- 2013-06-18 (火) 0:30
- 鍛錬
先週の金曜日に引き続き、ジャズライブへと出掛けた。ギタリストのT君と、昨年末に引っ越しを手伝ったベーシストのS君がデュオでやるらしいのだ。普段から一緒に練習しているとの事だけれども、二人だけでライブをやるのはかなりレアらしい。どんな演になるか楽しみだ。後から変態デザイナーのYさんも来るらしい。
到着して間もなくライブはスタート。今日のリーダーはS君との事なんだけれども、こういう形で喋るのに慣れていないらしくメチャクチャぎこちない。こういうS君は貴重やな、先週のフルートのKさんに続いて珍しいモンが見れたわと笑っていた。
が、ひとたび演奏が始まると、言葉が出なくなった。いつもジャズバーで遊んで貰ってる時と、全然違うのだ。とにかく自由で、それでいて破綻しない。相手が受けられるからこそ出来る演奏。僕だったら絶対受け取れないような鋭いパスを、二人は笑いながら華麗に繋いでいく。何だこれ。この二人、こんなに凄かったのか。一緒にセッションをやってる時でも十分上手いと思ってたけど、これは文字通り、桁が違う。ショックだった。音で会話するって、音を楽しむって、こういう事を言うんやと。
それと同時に、ジャズバーでは僕ら素人に気を使ってくれてるんやという事も感じられた。僕らが受け取れないようなパスは出さないし、常にフォローする体勢が取れている。嗚呼、彼らはホンマもんのプロなんやなあ。今日になって改めて、彼らの実力を思い知らされた気がする。
2ステージ目の1曲目、僕もお邪魔させて貰う事になった。SummerTime、超無難な選曲である。聞けば今日のお客さん、ほとんどがミュージシャンとの事で余計緊張した。Yさんに「慎重な演奏やったなあ」と笑われたけど、その通り。この状況じゃ無茶も出来んよ。最後のアンコールでもう一人ギタリストさんが飛び込んで、4人でAll of Meをやらせてもらって今日は終了。お疲れ様でした。次にジャズバーでセッションする時は、更に感謝して演奏するようにしよう。
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