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「ゲーセンは逃げるし、今でなければ遊べない」

  • 2013-08-31 (土) 0:30
  • 日常

僕の初めてのゲーセンと言えば小学生時代の駄菓子屋ゲーセンで、近所の駄菓子屋に置いてあった1ゲーム20円の『マリオブラザーズ』や『戦場の狼』、『エキサイティングアワー』にこぞって集まったものだ。何人並んでてもワクワクしながら待ち続け、たとえ太陽が照りつけて画面が見えなくても頑張って遊んだ。少しリッチな時はスーパーやボウリング場のゲームコーナーへ足を運び、『アウトラン』や『アフターバーナー』を全力プレイして鼻血を噴き出さんばかりに興奮した。

ここの日記にも何度となく書いているけども、僕はファミコンを、コンシューマ機を買って貰えなかった。だからゲームを遊ぼうと思ったら、どうしてもゲーセンか友達の家に通わざるを得なかったのだ。当時は親を恨んでいたけども、今は逆にその事を感謝している。ファミコンは後からでも遊ぶ事が出来たけども、あの当時のアーケードは、あそこでしか遊べなかったのだ。ゲーセンという場所は、僕にとって手の届く遊園地だった。いや、自分で操作できる分、遊園地より楽しい場所だったと思う。ホントに走って行くのよ、一分一秒でも早く遊びたいが為に。海へ行っても山へ行っても、夜には宿にあった小さなゲームコーナーに夢中になったのよ。

最近自分のゲーム感について考える機会が多かったんだけども、一番強烈な思い入れがあるのは、やはりこの幼少の時代に出会ったゲームのようだ。去年、秋葉原でナツゲーミュージアムさんを訪れた時、少しだけ昔を思い出した。ああいう感覚が味わえる場所って、もうほとんど無いよね。

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