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Result 52 for 悪い大人

ウチワが飛び出す生放送

思い出のお台場トーキョーカルチャーカルチャーで、TGSのトークライブの続きをやるらしい。流石に毎月東京へ行くほどの余裕もなく、今回はニコ生にて観戦していたんだけれども。

何だこのウチワは。先日、冗談でジャニーズファンみたいなウチワ作って歓声上げましょうよって言ってたけど、まさかホントに作るとはchabokoさん。しかも何で壇上のならむらさんがそれを持ってるのよ。聞けば客席に居たtaigooooさん一家が必死にアピールしていたんだけれども気付いて貰えず、それを見た小野口さんからPANDAさんへウチワをパス、最終的にならむらさんの手に渡ったとの事。腹を抱えて笑った。悪い大人の行動力、侮りがたし。イベントのほうも面白かったけど、やっぱりまだ時間が足りないな。もっとバチバチやって欲しい。

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お祭り、無いの?

インディーゲーム制作チーム・プチデポットさんのメゾン・ド・魔王が本日STEAMから配信される事となり、TLが湧いている。La-Mulanaの時はGreenlightという選挙を勝ち抜いての配信だったんだけれども、メゾン・ド・魔王はGreenlightを受けず、直接STEAMでの配信と言う快挙を達成した国内最初のタイトルである。PLAYISMさんが頑張った(タグ参照)。でも、やはり魅力あるタイトルだからこそだと思う。プチデポットさんおめでとう。

で、当然の如くLa-Mulanaの時のように緊急生放送が行われると思ってたのに、やらないらしい。悪い大人を始め、NIGOROさんもブーブー言う始末。

まあ、毎度何かある度に社屋を荒らされてたら身も持たないと思いますが。でもやっぱ、お祭りだと思うんで。是非毎回やって欲しいなと思ってます。頑張れPLAYISMさん。

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お仕事横浜旅行・おしゃれランチには程遠く

10時半起床。起きてから、自分が風邪を引いている事を思い出した。一応6時間くらい寝られたので元気と言えば元気だ。PANDAさんに駅まで送って貰い、千葉から一路横浜へ。PiTaPaが使えるという話を聞いて、便利になったのうと思いながら昨日から使ってるんだけども、今日使ったら改札でバシーンとやられた。オートチャージはせんのかい、中途半端な。

12時半、横浜着。ファストフードで昼飯でも、と思ったが、おしゃれな街横浜駅にはファストフードが見当たらない。コンビニも見当たらない。13時にクライアントさんと会うので大慌てである。かなり歩きまわってローソンを発見、サンドイッチと栄養ドリンクで飢えを凌ぐ。何だっておしゃれな横浜でこんな貧相な飯を食わねばならんのか。

待ち合わせの場所は横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ、駅前一等地にある高級そうなホテルのラウンジである。この日の為にマシな服を持ってきたので荷物が膨らんだという説が。いやはや、ホテルのラウンジで打ち合わせなんて初めてだ。キョロキョロしていたら、真っ直ぐこちらへ向かってこられるご夫婦が。クライアントのMさんだった。

2時間以上の打ち合わせ(うち半分以上が趣味雑談の話)で大変盛り上がる。こんなご縁もあるんやなあと思いながらMご夫妻にお礼を言い、ホテルを後にした。お仕事が終わったら、また詳しく日記に書かせて頂きます。さてさて、小腹が空いてきたので何ぞオヤツでも…と思ったら、駅前に立ち食いうどん屋さんを発見。お、これは願っても無いチャンスやも。

「関東のうどんはヤバい」、悪い大人のtaigooooさんとサミエルさんが口を揃えて言う。二人とも関西出身で関東在住の経験があるんだけども、こっちのうどんは筆舌に尽くしがたいアレなんだそうだ。余談だが二人とも阪急そば信者である。とにかく、僕もその洗礼を受けたほうが良いと思ったのだ。おしゃれな街横浜でのおしゃれランチは無くなった。

これが意外な事に美味しかったんですよ。超ハイスピードでリリースされる黒いうどん、美味い。こんな筈では無かった。かけうどん一杯260円、大満足である。お店の名誉の為に名前を掲載しておこう。きそば 鈴一さんである。あれー、じゃあ関東のうどんがアレってのは何やったんや…とtweetしてみたら、どうやらヤバいのはJR駅構内にあるとの事。曰く「殺意が湧く」らしいので、次回はそれにチャレンジしたい。

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インディーゲーム東京旅行・イントロダクション

(注)この日の日記だけ、見易さの為に掲載順が逆になっています。上にあるほど古い記事、下にあるほど新しい記事ですので何卒何卒。

東京ゲームショー、通称TGS。ゲームに興味の無い人でも、ニュースなどで名前くらいは聞いた事があるんじゃないだろうか。千葉の幕張メッセで年に一度開催される、国内最大のゲームイベントだ。会場内の至る所に巨大な企業ブースが鎮座し、新作や話題作が溢れかえっているというゲームマニア垂涎のお祭りである。4日間の開催日のうち、最初の2日がビジネスデイ、残り2日が一般公開日となっている。

日々ゲームに明け暮れ、ゲーム開発者を目指していた高校・専門学校時代。僕はこのイベントに強い憧れを持っていた。ここへ行けば、ありとあらゆる最新のゲームに触れる事が出来る。僕にとっての夢の国は舞浜ではなく、海浜幕張にあったのだ。しかし遠方という事もあり、結局一度も足を運ぶ事が出来ず終いに。しばらくすると僕は音楽へ傾倒し、最新のゲームから少しずつ離れていき、気が付けばTGSは、僕にとって限りなく縁遠い存在となってしまった。今でもゲームは大好きだけれども、僕が遊ぶのはもっぱらレトロゲームやオールドスクールライクなゲーム、独立系開発のインディーゲームなのだ。コンシューマやアーケードの最新ゲームは、今となってはほとんど触れる機会が無い。

  • 東京ゲームショウ2013に独立系開発者向けの「インディーゲームコーナー」が登場。「SENSE OF WONDER NIGHT 2013」のアイデア応募受付は本日スタート(4Gamer.net)
    http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20130510046/

転機が訪れたのは今年の5月。TGSに独立系開発者向けのインディーコーナー(通称インディーゲームフェス)が設けられるというニュースが飛び込んだ。なかなか国内で日の目を見なかった『インディー』に、初めて脚光が当たる。学友である開発室Pixelの天谷君や、イベント洞窟物語のウラガワ以来ずっと仲良くさせて貰っているNIGOROの皆さん、そしてインディーズゲームのダウンロード販売に特化しているPLAYISMさん達にとっては大きなニュースだろう。話を伺って、僕も喜んだ。

ただ、それでも僕はTGSへ行く予定を立てなかった。天谷君はGero Blasterの開発に追われて出展どころではないし、NIGOROさんやPLAYISMさんが参戦するのは知っていたけれども、いつもの悪い大人関東支部の面々が総出でサポートするので出番は無いなと思っていたのだ。ある一本の電話がかかってくるまでは。

「夜に皆で集まります、天谷さんの保護者として是非来て下さい」

PLAYISMの本体である、AGMの営業Iさんからの電話だった。あまりにも唐突過ぎて、言葉が出てこない。詳しい話を聞き、変な汗が出てきて、僕は大急ぎでスケジュールを確保した。そうか、僕、TGSへ行くのか。昔憧れていた、あのTGSへ。

NIGORO

http://nigoro.jp/

MSXやレトロゲームを心底愛している『ならむら』『サミエル』『duplex』の3人からなるゲーム制作チーム。チームのコンセプトは「ゲームが2Dのまま進化していたらどうなっていたか」。代表作は、国産ゲームで初めてSTEAM Greenlightを突破した遺跡探検考古学アクションゲームLa-Mulana。国内外に熱狂的なファン多数。僕が出会った経緯などは以下の記事をどうぞ。

Studio Pixel 天谷 大輔

http://studiopixel.jp

2004年にリリースされ、未だにプレーヤーが絶えないアクションゲーム洞窟物語の生みの親。プログラムが書け、絵が描け、曲も書け、ストーリーまで書ける恐るべき友人。専門学校1年からの付き合いで、一番初期のゲームからずっと遊ばせて貰っている。現在はiOS上で動くGero Blasterを製作中。年々天然っぷりが酷くなってきてる気がするんだけど気のせいか。ちなみに彼のバックボーンはファミコンではなく、ゲームボーイとスーパーファミコン。

PLAYISM

http://www.playism.jp/

インディーズゲームのダウンロード販売に特化しているサービスサイト。PLAYISMの本体である株式会社アクティブゲーミングメディア(AGM)はゲームや漫画などの翻訳・ローカライズを主たる業務としており、日夜海外に向けて国産インディーズゲームをリリースし続けクリエイターを支えている。本社は大阪にあり、スタッフのほとんどは日本語ペラペラの外国人。関西弁すら操るスタッフまで在席している、陽気で愉快なスペシャリスト集団。最近では僕らの母校であるHAL大阪と共にプロジェクトを進めている。

悪い大人

Studio PixelやNIGOROさんの周りに居るクリエイターたちの総称。何故か30代半ばが多く、その全員がレトロゲームやレトロハードに脳をやられている。しょうもない悪巧みばかりする事から、悪い大人と名付けられた。このブログを『悪い大人』で検索すると、その活躍ぶりを見る事が出来るので是非。ウチの喫茶店をゲーセンにしたのも、この悪い大人たちだ。メンバーについては、後々紹介していく。

僕(Shuhei Miyazawa/くろいひと)

http://909.xii.jp/

小2でMSXと出会い、そこからPCの世界へ転がり込んだ器用貧乏。プログラマ志望→サウンドへ逃避→何故かWebデザイナーとして細々生活しつつ、洞窟物語やLa-Mulana等のデバッガ(テストプレイヤー)をやってます。最近じゃ天谷君やNIGOROさん専属のカメラマンをやったり、enchant.jsでゲーム作ったりも。宜しければ以下からどうぞ。

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インディーゲーム東京旅行・爆裂NIGOROブース

幕張メッセの展示場は大きく二つに分かれている。メインの大きいほうが国際展示場1~8ホール、少し離れた場所にある小さい(といってもかなり大きい)ほうが国際展示場9~11ホール。今回、インディーズゲームコーナーは小さいほうの9ホールにスペースを設けられていた。同じホール内には、いまいち何をやっているのか解らない吉本のブースと、その名の通り家族でいろいろ楽しめるファミリーコーナーが陣取っている。その他の、いわゆる大手一般企業は大きい1~8ホールを丸々使用している訳だ。

大ホールと小ホールでは、やはり来客数にかなりの開きがあるらしい。木金に開催されていたビジネスデイではインディーズゲームコーナーも大ホールにスペースがあったそうだけども、今回はここのみ。もう少し大ホールと小ホールの行き来が近ければなあ。それでもTGS初参戦の僕から見たら、結構な来客数だったように思う。

入ってすぐ、NIGOROのならむらさんやPANDAさん、PLAYISMの皆さんと会う事が出来た。TGS最終日と言う事もあって若干疲れが見えるけど、まだ頑張れそうな感じだ。新しくPLAYISMのメンバーになったナイヤンさんとも初対面、どうも初めまして。今まで色んな場所で会ってきたクリエイターさんや記者さんも多数参戦されているようで、取り敢えずまずはお世話になっているNIGOROのブースへお邪魔した。

ならむらさん


NIGOROのボス、ディレクター・グラフィッカー。ツッコミ鋭くボケは際どいオールラウンダー。絵が恐ろしく上手く、高い技術力を使って全力でふざけるタイプ。La-Mulanaではトラップを仕掛ける事に命を懸け、老若男女問わず平等にプレーヤーを殺しては喜んでいた『プレーヤー殺しの男』。先日息子たちに自宅で初めてゲームを遊ばせたそうなんだけども、何をプレイさせたのかというとこちら。流石。

PANDAさん

http://asterizm.jp/

NIGOROの運営元である株式会社アスタリズムの社長さん。NIGOROメンバーからは雑用扱いされているが、サーバ構築からデザイン・撮影・スケジュール管理・企画運営・会計・法律など、恐ろしいまでの守備範囲を誇っている超人。電波が入らないと元気が無くなり、カメラを持つとイキイキする。恐ろしく行動が早い。気配りの人。

PLAYISM 水谷さん

http://www.playism.jp/


PLAYISM twitterアカウントの中の人。NIGOROさんに心中を迫られたり(上記動画参照)フリーダムなクリエイターやスタッフに翻弄されたりしつつも、インディーズゲームの為に日夜走り回っている。設立2年ちょっとでPLAYISMを世に知らしめた立役者。激務でフラフラになってる所をよく見かけるので、会ったら優しくしてあげて下さい。

PLAYISM ジョシュさん


ゲームとガンダムに命を懸けている米国出身のナイスガイ。ローカライズ担当、通称PLAYISMマン1号(上記動画参照)。仕事でゲーム、プライベートでゲーム、暇が出来たら日本橋をフラフラしているとの噂が。10年近く日本に在住していて、日本語どころか日本文化に染まりきっている。最近、英語を喋っている所を見ると違和感を感じるようになってきた。

PLAYISM ナイヤンさん

今年アメリカから日本にやって来た、PLAYISMさん待望の新メンバー。お会いするのは今日が初めてで、この後いろいろと面白い話を聞く事になる。

NIGOROさんのブースでは、このTGSに合わせて超急ピッチで作ったLa-Mulana2のプレイアブルデモが展示されていた。PANDAさんからイベント用Tシャツを受け取り着替える。こんにちは、スタッフです。既に何人もプレイして貰っているようで、昨日のレポートでは見かけなかったものも発見。皆さんご愁傷様です。このあと僕もこの中の一人になりました。デモ版も一応クリアがあるらしいんだけども、まだ誰もクリア出来ていないとか。それなのに今日になって罠を増やしたと聞いたんですが、どういう事なんですかならむらさん。

ブースのほうは朝からずっとお客さんが途切れず、総じて好評だそうだ。デモ版なのでかなり内容も制限されているんだけども、それでも画面がワイド対応(16:9)になっていたり、横スクロールのステージがあったりと目新しい部分も見受けられた。主人公である娘のドット絵も凝っている。ポーズするとちゃんとカレー食うんだけども、アニメーションが父親とはかなり違うらしい。気付いた人は居ただろうか。あと、この娘ってLa-Mulanaエイプリルフール動画にネタとして一瞬出てたんよね。エイプリルフール動画の紹介記事には「ウソにきまっておる」って書いてあるけど、聞けばこの頃から既に…

沢山のお客さんが遊びに来てくれたNIGOROブースだったけども、意外だったのは女性や子供さんが多かった事。La-Mulanaというと、どうしても濃いオッサンゲーマー達がヴォーと雄たけびを上げてる画を想像しちゃうんだけども、この日はかなり様子が違った。たまたま通りがかったのか、それともLa-Mulanaを知っていたのか、聞いておけば良かったと今更後悔。最初の写真は脳波をキャッチして耳が動くnecomimi付き女性。頻繁にピコピコ耳が動いて興味津々だった。La-Mulanaとnecomimiの歴史的邂逅である。2枚目は少年プレーヤー。試行錯誤しながらプレイしていて応援したくなる。どうか僕らみたいじゃなく、真っ直ぐな大人になって下さい。3・4枚目は2人組女性のプレイシーン。協力して歩を進めて、ルームガーターにブッ飛ばされていた。終始楽しそうで良かった良かった。

ここでNIGOROブースの愉快なスタッフを紹介しておこう。さとうさん、キングさん、hasuさん、そして僕。お客さんとして、taigooooさん一家も遊びに来てくれた。悪い大人関東支部祭りである。一般公開日の初日はさとうさんとキングさん、今日はキングさんとhasuさん、そして僕がブースを守る陣形だ。キングさんは連日の立ち仕事でヘバっている様子。hasuさんは何と夜勤上がりである。上京組も関東組も満身創痍である。さとうさんは夜になったら再び合流の予定だ。

さとうさん(げばらも)

http://u-k-design.com/
http://www.gebsite.org/

悪い大人関東支部の一人。イベント『洞窟物語のウラガワ』で出会ったデザイナーさん。紙・Webを問わずデザインしまくりフォント作りまくり。ゲームフォントを大量に公開しているgebsiteの運営主でもある。新旧問わずシューティングに目が無く、特に怒首領蜂最大往生にハアハアしている三児の父。M2さんのアホ毛ちゃんばらの公式サイトを作ったりも。

王の巣窟 キングさん

http://king-soukutu.com/

あのロッコちゃん人生オワタの大冒険を作ったFlashプログラマ。春のBitSummitにて初遭遇し、PLAYISM2周年にて再会(わざわざ東京から来てくれた)、気が付いたら悪い大人関東支部の一員になっていた。内気なように見えて実は大胆。既に複数の情報が出ているので知っている方も多いと思うけども、本日の陰の主役。

hasuさん

http://hasumarie.blog103.fc2.com/


悪い大人関東支部の一員。ギタリスト・ベーシスト・そしてレトロゲームBGMのアレンジャー。楽器を愛し、音源(FM音源やSSGなど)を愛し、原曲を愛する熱い漢。レトロゲームが好きな人、まあ良いから黙ってこれ聴いて下さい。漏らすから。その次は下にある動画一覧に手を出して下さい。このグラディウスシリーズがキッカケで悪い大人たちと親交を持つようになり、今ではすっかり中の人に。レトロゲーム大好きで、特にコナミ・ファルコムが大好物。【追記】hasuさんもTGSのレポートを書いてくれました。

taigooooさん

http://cyberworld.web.fc2.com/

イベント『洞窟物語のウラガワ』で出会った、悪い大人関東支部のドンとも言うべき技術者さん。本職は購買なんだけれども、若い頃からPC-8001などをイジり倒し、工業高校時代にマシン語を使ってエレベータの制御プログラムを書いた事もある豪の人。さとうさんとのタッグで作ったスマホゲーム部長の印2012年のHSPコンテストでHSP3Dish部門・優秀賞を受賞。今でもメガドライブやスーファミなどが瞬時に起動できる環境があり、二人のお子さんに英才教育を施している。日曜大工が大好きで、駄菓子屋ゲーセン筐体を作ったりも。

chabokoさん

taigooooさんの奥さん。超似た者夫婦で、二人ともお酒が入ると倍面白くなる。プロフィールがあまりに面白いので、そのまま以下に転載。「神奈川在住 人生初のハードがテレビゲーム15とレーシング112だったと最近気付きました。クリスマスプレゼントにファミコンでなくセガマークⅡが来たり同時期にMSX2が家にあったあたりで人生の方向性が決まった気がします。初ボーナスでメガドラ&CD買っちゃうとか。」

しばらくブースの前に立っていると、ならむらさんに向かって少年が近づいてきた。笑顔で「Wiiware版のLa-Mulanaプレイしてます」という彼、何と8歳(当初間違って9歳と書いていました、ごめんなさい!)。流石のならむらさんも驚いていた。握手をして記念撮影、お父さんにもご挨拶して別れたんだけれども、いやー嬉しいですよねならむらさん。あんな小さな子まで遊んでくれてるなんて。

「そうだね、おーそうか良く来たなー、さあこっちおいでドーン!死ねー!というのがLa-Mulana」

ならむらさんは、本当にブレない。

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インディーゲーム東京旅行・キングさんの夢

ロッコちゃん(ROKKO CHAN)というフリーのFLASHゲームがある。ファミコン時代を経験した人ならすぐに解る、あのロックマンのパロディゲームだ。オワタの大冒険を作ったFLASHプログラマのキングさんがリーダーとなり、2年の歳月をかけて一から作り上げられた超大作。リリース直後から大きな話題を呼び、海外のMEGAMANファンも狂喜したというゲームである。設定資料集やサントラ、関連グッズまであるので是非公式サイト王の巣窟でご確認いただきたい。

僕がキングさんと出会ったのは今年3月のBitSummitでの事。開発室Pixelのブースを尋ねてくれた彼と仲良くなり、PLAYISMさんの2周年ではわざわざ夜行バスで関東から駆けつけてくれ、気が付けば今日はNIGOROさんのブーススタッフとして手伝いに来てくれている。そんな彼、実はこのTGSに懸ける大きな夢があった。

話はTGSの撤収後にさかのぼる。片付けをhasuさん達に任せて、バス移動組である僕、Maruchuさん、キングさん、taigooooさんは出入り口のエスカレータ前に待機していた。定員漏れしたら品川まで何で行こうか、みたいな話をしていたその時。トークライブを終えて、舞台裏から出てくる人影が見えた。稲船さんだった。

稲船 敬二さん

http://inafking.exblog.jp/


ロックマンシリーズや鬼武者シリーズ、デッドライジングシリーズなどでプロデューサーを務めた元カプコンのゲームクリエイター。現在はコンセプトの代表取締役に就任し、Mighty No.9を製作中。Kickstaterにて資金を集めると発表してすぐにゴールを達成して大きなニュースとなる。当初はイラストレーターだったそうだ。

キングさんの表情が一気にこわばった。あのロックマンの、稲船さんが目の前に居る。実はキングさん、TGSに稲船さんが来ることを知って、どうしても会ってご挨拶をしたいと思っていたのだ。昨日からずっとそれを考えていたんだけれども、怒られるんじゃないか、僕みたいなのが行って良いのかと相当悩んでいたらしい。こんな機会ってもう二度と無いかもしれんよ、何なら僕ら一緒についていくよと話すと腹を括ったようだが、実際本人を目の前にし、身体が硬直して「あああどうしよう」みたいになっている。

しゃなあい引っ張っていこうか、そう思った瞬間Maruchuさんが「稲船さーん」と飛び出していった。やるなあMaruchuさん、これでもう退路は無い。僕はキングさんの背を押し、稲船さんの元へ歩いていった。Maruchuさんがごく簡単にキングさんの説明してくれたようで、めでたくご対面。震えてまともに自己紹介も出来ないキングさん、フォローしようかと思ったら、同じく舞台裏からならむらさんが。グッドタイミング。昨日キングさんから相談を受けていたならむらさん、震えるキングさんを見て笑いながら彼を紹介した。名刺を手渡すキングさん、「こういうキャラがですね」とロッコちゃんの絵を見せる。

「これ女の子やないか!」「パクリ過ぎやろ!」

あ、稲船さん笑った。行ける行ける、キングさん資料とかサントラとか出して。「あああスイマセンいま名刺しか持ってないです!」、ちょ、何やってんの!急ぎiPhoneでプレイ動画を探して、キングさんと稲船さんに見て貰う事に。この記事の一番上の動画がそれである。

「これに比べたら、俺のMighty No.9なんか可愛いもんやな!」

爆笑が起こった。「スイマセンスイマセン!」と謝るキングさん、「謝るんならカプコンに謝らな」と笑いながら話す稲船さん。その後も少し話をして、お礼を言って別れた。悪い大人達と次々に抱き合って喜ぶキングさん。これは優勝モノだ。「名刺貰った…名刺交換した…」と半泣きのキングさん。良かった良かった、場所が場所なら胴上げしてたよ僕は。

が、彼の話はこれでは終わらなかった。

舞台はIndie Streamへと移る。ボチボチお開きの時間かなという頃に、キングさんが僕の所へやって来た。「宮澤さん、お願い出来ますか」と真剣な表情のキングさん、手にはノートPCとファミコン風USBコントローラを抱えていた。そうか解った、行こう。

僕らは再び稲船さんの元を訪れる。「良かったら、ロッコちゃんをプレイして貰えませんか」、今度は震えず話す事が出来たキングさん。稲船さんは笑顔で応えてくれた。ロックマンの稲船さんが、ロッコちゃんをプレイするという非現実的な光景が目の前に広がる。

笑いながら、しかし時々恐ろしく真剣な表情を見せる稲船さん。プレイ中、キングさんとずっと話をしていた。キングさんにとっては何物にも代えがたい時間だったろう。僕らは再びお礼を言って、稲船さんと別れた。Indie Streamという大きなうねりの中で、キングさんの夢は果たされたのだ。

ここでキングさんへのインタビュー記事を紹介しておこう。読んで頂ければ解る通り、今日に至るまで、彼は何度も何度も追いつめられていた。初めてBitSummitで会った日の帰り道、車で駅まで送っていった時の事を思い出す。そんな苦悩続きだった彼が見せた、渾身の喜び。彼は凄い男ですよ。尊敬します。

実はこの後、三たび稲船さんの所へお邪魔して、お願いし忘れていたキングさんとのツーショット写真を撮らせて頂いた。嫌な顔一つせず、非常に気さくに対応して下さった稲船さん。心から感謝いたします、有難うございました。嬉しそうな顔でツーショットに納まるキングさんを見て、ニヤニヤしながら「次はオリジナルを作らないとな」とならむらさん。そこでキングさんは、こんな冗談を飛ばしたのだ。

「次は、Mighty No.9みたいなのを作りますよ!」

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インディーゲーム東京旅行・22時間のジェットコースター終着

Indie Streamも無事に閉幕し、ビルの外でテンション上がりっぱなしの面々が元気にはしゃいでいる。体力のある人は二次会へ行こうとの事で、終電どうでもいいや組が連行される事となった。hasuさん、さとうさん、キングさん、taigooooさん、池谷さんとはここでお別れだ。また近々、お会いしましょう。

SSJ品川ビルから歩く事数分、雑居ビルの中にある居酒屋へ到着。時刻は0時前、参加者は20名程度。ならむらさん、東江さん、小野口さん、Maruchuさんたちクリエイターを筆頭に、酒とゲームがあればいつまでも起きていると噂のPLAYISM軍団などなど20名超。本日最後の宴が始まる。ヤバい話はアレしますので予めご了承を。

スタートダッシュを切ったのはPLAYISMの水谷さんだった。「僕、今日朝から何も食べてないんです…」と虚ろな目でオーダー用端末(通称Wii U Pad)を操作する。運ばれてきたのはピザ、見た事も無いような速さでカットを始めるも、刃が悪いのかなかなか切れない。「何でこんな時間かかるモン頼んだんや!」と自分にツッコミを入れていた。疲れは人の判断能力を鈍くする。それでは乾杯、お疲れ様でした。

ここに居る人間は、既に終電を諦めた&近くに宿がある組なので、基本朝までコースである。僕とならむらさんはPANDAさんの秘密基地にお世話になるので、意識のあるうちに帰らせて貰う事に。そういやMaruchuさん、既に30時間くらい起きてるとか言うてましたけど正気ですか。

しょっぱな盛り上がった話は「インディーと同人」。今日の集まりで同人系の人と沢山話をしたんだけども、同人界隈の人はインディー界隈を羨み、インディー界隈の人は同人界隈を羨んでいた事が解ったそうだ。お互い「あっちは儲かってるんだろうな」「あっちは派手にやってるよな」と思ってたりしてたけど、実際どっちも地味で、どっちも同じ事で苦労しているんだと。インディーも同人も、みんな身を削ってやってるんだと。お互いなかなか接点が無かったから解らなかった話だ。この辺りはいずれじっくり対談とかやって欲しい。

デバッグの話。「La-Mulanaは超絶プレーヤーが沢山居て、Wii版の実況動画のお陰でバグを洗い出したりした」とならむらさん。「たまに超絶バグが飛び出したりして血の気が引くんですよ、やーめーろーって」、苦笑するMaruchuさん。「Indie Streamでデバッガを募ると言うのは面白いかもね」と東江さんが続く。なるほど、そういう形での参加ってのは面白いなあ。実際僕もデバッガをやらせて貰っているので、その中での交流というのには興味がある。

インディーに対するイメージの話。「インディーって周りにハードルを上げられてってる気がする、インディーは会社を捨てて夢を追いかけてないと!みたいな」「周りがバンバン火を焚いて、あそこ渡るんだってスゴーイ、って言われても厳しいよ!」などなど。夢があるように見えて、実際のインディーってのは、地味で弱い立場の生き物だ。また、「インディーでもプレスリリース出すんですか!?」と驚かれた話とか。いやいや、そりゃ出しますよ。インディーって言っても、広報なんかは普通にやってます。どうもインディーって、超人視・キワモノ視されてる気がする。

話はどんどん盛り上がる。ここに来てようやく東江さんとお話する機会が出来て、喜び勇んで名刺交換させて頂いた。まさかTENGAMIの作者さんと名刺交換出来るなんて思いませんでしたと言うと、「いやあ、僕も沖縄に住んでるんで、皆さんと名刺交換できたのは今日が初めてなんですよ、孤島なもんで」と。普段は出てくるのも大変だそうだ。ここから場は一気に東江さんワールドに突入する。

「実は僕、○○と○○をするって企画を考えたんですよ」「正しい作法に乗っ取って○○○○○○…」、ちょっと待って東江さんいきなり何を。勢いよくゲームシステムの詳細を話していく東江さん。「そしたら、お前狂ってるって言われて」、いやあ、これ天谷君なら大喜びだと思いますよ、でもコンシューマじゃ絶対無理「じゃあPLAYISMだな」「ウチはすぐ出します」「出来ればWiiリモコンかPS Moveを使って」、何言ってんのこの人たち。

東江さんの攻勢は続く。「ハイエンドの技術を使って、スンゲーリアルな焼肉を焼きたいんですよ」、どういう事ですか。「昔、エア焼肉ってあったんですよ」「画面の中の肉が焼けたら、クリックして、それに合わせて白米食べて焼肉してる気分になれるっていう」、全員噴飯。「笑ってますけどね!僕ぁ当時イギリスに居たんですよ、バーミンガムにゃ焼肉屋なんて無かったんです、僕は毎日エア焼肉を見ながら飯を」、全員再噴飯。「でもね、ちょっと満足度が低いからこれを更にリアルにして」「○○を持たせて○○を○○」、あ、また凄い方向に走り始めた。ホントにその発想は無かったです。

その後も東江さんは類を見ない企画話を幾つも幾つもリリース。書けない。とても書けない。面白いんだけど視点が鋭すぎて、何と言うか、突き抜けている。でも僕、これらのゲーム出たら絶対買うなあ。東江さんはメチャクチャユニークな方だ。ならむらさんと一晩で意気投合したという話を聞いた時点で、何かを察するべきだった。どうにか定期的に関西や関東へ来て頂く事は出来ないでしょうか。僕、東江さん・ならむらさん・天谷君の生放送が観たいんです。

以下、掘り下げたらヤバそうなのから意味不明なものまで箇条書きで。

  • 「一番最初に買って貰ったゲームが一番ハマる」「クソゲーなんて言葉無かったよね」
  • 「日本のインディーって、何でオッサンばっかりなんだろう?」
  • 「持ち上げられると身動きが取れなくなるから、落としたくなる」
  • 「明日マスターアップなんですよ」「えっ」「えっ」
  • 「僕、何も出来ないからディレクターになりますって面接で言ったんですよ」「えっ」「えっ」
  • 「どんなに発展していても、最初に置いた軸足を絶対に離しちゃダメ」
  • 「僕の人生を変えた、ゆで卵の話」
  • 「フレームレートが低いほうが、脳内で補完できて自然に見えた事が」
  • 「プリキュアのEDに見る3D技術の進化」
  • 「知らず棍棒を振り回してしまう」
  • 「このゲームはエロがある訳でも無いのに何で18禁…」
  • 「はだしのゲンって何でゲームにならないんですかね?」「ポエヤマさんって人が居てですね」
  • 「タッチの理論」
  • 「SIMPLEシリーズのせいで、タイトルに『ザ』って付くとゾクッとする」
  • 「ブシドーブレード100本先取」「終わったらブシドーブレード2を100本勝負」
  • 「尿意ゲージ」
  • 「第一人者は、ブームが過ぎても残るよね」

午前3時、我々の体力は限界に達し、皆さんに挨拶をして居酒屋を後にした。朝6時過ぎに起きて、PANDAさんの運転(早々に飲んでしまって申し訳ないです…)で宿舎についたのが午前4時。ほぼ丸一日動き回って、風呂から上がったら電池が切れた。明日は昼から横浜でお仕事なんで頑張ります。それでは、おやすみなさい。

今日一日でお会いした皆さん、本当に有難うございました。また、声をかけて頂いたAGMの営業Iさん、PLAYISMさん、いつもワーワーやってくれるNIGOROと悪い大人の皆さん、大変感謝しております。興奮して、大笑いして、ショックを受けて、大騒ぎして。関東まで足を運んで、本当に良かった。僕の人生の中において、またひとつ忘れられないハチャメチャな日が増えました。こんな訳の解らない男ですが、今度とも何卒宜しくお願い致します。それでは、また近々。

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全く新しいアイコン爆誕

事は、Maruchuさんが「ミヤザワさんにソックリのアイコン見つけました!」とtweetした事に始まった。京都在住のEddie Leeさんが作ったWasabiというゲームの主人公らしい。なるほど似てるなあと笑ってたら、そこに悪い大人達が集まってきた。

あっという間に作られる何か。人様のアイコンで何という恐ろしい事を…と思ったら、そこに作者さんが現れて失禁しそうになった。

僕ら平謝り。幸い笑って許して下さったけど、流石にこのアイコンを使う訳にはいかない。そこで僕がEddieさんに配慮して、頭を外したものが冒頭のナニになります。そこに更にナニをナニして下さったのはさとうさんです。僕は本当に友人に恵まれていると思います。覚えてろみんな。

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悪い大人がウチの喫茶をジャックしまして

神奈川から悪い大人の一員であるtaigooooさん一家が大阪へ帰省してくる、という情報をいち早くキャッチしたのはNIGOROのPANDAさん。ならば集まらねばなるまい。ウチの喫茶が定休日なのを良い事に、ここをジャックして一日ゲーセンにしようという悪い企みがスタートした。関西のインディーゲーム関係者(PLAYISMさんに縁のある人)たちに手当たり次第声を掛け、やりたい放題の一日とする訳だ。僕も手持ちの装備を全て投入、さあどうなるでしょうか。

と言っても、僕の手持ちは白黒テレビにNEOGEO、後はノートPC2台と液晶モニタ2台(19インチVGA、27インチDVI-I・HDMI変換付き)しかない。後は参加者による持ち込みに期待だ。一通りセットアップが終わったので、一人白黒モニタでガロスペを遊ぶ。5年振りくらいだろうか。最近ではゲームはキーボードでばかり遊んでいたので、レバー操作が鈍っている。クラックシュートが出ない。大足払いキャンセルパワーウェイブをしくじる。ちょっとマズいので30分くらい練習を続けた。しかしNEOGEOは良いハードやなあ。電源入れてすぐ遊べるし、ハード性能も(当時としては)高いし、音も良いし、ゲームも面白いし。長くゲーセンを支え続けた理由が改めて解るよ。無理して買って正解やったよな。

そうこうしている間に、taigooooさん一家が到着。取り敢えず涼んで貰いながら談笑していると、A君のプログラマ師匠であるnaoさんがやって来た。実は今日のお昼間にtwitterで見かけたので、ひょっとしてお盆休みかなと声を掛けたのだ。持ち込まれたのはメガドラ2と大量のソフト、海外版メガドラの携帯機であるNomad(!)、ソフト同梱版メガドラ携帯機SEGA GENESIS ULTIMATE PORTABLE GAME PLAYER(!)、NEOGEOの携帯機であるNEOGEO X(!)。メガドラには海外版ソフトを遊ぶためのアダプタであるSUPER MEGA-KEYや4人対戦用タップまで付いており、幽遊白書がスタンバイ状態だった。おかしい。テラドライブを所有していたtaigooooさんも大興奮。おかしい。

ラインナップに恐れおののいていたら、店の窓に張り付いたMaruchuさんが。平日昼間からなんですが、もしお休みでしたら…と声を掛けたら道に迷いながらも遊びに来て下さった。お仕事休みやったんですか?と尋ねたら「それは聞いてはいけない…」と怪しい顔に。僕が悪かったです。謎のお土産『甲子園せんべい』とレッドブルを持ち込んだMaruchuさん、「甲子園DOMEって書いてある所が良いんですよ」と開封、そのインパクトに全員悶絶。どうやらかなり前から甲子園DOMEと書かれているそうだ。有難うございます。

更に続いて、NIGOROのサミエルさん夫妻が車で来訪。「今日休みだったんで、ついてきちゃいました」と奥さん、こんな濃い場に来て大丈夫ですか。サミエルさんは秘密兵器であるアップスキャンコンバータ『XRGB-2』と餓狼3や龍虎2などのNEOGEOソフトの数々を持ち込んでくれた。これでVGAモニタで、つまりカラーでゲームが出来る。早速NEOGEOを繋いでみたら思ったほど遅延も酷くなく一安心、頑張ってるなS1921。早速餓狼3のデモプレイを始めたんだけども、恐ろしく動きが速い。リアルバウトでもそこそこ速いと思ってたけど、「極めると餓狼3はリアルバウトよりずっと速いですよ、あれモッサリです」とサミエルさん。その場に居た全員が驚愕していた。これが本当の餓狼3か。そこへPANDAさんも到着、役者が揃ってまいりました。

と、そこへ更なる兵器を抱えた刺客が現れた。PLAYISMさんのパーティなどでもお会いしているUnity使いのMさん、先ほどTweetした『ガロスペ』という単語に反応して遊びに来てくれたのだ。それも、ポータブルプロジェクタを抱えて。白黒モニタ→アップスキャンコンバータ付きVGA液晶モニタ→プロジェクタという進化を、たった1時間で体験している我々。異様な雰囲気になり、その場にいた皆が笑いながら写真を撮影し続けるという狂ったテンションに。「町家喫茶をゲーセン喫茶にする」という合言葉を忠実に守ってしまった悪い大人たち。そして始まるメガドラ版スト2ダッシュプラス。おかしい。何もかもがおかしい。

対戦が始まる訳だけども、各方面から詳しい解説が飛んでくる。思ったより滑らかに動く事に驚いていたら、「アニメパターンこそ若干少ないけども、メガドラ版はかなり動きが良いんですよ、音は同じFM音源だし再現度高いです」とサミエルさん。「内容的にはスト2ターボとほぼ同じなんですけど、名前が使えないか何かでプラスって名前になったんですよね、解像度的にはこっちのほうが高いからキャラも大きいんです」こちらnaoさん。詳し過ぎる。taigooooさんの息子であるR君と対戦する事になったんだけども、操作がほとんど解らないという事で僕は必殺技無し・ランク最弱の設定にしてケンでプレイ。飛び込みからの小足連打くらいしか戦う手がなく、それで頑張ってたらサミエルさんから「ダークや!」との掛け声が。ベーマガ読んでた人にしか解らんネタじゃないですかねそれ。


続いて4人対戦の幽白。高校時代に按摩師のNの家でプレイしたのが最後だから、えーと、18年振りか。覚えてるかなと思ったら案外覚えてた。普段ゲームをやらないサミエルさんの奥さんも参戦して大暴れ。ホンマに良く出来てるよなあ、トレジャー凄いわ。更にメガドラ版バーチャ2。噂には聞いた事あったけど、ホンマにメガドラでやるとは思わんかった。2Dになってるけど案外良く出来てる。そしてバーチャレーシング。え、これメガドラで動くの、と半信半疑だったけども、画面見たら思いの外スムーズに動いて度肝を抜かれた。「32X版は綺麗になってるんやけど、ブレーキのタイミングなんかの感覚がメガドラ版のほうが近くて好きって人多いんですよ」とサミエルさん。ホント何でも知ってるなあ。どうやらバーチャレーシングに度肝を抜かれた世代ばっかりが集まったみたいで、画面を見ながら当時のゲーセン話に花が咲いたりした。サミエルさんの「折角のバーチャル体験なんやからドライバーズビューでプレイすべきで、プレイが楽になる俯瞰カメラを使うのは邪道」に爆笑、物凄い濃さだ。「ベアナックルを3D化するに当たってこの床を…」等、ゲームをしながらあちこちから技術的なネタが飛んでくる尋常ならざる世界。

夕方頃にはA社のIさんもビールを抱えて「早めに仕事上がってきました」と来訪。今日はA君が来られなくなったとの事で、それ以外で声を掛けた悪い大人はほぼ全員揃った事になる。幾らお盆が近いとはいえ、平日月曜なのにこの集まりの良さは何だ。各地で大変悪い話に華が咲き、悪い策略が産み出された。反省として、機材をあちこちに置き過ぎて動き辛く、話をしに行き辛かったようで申し訳ありませんでした。あと、常時ゲームやってると全員で悪巧みが出来ないというのも盲点でした。これは次回に必ず改善します、折角だからみんなでワーワー話し合いたいので。

最後はガロスペの対戦会と龍虎2の凄さについてのサミエルさん講義があってお開きに。「15年くらいずっとやってますからね」というサミエルさんvs「先週も大阪で大会に出てきました」というUnityのMさんの死闘が素晴らしかった。特にサミエルさんの鬼のように強いタン先生に畏怖した(残影拳を避け攻撃で叩き落し、飛び込みを弱の箭疾歩でくぐり、撃放でケズり殺す)。21時半には撤収作業に移り、それぞれ体力を使い果たした。改めて振り返ると、今日の集まりは完全に『夏休みの小学生』だった。ゲーム機を持ってる友達ん家に遊びに行って、冷房の効いた部屋でチューペット舐めながらダラダラ遊ぶ、あの感覚。2013年とは思えない世界。ウチの店でも十分環境が作れることが解ったので、今後も続けて何かやれたらとPANDAさん。ウチは一向に構いません。本日は遠い所、近い所から沢山のご来場有難うございました。

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日曜ですが作業しています

あまりの暑さに日中お店がヒマだったので、自分の作業をやる。最近、出来るだけ土日は休むようにしてるんだけども、明日は丸々悪い大人会議だから今日はバリバリ働くよ。ちょっとクーラー病みたいになってフラフラするけど頑張る。夜はランニングにも出る。元気だと言い張る。正直喉が痛い。

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