードを引っ張り出してみた。これがすこぶる快適。机の上は壮絶に散らかるのが難点だが、やり取りが圧倒的にスムーズ。ノートPCのキーボードも入れれば3台、リッチすぎる環境だ。

作業しながらふと思ったのだが、これでキーボードを使ったゲームでもケンカをする事が無くなるのではないか。いや、そんな場面無いか。キーボードで格ゲーする人間、僕以外に周りに居ないし。

蝋燭作家nuriさんの個展

事務所からほど近い、恵文社一条寺店へ行ってきた。アーティスティックな本が揃っている名店で、行く度時間を盗まれる恐ろしい所だ。店の奥にはギャラリースペースもあるのだが、今日まで蝋燭作家のnuriさんによる個展『birthday』が開かれていた。

nuriさんの作品と出会ったのは工芸ショップに勤めていた頃で、珍しい形や柄の蝋燭にスタッフ一同驚いていた事を思い出す。ユニークで可愛らしい蝋燭は、火をつけるのにかなりの覚悟を必要とする。今回の個展では蜜蝋と動物がメインに据えられていたのだが、蜜蝋は蜂蜜の香りが濃厚で驚いた。火をつけたらどうなるのか気になったので一つ購入。動物のほうはリアルなのに可愛らしく(特にひつじ)、僕の根性では火を付けられないと判断。

今回は残念ながらnuriさんとお会いする事が出来なかったが、またそのうちお話できる事を楽しみにしておこう。ものづくりをしている人と話すのは、ホントに楽しい。

A君が来た

宝物です。

A君が事務所に来訪。2人で会ったのはかなり久しぶりだ。折角の機会なので、チョコフレークをつまみながらしっかり話し込ませてもらった。その中で気付いた事を幾つか。

一つ目は、自分の成長を実感した事。今まではどちらかというと、頑張ってA君の話に喰らいついていこう、A君の凄さに迫ろう、という傾向があったのだが、今日はそういった事がまるで無かった。ものづくりに対して、稚拙ながらも自分なりの答えが出せるようになったからか、初めて同じ土俵で話が出来た気がする。より自然になったというべきか。

二つ目は、僕とA君の戦い方が極めて似ていた事。何かを作る時、明確な狙いや完成形を描かず、ただ何となく考えて、何となく作って、こねくりまわしている内に一つの形になっていっている。そこに運や偶然も加味され、出来上がったものを見た時に自分で驚く事もある。「ようこんなもん作ったなあ」と。A君は学生時代からこのスタイルだったのだが、僕はその方法でものづくりが成り立つ事を理解出来なかった(理由や理屈を求めていた)。だが何時の間にか、自分も全く同じスタイルで仕事をこなすようになっていたのだ。理由を求められても、答えられない。『良い』と感じたものを、ただこねくり回して組み上げただけなのだから。

恐らくこれは、一人完結でものづくりをしているからこそ成り立つスタイルなのだと思う。チームで作業をした場合、この考え方では恐らく上手く事が運ばない。僕もA君も、性格的に一人完結が向いているのだろう。ぼんやりした何かが、僕らの最大の武器なのだ。

三つ目は、僕の最大の武器は『見る力』なのだという事。これはA君に言われて初めて気付いた事だったのだが、思い当たる節が有り過ぎて一人で興奮した。だからあれが得意でこれが苦手なのか、と。これは大きな収穫だった。

一頻り話した後、「今作ってるソフトの案なんやけど」とあるメモを見せてくれた。そこに描かれていたのはとてもシンプルな構図で、これだけでは何が出来上がるかさっぱり解らない。これ、ゲームになるん?と聞いた上で開発中のソフトを触らせてもらった。甘かった。成り立っている。しかも面白い。何の説明も無く、ただ皆で歩き回っているだけなのに、信じられないくらい面白い。言葉が無くても、動き方だけで参加者の意思が伝わってくる。何を考えているかが解る。遊び方を開拓しているプレイヤーまで居る。ちょっと衝撃だった。

その他にも、解像度と手動アンチエイリアスの話や、事件を起こすか起こさないかの差は僅かみたいな話、まとまりが付かなくなるから文章を書くのが怖くなる話、実は料理はハヤシライスしか出来ない話など、盛り沢山の4時間だった。卒業して以来、こんな長い事2人で話したのは始めてではないだろうか。あと、貸していた事をすっかり忘れていた『かいしゃいんのメロディー』が返却されてきて笑った。これは名作。

最後に、A君イチオシの動画を掲載する。英国在住のgifアニメ職人、CYRIAK氏の映像作品。これが最新の作品なのだが、一番マシなカオス具合である。「これやったら娘に見せてもええかなあと」とA君。興味がある方は昔の作品もどうぞ。

二つと無い修悦体フォント

これ、東京に行った時に見た覚えがある。まさか個人で、しかも警備員さんが、ガムテープとカッターだけで創り上げていたとは。独特なフォントだとは思っていたが、作業工程を見て納得した。本当に良く出来ている。東京のほうでは有名な方らしいのだが、こんな形で才能が開花するというのはとても面白い。

何か始まった

恐ろしいほどジャストフィット。

一体何をするつもりだ父と母。

東北大の技術ハンパ無い

昨日日記に書いたばかりのCPU問題が、ひょっとしたら解決するかもというタイムリー過ぎるニュース。この技術が安定して使えるようになれば、処理速度の上限がまた上昇し始めるかもしれない。東北大ハンパ無いな。

恐るべき愛・ドンキーコング編


去年くらいにニュースになっていたそうなのだが、アーケード版の初代ドンキーコング(1981年)が好き過ぎて、自力でオリジナル面やインターバルデモを作ってしまい、更にはこのハックロムを片手に任天堂へ商品化を打診しに行った男が居るらしい。

これだけだと、暴走したファンが作ったありがちな劣化ゲームかと思うのだが、動画を見て度肝を抜かれた。恐ろしく完成されているのだ。オリジナルの世界観を壊すこと無く追加要素が組み込まれており、任天堂が作った続編と言われれば普通に信じるレベルの出来だ。細かいアニメーションを見ていても、上っ面だけではなく心からドンキーコングをリスペクトしているのが解る。しかもどうやら、ROMを換装する事でちゃんとアーケード筐体で動く模様。という事は、逆アセンブルして全部解析した上で、プログラムを組みなおしたという事か…恐ろしい…エミュでどうたら、とかツールでどうたら、なんてレベルの話じゃない。執念と言うよりは、これは愛だ。

新しい畳み掛け方

段落が進む度に威力が増す、物凄い畳み掛け方。これはちょっと新しい。申し訳無いが爆笑した。コメント欄も概ね酷くて、こちらも申し訳無いが笑った。ついでに言うならば、Amazonレビューも概ね酷い。

サルベージ・レベル2

おのれ富士通。

久しぶりにPC修理の依頼が来た。マザーボードが死んだノートPC(富士通 FMV-C6220)から、データをサルベージしてほしいとの事。早速バラしてHDDを取り出そうとしたが、まさかドライブの真下にあったとは。時間を無駄にした。

壊れたPCからデータを取り出す時、一番面倒なのが『マイドキュメント』などにある、個人のデータだ。いちいち管理者権限を書き換えないとアクセス出来ないし、データを発掘するのも大変だ。大切なデータは他のドライブなどに置いておいたほうが良い。Cドライブが死んでもデータは生き残るし、何よりサルベージしやすいから。

唖然とする記者会見

何かちょっと泣けてくる。詳細はまだ不明だが、脱力した。僕が好きだった頃のSONYはもう何処にも存在しない。どの面下げてこういう物言いをしたのか。

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