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2013-04

楽しい地図作り

地図作るの、随分慣れてきた気がする。何を入れて何を省くかとか、色の使い方とか考えるの楽しい。色んな表現方法があるし、他のデザインとの合わせ方も様々。人の作った地図を見てるのも楽しい。僕はそれほど技術力持ってないんで難しい地図は作れんのやけどね。

緩やかに鈍る

かれこれ半年近くジャズバーに行けていない。仕事に追われてはいるけど、ピアノの練習だけはちゃんとやっている。それでもやはり、少しずつ少しずつ鈍ってきているのが解る。ジャズバーに行く時は、可能な限りベストコンディションで臨みたいと思ってるんだけれども、それが逆に足を遠くさせている理由にもなっている。通い始めて13年も経つのに、まだ気軽に遊びに行けない。定期的に思う事なんやけど、僕にとってのジャズって、一体何なんやろう。

ゾッとする噂を聞いた

散髪の為に理容師のNさんのお店へ。予約時間を勘違いして、30分近く遅刻してしまうという失態を犯す。幸い「大丈夫ですよ、この後は空いてるんで」と言って頂けたんだけれども平謝り。ホント申し訳なかったです。

今日もずっと喋りっぱなしだったんだけれども、その中で一つゾッとする噂を聞かせて貰った。イオン進出の話だ。いやいや、まさかと思った。この辺にイオンが入るような広大な土地なんて無い筈だ。が、Nさんが教えてくれた場所を聞いて呻く。ある、十二分に可能性がある。盲点としか言いようが無い。まだ噂段階だし、来ると決まった訳じゃないけど、もし実現するようなら街は一変する。シミュレートすればする程、落ち着かなくなる。さて、どうなる。

12回目の巨大ショートケーキ

昨日の夜と午前中に仕事を片付け、散歩がてらやってきました毎月22日のGranewton Picnic。巨大なショートケーキを運ぶ事、今回で12回目。つまり来月で丸一年になるという事だ。そうか、もうそんなになるんか。と、今日はテレビカメラ来てますな。ここんとこ毎月取材が来てるので、あんまり驚かなくなってる。こちらNHK-BSのクルーさんだそうだ。それとは別に、全くの偶然でNHK京都放送局の方も取材に来られていた。NHKデーか。

今日は天気も良く暖かいので集まりが良い。先月はもっと凄かったらしいんだけど、今日でも十分多いですって。いつものメンバーの他にも、仕事着のままの男性や、これから学校に行こうとしてる学生、スウェーデンからやってきた留学生も交えて賑やかになっている。相変わらず敷居の低く参加しやすいピクニックだ。主催の重光さんとオオギシ君は取材で忙しそうなので、慣れた参加者が初見の人に説明に回るといういつものスタイルに。

今日一番のヒット、可愛い親子さん。小さい子ならケーキに乗っても大丈夫ですよと伝えたら、イチゴを抱きかかえるように座ってくれた。今まで何人も座ってくれたけど、このポーズは見たことが無い。可愛い。メチャクチャ良い写真が撮れたんだけど、ここに載せて良いかを聞いていなかったので続きは某所で。僕が歓声を上げたら、みんな一斉に食い付いて大フィーバーになった。女の子モテモテ。

その後、居合わせたメンバーや通りすがりの人と談笑していたら重光さんから声がかかった。はいはい何ぞ何ぞ、と思ったら「インタビューしたいそうなんで、お願いします」ですって。え、いやいや、何をおっしゃる…「ミヤザワさん長いこと来てくれたはるじゃないですか、よく知ってくれたはると思いますし」、いや、まあ、そうなんですけども。えええ。

学生時代に地方テレビ局でアルバイトをし、何度も何度も目にしてきたテレビカメラ。しかしこのカメラが僕の方を向く事はあり得なかった。当たり前の話だ、影ですら映り込んだらどやされる。あの画角は、僕にとって恐怖の絶対不可侵領域だったのだ。そのカメラが、画角が、今、僕の方を向いている。その筈なのに、驚くほど普通だった。頭にあったのは、もうちょっとマシなカッコで来りゃ良かったな、それだけだった。多分、先日のニコ生の影響だと思う。僕も成長した、って言うのかなこれ。

無難に収録を終え、再び雑談タイム。ひっきりなしに訪れる「これ何ですか?」という通りすがりの人や、「テレビや新聞で見て来ました!」という人。説明したら笑ってくれて、写真を撮ったら良い笑顔になる。声をかけてくれる人は、例外なくみんなそうなるんよね。巨大ショートケーキの力は偉大だわ。一番嬉しかったのが、年配の男性に説明した時に「こんな面白い事をやってる若者たちが居るんやね、孫に見せてやりたいから次は連れて遊びに来ますよ」と喜んで下さった事だった。

改めて、良い場を作ったね、重光さん。オオギシ君。

日暮れと共に撤収。今日は人手が足りないとの事で、僕も片付けまで付き合う事に。鴨川沿い、ケーキを押しながら歩いていると沢山の人に声をかけられる。子供は大抵喜ぶ。今日一番の空を眺めながら、出町柳より北大路まで小一時間かけて歩く。道中、このケーキの生みの親とも言える舞台造形作家さんと偶然遭遇したり(しかも補修を依頼)、「この近くでイチゴパックが大量に放置されてたんやけど、君らか?」とお巡りさんに尋ねられたりと、最後まで楽しい一日になった。違いますけどそう思いますよね、と話したらお巡りさんも笑ってた。それじゃ、また来月。

MSXカートリッジ版コーラン

うわあホンマにあった(やじうまPC Watch 1999年11月12日の記事)。どういう需要や。サウジアラビアにMSXがある事自体に驚いたのに。これどんだけ普及したんかなあ。ナンボくらいするんかなあ。

1/4ドットという単位は無い

画面を見てピンと来たのでダウンロードして遊んでみたんだけど、上の4つが引っかかって手が止まってしまった。特に最初の項目。荒い解像度で表現する場合において、キャラが1ドット以下の単位で滑らかに動いた瞬間、ドット絵はドット絵ではなくテクスチャに見えてしまうのだ。『荒い解像度のゲーム』というリアルが失われるという事は、僕みたいな古い人間にとって大きなストレスとなる。移動速度を落としたいなら、数フレームに1ドット進めるような形にしないと。

また、序盤の敵の動きが全て同じというのも気になった。折角個性的なキャラが用意されているのに、何故動きにも個性を持たせなかったんだろう。動きに個性があるだけで、同じキャラでも「コイツは何か違う!」と認識出来るのに、同じ動きにしてしまっては単なる絵の付け替えにしか見えなくなってしまう。前述の1ドット以下の動きも含めて、強烈なハリボテ感が拭えない。折角ここまで作り込んだのなら、もう一歩踏み込んでほしかった。

行きは良かったんですよ

打ち合わせに行く予定があるんだけども、今日は車出勤なので原チャは自宅にある。さてどうしたもんか、電車か…と思ったらオカンが「天気ええから自転車使いよし」と喫茶店のチャリを出してきた。うーん、行けなくは無いけども原チャで20分くらいかかるから、どれくらいで着くやろか。

結局、電車より自転車の方が何となく面白そう、という理由で自転車をチョイス。一番重いギアで一気に加速、鴨川沿いを南下していく。あれ、信号に引っかからんから案外早く着くんじゃ…と思ったら20分で着いた。原チャ≒自転車説爆誕。まあ、太ももや股関節に謎の痛みがあるんやけどね。チャリで市内を走り回るなんて、こっちに事務所構えてから初めてやもしれん。

一軒目はハワイのNさんのお店。到着早々、iPhoneの設定方法が解らんから教えてと言われたので頑張る。そうか、Nさんもついにガラケー卒業か。GoogleMapやNAVITIMEなどのアプリが便利ですよと教えて、新しく増えた焼菓子を買い込み、一杯雑談して二軒目、串焼きのNさんのお店へ。原チャだと一瞬の距離でも、チャリだとちょっと時間がかかる。メニューデザインの打ち合わせからPCの不具合まで色々打ち合わせをして、さて帰路だ。

車や電車移動だと気付かない人も多いだろう。実は京都は、南から北に向かって緩やかに登り続けている街なのだ。地味に地味に、しかし確実に体力を奪う登り坂。行きは20分で来られたが、帰りは40分近くかかってしまった。重いギアのまんまで頑張ったので、足のあちこちから変な痛みが出て来た。これ明日以降ヤバいんじゃないのか。勢いだけで行動するの、いつまで経っても辞められない。

ミッドナイト念仏初参戦

「知恩院で夜通し読経する『ミッドナイト念仏 in 御忌』ってイベントがある」、変態デザイナーのYさん(通称姉さん)から連絡があったのは数日前の事。聞けば「宗派不当」「一般参加可能」「参加費無料」「途中参加退出可能」という、かなりロックなイベントのようだ。毎年やってるみたいやけど、こんなん初めて聞いたぞ。行くしか。ちなみに知恩院は浄土宗で、ウチは真言宗。

と言う訳で、真夜中0時に知恩院前集合となった我々。最近こんなんばっかで生活乱れまくりやけど、夜の方が元気なんやからしゃあない。バカデカい横断幕にバカデカい新ゴでタイトルが書かれていて、これ何ptやと思う?などと盛り上がる職業デザイナー。それにしても、木魚の音が境内の外まで聞こえるってどういう事なん。周りを見渡したら、若い子らがひっきりなしに出入りしてる。外国人も居る。みんなネットのニュースを見て来たんやろうか。

そういや会場って何処なんやろ…と歩を進めて驚いた。知恩院が誇る国宝・三門楼上でやるらしい。一気にテンションが上がった。ここ、滅多に上がれないんよね。鋭すぎる階段を登るのは地方テレビ局でバイトしてた時以来だから、15年振りくらいか。入口で簡単な説明を受け、諸注意が書かれた紙を渡され、いざ登らん。あまりの鋭さに、姉さん腰が引けてます。楼上へ辿り着き、中を覗いてみたら100人以上の人が一斉に木魚を叩いていた。シュールだ。

突っ立っててもしょうがないので中へ。見事な天井絵の元、ズラッとならんだ木魚と人。お坊さんだらけかと思ってたら、意外な事にほとんどが一般参加の人だった。空いた場所に自由に入って良いとの事で、折角なので中央の前へ進む我々。端のほうを見ると、コンマスらしきお坊さんが和太鼓を叩いてリズムを刻んでいる。なるほど、これに合わせてみんな木魚を叩いてるのね。道理で綺麗に揃った音が外まで聞こえる筈やわ。どれ、では一つ…と、木魚を叩きながら慣れないお経を読み上げる。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…読み上げながら気付いたんやけど、これお坊さんやと「なむ あみ だぶ」の3拍子で読み上げるよね。何で「なむ あみ だぶ つー」の4拍子やないんやろう。「つー」が言いづらいからかな。お経自体が変拍子なんで、この部分だけ取り上げるのも変な話かもしれんけど。

と、しばらくして小さな異変に気が付いた。コンマスの和太鼓より、参加者の木魚のほうが僅かにテンポが速い。周りを見渡してみると、みんなぎこちなく木魚を叩いている。そう、リズムを刻むとき、素人はハシりやすいのだ。場の雰囲気に飲まれてか、はたまたトランス状態に陥っているのか、大きな音を立てながら木魚は加速していく。いかん皆、コンマスのリズムを聴くんだ。と思ったら、仕方なしにかコンマスもテンポを上げてきた。こんな速いビートを刻む木魚、聴いた事無いぞ。ジワジワ上昇し続けたテンポ、体感にして200前後という新境地に突入。このままでは細いバチが折れかねん。脱落者も出るぞ、と危惧した瞬間、コンマスが一気にドラムロールへ持って行った。おお、その手があったか。戸惑う参加者たちをよそにブレイク一発、120前後の落ち着いたテンポへリセット。お見事、これぞプロの技だ。思うにこれ、30分に1回くらいのペースで発生してるんやないかなと。一晩ずっと続けにゃならん訳で、ホントお疲れ様です。こんなんばっかり気にするモンやから、全然集中出来てない僕。スイマセン。だって気になるんやもん。

気付いたら1時前になっていたので、明日の事を考えてこの辺りでと立ち上がる。行きより数倍怖い帰りの急角度階段を降り、俗世へと帰ってきた。境内から出る時に、お寺の関係者さんと思しきご婦人に声をかけられた。「良い経験になったでしょ?このイベント、もう10年ほどやってるんやけど、これだけ沢山の人が来てくれるようになったんはここ数年の事なのよ」「若い人たちがね、インターネットで見て来てくれるようになってねえ…今までは関係者と近所の人くらいやったから、私らも嬉しくてねえ」と。思い掛けない良い話にウンウン頷く僕ら。楽しいと言ったらおかしいけど、楽しかったです。看板の写真、後で気づいたんやけどハッシュタグ付いてるやん。

僕らが知恩院を後にする頃にも、続々と若者たちが足を運んでいた。これ、来年くらいには更にブレイクするかもしれんなあ。独特の空気に触れられて良い経験が出来たんやけど、出来ればもっとプロのお坊さんの技術を体感したかったなと。一般参加者ばっかりだったので、次は一定間隔でお坊さんが並んでいて欲しいと思うのは贅沢でしょうか。

DAWに対する複雑な感情をたたきつけたマンガ

物凄いニッチなんだけども、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション:作曲・音楽編集ソフト)を擬人化した漫画が面白い。以前にPROTOOLSの導入部分だけ読んだ事あったんだけど、続編がしっかりあって良い話になっていた。僕は学生時代、Steinbergと契約してCubase 5少年をやっていた。使い勝手が良くて気に入ってたんだけども、今ウチにあるのはAbelton LiveのFree版だ。お金ないので。

消失デジャブ

サイトを更新しようと思ってFTPを立ち上げたら、ヨガのHさんのサイトが消滅してて焦る。すぐに連絡を取ってみたら、振込を忘れてたとの事。全然焦ってないぞこの娘。メールアドレスを変更したのを忘れてて、告知を受け取り損ねていたらしい。ええい、僕と同じような事をしおってからに。みんな、メアド(ドメイン)変えた時はこういう登録メールに気を付けるんだ。

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