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2013-04

世界最高峰のアカペラを一人で


ベースは男性を入れているとはいえ、Take6を女性一人でやるか。Take6はグラミー賞の常連である6人の黒人アカペラグループで、非常に美しいコーラスなんだけれども、普通歌えないって。どんだけ難しいかこのコーラス。この女性一体何者だ。

プロカメラマンへの絶大な信頼感

串焼きのNさんから、新メニューの撮影をやるんで覗きにきませんかと入電が。何とか時間を作って覗きに行かせて貰った。実は以前から、次に撮影をする時に呼んで貰えませんかとお願いしていたのだ。理由は、撮影技術の勉強の為。Nさんのレストランメニュー写真、凄まじくクオリティが高いのだ。

店内では既に準備が進んでいた。Nさんたちの友人でもある、プロカメラマンのOさん。カメラはNikon D4だ。僕のD7000の数段上に当たる、プロ仕様のデジタル一眼。レンズは昔から使ってるマクロレンズですよ、との事だった。早速見学をさせて貰いながら、合間に話を伺う。

解り切っていた事だけれども、まず装備が違う。コメット社の『TWINKLE 02 III』というモノブロックストロボを使用、光を柔らかくするためにトレーシングペーパーのロールを間に挟んで料理に光を当てている。逆サイドからはレフ。このストロボ、何もしない状態では電球色のライトが当たっているだけだが、シャッターに連動して追加でストロボがバシッと来る。こんな機材があるのか。出来上がりを見せて貰ったら、まるで柔らかな日光が差し込んでいるかのように料理が照らされている。凄い。

また、Oさんの写真は全て調整を済ませた状態で撮影されていて、持ち帰ってPhotoshopで補正なんて事は稀だそうだ。「それやってる時間が無いんで、出来る限り現場で一発で合わせます」と。おおお、流石プロだ。僕にはとても真似出来ない。考えてみたらフィルムカメラの時代はそれが当たり前やったんよね。僕らが甘えてるだけなのかもしれない。話しながら、「この写真はどういう形で使われますか?」と質問を貰ったので、こういう感じで…と伝えると「デザイナーさんが居ると話が早くて助かります」と笑ってくれた。恐縮です。僕も助かります。かつてない、絶大な信頼感。

出来上がった他の写真も見せて貰う。溜息が出る程に素晴らしい。当然、一朝一夕で身に付く技術ではないだろう。しかし、今日僕は大きなヒントを沢山貰う事が出来た。少しだけ背伸びして、装備を揃えてみようか。ちょっとの工夫で仕上がりが全然変わるという事も解ったし、照明類も思ったよりは安いので、出来る範囲からコツコツと。良い写真が撮れるようになりたい。Oさん、今日は本当に有難うございました。

死闘、HDD交換

「突然英語の文字だらけになって、ノートPCが立ち上がらなくなったんです」と常連のHさんから連絡を貰ったのが今月1日。エラー画面を読み上げて貰ったら、S.M.A.R.T.のエラーだった。曰く、「もうすぐHDD死ぬよ」。購入してまだ3年ちょっとしか経ってないのに、何てこったいNEC Lavie。

取り急ぎバックアップをとって再インストール…という所でふと気が付いた。Hさん、購入した時についてた再セットアップディスクはどうしました?と尋ねたら、「本体にドライブが付いてないから、てっきり要らんもんやと…」と。ぎゃあ。取り敢えず祈りながらWindowsを起動させて、どうにか再セットアップディスクを作る事に成功。新しいHDDを買ってきて換装…と、今度はここで躓いた。SeagateのHDDが、相性問題なのかセットアップ完了間際で止まる。「ドライバがインストールできませんでした」という謎のエラーを吐くNECの再セットアップシステム。ふざけんな。

こうなったらHDDイメージを作ってコピーするしかない。Macrium Reflectでイメージを作ろうとしたら、途中で「読み込めません」エラーを吐いて止まった。寿命が、すぐそこまで、来ている?祈るような気持ちで3度チャレンジ、何とか3度目でイメージを作れたんだけども、新しいHDDにマウントしても何故かWindowsが起動せず。やはり相性なのか。仕方なく、元から入っていたTOSHIBAのHDDの後継機を取り寄せるも、コイツも起動しない。頭を抱えた。そういやOffice2010のディスクも無い。どうする。

と、ふとここで、Windows7に標準搭載されているバックアップと復元で何とかなったりしないかと思い立った。再セットアップディスクやら相性やらに振り回されて、こんな基本的な所に目が言っていなかった。祈りつつバックアップを取り、TOSHIBAのディスクで復元。動いた。動いたよ、それも完全に元通り復元して。朝から気力を使い果たし、フローリングの床に倒れ込む。良かった、何とかなってホンマに良かった。じゃあ結局相性って何やったんや。再セットアップの時だけに発生する何かか?

読めないようで読めるようで

先日開催されたGDCのレポートが続々と届いているんだけれども、これは読めない…と思ったら案外フィーリングで読めるぞ中国語。しょっぱなの『日本獨立遊戲公司 NIGORO 的創辦人楢村匠先生』で噴いた。なるほど、『日本のインディーズゲーム制作チーム NIGOROのクリエイター 楢村匠さん』か。ネタみたいに見える。

一番笑ったのは以下の文節。セミナー中にネットスラングである『メシウマ』を流行らせようと目論んだならむらさん。これを読めば何となく意味が通るんじゃないだろうか。

在此,進入楢村的日語教室。今天要教給大家的單字是「メシウマ」(me-shi-u-ma),是「他人の不幸で今日も飯がうまい」這句話略縮後所產生出來的網路流行語,意思是「因為他人的不幸讓今天的飯變得很好吃」或者「用他人來的不幸來配飯吃」,其實差不多就是成語「幸災樂禍」的意思,不過「メシウマ」的語意更加輕佻與狂妄,近似於「別人的失敗就是我的快樂啦!」

読めちゃう。噴かざるを得ない。合間に挟まっている日本語がまた絶妙のスパイス。良いわー、中国語良いわー。

TLを賑わす緩い企業広報

こういう緩い企業広報のハシリって、やっぱり@NHK_PRさんなんだろうか。僕が見てる中ではタニタさんやシャープさん、最近耳目を集めた日立マクセルさんなんかが楽しい。企業間で絡み合ってる事も多く、面白い試みやなあと思いつつ下手に真似したら大怪我するで、と。

原価だけで何が出来る

そう、原価だけじゃ何も作れないのよ。同じような話、何でもかんでもPCが勝手にやってくれる訳じゃない。それを動かす人間が居て、初めてPCは仕事をするんよ。僕らだって、仕事してるんよ。

この春最初のパンイチ日和

桜の撮影ばっかりしてるようだけれども、息抜き程度の時間しか表に出られてない現状。こんなええ天気で事務所篭りっぱなしじゃ病むわ。少しくらいは気を抜かんとね。外は夏のような陽気で、この春初めてのパンイチ日和です。

「まだ届いてないんですけど」

「まだ折込用のチラシが届いてないんですけど」という電話がかかってきたのは13時の事。あれ、午前着で印刷屋さんから折込チラシセンターに届くよう指定してたのに。遅れてるかもしれません、ちょっと調べてみますね…ここから地獄が始まった。

ネットでヤマトの配送状況を確認してみると、荷物が変な所で止まっている。昨日の段階では近所の配送センターまで届いてた筈なのに、何でまた京都市内に戻って…備考欄には『調査中』の文字が。見たことのない表記だ。おかしいなと思い、コールセンターに電話をする。

「申し訳ありません、配送事故があったようで違う支店に転送されてしまったようです」

おおおおおおい。全身から吹き出す脂汗。このチラシは明日新聞へ挟み込む予定の、お客さんのチラシなのだ。すぐに折込チラシセンターに電話し事情を伝える。実はこの時点で既に、配送を1日待ってもらっていたのだ。これ以上遅れるという事すなわち、挟み込みが出来ないという事を意味する。完全に僕手のから離れている状況、出来ることと言えばヤマトさんに急いでもらうよう伝えるしかない。

すぐに確認をして連絡します、という電話から20分。未だ連絡来ず。仕方無くこちらから連絡するも、状況は変わっていないようだ。荷物が何処にあるのか、誰が持っているのかが把握出来ていない…?とにかくすぐに何とかして下さいとお願いして、待つこと1時間。今度はこちらから確認出来ないので、配送センターのほうへ連絡して下さいと来た。えええ。

結局連絡しても状況は変わらず、16時。配送完了の知らせが来た。同時に、折込チラシセンターから「間に合いました!」との連絡が。机に突っ伏した。これほど何も手につかなかった事は無い。下手をすると賠償請求をかける所まで話が行っていたので、心の底から安堵した。

今回の件に関しては、そりゃ人間なんやから事故は起こるわな、という事を再認識させられる良いキッカケになった。それぞれが手をつくして間に合ったんだから、取り敢えず良かった良かったですよ。こういう場合に備えて、常に余裕は持たせるべきやと。

新しくも懐かしい戦い

千葉のデザイナーSさんが関わっているiOS用ゲーム。タイトルからだけでは内容が全然想像出来なかったが、これが実によく出来たアクションゲームだった。パッと見は最新ゲームなんだけども、その中身は龍虎1を思い出させる気合ためと放出で爽快感抜群。マイクタイソン・パンチアウトっぽい所もある。単純なようで駆け引きも熱く、凡ミスで一気に窮地に立たされたりと緊迫感もある。随所に懐かしいネタ(80~90年代アーケードゲーム)が折り込まれていて、30前後のゲーマーがニヤッとする仕上がりになっている。1面だけなら無料で遊べるので、まずは軽く遊んで頂ければと。開発元のM2さんはオールドゲームの移植専門と呼ばれる程の職人集団なんだけれども、これが初めてのオリジナルタイトルとなる。次は何をやってくれるのか。

今日も今日とて桜の撮影

連日のチャリで足に良い感じの筋肉痛。いや、そんな大して漕いでないのにこれはアカンのか。

クリックで大きく表示される。川端の桜は毎年見事やなあ。ずーっとエンドレスで続く桜並木。これが上手く散ってくれると、幻想的な花吹雪になるんやけど今年はどうやろうか。まだ満開にもなってないんやけどね。

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