- 特集 – RASMUS FABER (Bounce.com)
http://www.bounce.com/article/article.php/5659
- ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ(@Victor Entertainment)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A022858.html
所謂企画モノで、色んなジャンルの曲をジャズ『みたい』にしたCDはしょっちゅう見かけたが、これはガチではないか。本格的とかじゃなくて、本物だ。上手い。無茶苦茶上手い。知らない人のために、以下に原曲を掲載しておく。アニメ、マクロスFより 『星間飛行』。
僕はこれをニコニコ動画で知ったのだが、コメントを見ていて気になったので書いておく。「CDと演奏が違う」という件だが、ジャズは同じ人が同じ曲を演奏しても、毎回内容が変わる。何故なら、テーマ以外は全てアドリブだから。
ジャズは他のジャンルと違って、独自の演奏ルールがある。まずはポップスで言う所の『1番』(これをテーマという)を皆で演奏して、『2番』以降はコードに沿って気が済むまでアドリブ演奏、気が済んだら次の人に回して、全員気が済んだら『1番』に戻ってエンディング、という流れだ。
慣れてくると、テーマ自体も崩して弾くので、同じメロディの演奏は二度と出来ない。と言うより、出来てはダメなのだ。ジャズはアドリブがあって初めて成立する音楽なのだから。当然、楽譜もテーマ部分くらいしか用意されていない。場合によってはコード進行だけしか書いていない場合もあるが、テーマさえ覚えていればそれで問題無いし、そもそも楽譜を見ずに演奏する事も多い。
それにしても上手い。原曲に対する愛も感じられる。アクエリオンなんかはワルツでボーカル付き。言う事無しのアレンジだ。
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