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2014-10-18

2005年以来の日本シリーズ進出?

あの短期決戦に弱い阪神が、まさかの4タテ、ジェノサイド。2005年のロッテを思わせる勢いで、ペナントレースを制した巨人を叩きのめしてしまった。いや、これは喜んで良いんやろうか。ネタ的には最高なんやけども、何というか、生まれて初めて巨人が気の毒やと感じてしまった。基本アンチ巨人で、阪神が勝つと嬉しいんやけども、ここまで一方的なんはちょっと…実力差と言えばそれまでなんやけども、全く見せどころも無いまま沈んでいく巨人ナインが悲惨で…

え、日本シリーズ行くの?阪神が?2005年以来?道頓堀に飛び込んでる人を見ても、正直全くピンとこない。何やろう、これ何て表現したらええんやろう。個人的には広島×オリックスの日本シリーズを期待してたんやけども。これで阪神が4タテして日本一になったらどうしよう。

カメラマンだらけの結婚式

喫茶店をオカンと兄に任せ、スーツ姿で結婚式参戦。友人である所のバイオリニストのYちゃんの結婚式へ行ってきた。例によって撮影をお願いされているんだけども、今日は強力な仲間が居るのだ。その名は変態デザイナーのYさん(通称・姉さん)。ツーマンセルでの屋外撮影は初めてだ。と言ってもプロのブライダルカメラマンも居るので、僕らはあくまでバックアップである。物凄く気が楽だ。

現場到着、姉さんと合流。待合室に顔を出すと、着物を着たマスターとママさん、そしてYちゃんと旦那さん、更には両家御一族と友人まで揃っていた。そう、Yちゃんのお父さんはジャズバーのマスター、つまり僕のピアノの師匠である。この日記でもちょくちょく書いてたけどね。挨拶もそこそこに集合写真撮影に移る。

「今日は映像メインでお願いするわ、これウチのビデオね」とマスターから渡されたのは小型HDビデオカメラ。SDカードで記録出来るんだけども、中を見たら1GBしか入ってなかった。慌てて僕の予備カードである8GBと交換、これで何とか一日押さえられるだろうか。と、ここで姉さんが引き攣った表情に。「私、自前のカメラのバッテリー忘れた」なんですって。この瞬間、僕がカメラで姉さんがビデオメインという配置が決定。頑張りましょう。

式がスタート。神前式で、かなり厳かな雰囲気だ。通された神殿内は暗く、また撮影が許可されるタイミングも少ないのでここはプロにお任せ。僕は最低限だけ撮影しておいた。距離や角度が微妙で、あまり良い写真は取れなかった。

式が終わった後は集合写真タイム。書き忘れていたけども今日は恐ろしいまでの快晴で、コントラストバリバリで撮影に適していない。光は飛ぶは影は落ち込むわで大変だ。と、ここで僕ら以外にもデジイチを持ち込んでいる人を発見。旦那さんのご友人で、何とこの方もプロのカメラマンだった。デジイチが3台揃う珍しい現場に。ちなみに僕だけNikonのAPS-Cでお二人はCanonのフルサイズだった。ブライダルカメラマンさんは何処まで行ってもF2.8のレンズ付きである。羨ましい。

2人のカメラマンに混じりながら必死に撮影をするんだけども、マスターとYちゃんがなかなか目線をくれない。ブライダルカメラマンさんが「はい撮りますよー」って言ってるのに、二人して明後日の方角を向く。この辺り、思いっきり親子だ。ママさんに叱られようやく前を向くも、少し間が開くとまた明後日の方角を向いている。もうちょっと人の話を聞いて下さい。

式は終わり、マイクロバスに乗って宴会場へ移動。当たり前と言えば当たり前なんだけども、Yちゃん側の友人はプロのミュージシャン(室内楽)ばっかりで、音楽をやってないのは姉さんだけという状態に。余興も当然ガチ演奏で、これお金払って聴くレベルよねといったものばかりだった。勿論新婦も演奏するし、驚いた事に新郎もギターを奏でる。僕ら何にしに来たんでしたっけ。

そして当然マスターもピアノを弾く。合間合間に弾くもんだから、ほとんど自分の席についていない。今日くらいはゆっくりしてたら良いのに、これじゃ店に居る時と変わらんじゃないですか。マスターは年からのミュージシャンなんやなと感じさせられた。また、入場時に弾いたのは自身が娘さんの為に作った子守歌だった。親から子へ受け継がれる、音楽の魂。

そうこうしている間にお料理が出てくる。ご存知の通り僕は偏食家で、プチプチ的なもの(数の子とかイクラとか)やビネガー的な物は何一つ口に出来ない。こういった席だとお寿司なんかが出て来て僕は轟沈するんだけども、今日は隣に姉さんが居る。姉さんに先に食べて貰い、危険物は交換をするという、小学生の給食のような行為に及んだ。持つべきものは友人である。

ところでこれ、おかしくね?

そう言えば、新婦の友人代表として姉さんがリングを届ける役をやったんだけども、こっそり見せて貰ったら座布団に自転車の鍵がついてるみたいに見えた。素直に姉さんに伝えた。物凄い怒られた。

会の方は多少の脱線を含みながらも進み、笑いが絶えないままフィナーレへ。ようやく父親らしい表情になったマスター、それでもマジメモードになりきらない所がこの親子らしくて良かった。店の常連さんから、「マスター号泣するんちゃうか」なんて言われていたけども、実に良い笑顔でした。

僕がお店に顔を出してから22年、通い始めて14年。元はオトンが通っていて、親子二代でお世話になってるんだけども、まさかこういう席に呼んで頂けるとは思わなかった。下手なピアノしか弾けなくて申し訳ないけども、こうやってお役に立てて本当に良かったと思う。これからもまたお世話になりますので、宜しくお願いします。

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