Home > 日常 > 12回目の巨大ショートケーキ

12回目の巨大ショートケーキ

  • 2013-04-22 (月) 0:30
  • 日常

昨日の夜と午前中に仕事を片付け、散歩がてらやってきました毎月22日のGranewton Picnic。巨大なショートケーキを運ぶ事、今回で12回目。つまり来月で丸一年になるという事だ。そうか、もうそんなになるんか。と、今日はテレビカメラ来てますな。ここんとこ毎月取材が来てるので、あんまり驚かなくなってる。こちらNHK-BSのクルーさんだそうだ。それとは別に、全くの偶然でNHK京都放送局の方も取材に来られていた。NHKデーか。

今日は天気も良く暖かいので集まりが良い。先月はもっと凄かったらしいんだけど、今日でも十分多いですって。いつものメンバーの他にも、仕事着のままの男性や、これから学校に行こうとしてる学生、スウェーデンからやってきた留学生も交えて賑やかになっている。相変わらず敷居の低く参加しやすいピクニックだ。主催の重光さんとオオギシ君は取材で忙しそうなので、慣れた参加者が初見の人に説明に回るといういつものスタイルに。

今日一番のヒット、可愛い親子さん。小さい子ならケーキに乗っても大丈夫ですよと伝えたら、イチゴを抱きかかえるように座ってくれた。今まで何人も座ってくれたけど、このポーズは見たことが無い。可愛い。メチャクチャ良い写真が撮れたんだけど、ここに載せて良いかを聞いていなかったので続きは某所で。僕が歓声を上げたら、みんな一斉に食い付いて大フィーバーになった。女の子モテモテ。

その後、居合わせたメンバーや通りすがりの人と談笑していたら重光さんから声がかかった。はいはい何ぞ何ぞ、と思ったら「インタビューしたいそうなんで、お願いします」ですって。え、いやいや、何をおっしゃる…「ミヤザワさん長いこと来てくれたはるじゃないですか、よく知ってくれたはると思いますし」、いや、まあ、そうなんですけども。えええ。

学生時代に地方テレビ局でアルバイトをし、何度も何度も目にしてきたテレビカメラ。しかしこのカメラが僕の方を向く事はあり得なかった。当たり前の話だ、影ですら映り込んだらどやされる。あの画角は、僕にとって恐怖の絶対不可侵領域だったのだ。そのカメラが、画角が、今、僕の方を向いている。その筈なのに、驚くほど普通だった。頭にあったのは、もうちょっとマシなカッコで来りゃ良かったな、それだけだった。多分、先日のニコ生の影響だと思う。僕も成長した、って言うのかなこれ。

無難に収録を終え、再び雑談タイム。ひっきりなしに訪れる「これ何ですか?」という通りすがりの人や、「テレビや新聞で見て来ました!」という人。説明したら笑ってくれて、写真を撮ったら良い笑顔になる。声をかけてくれる人は、例外なくみんなそうなるんよね。巨大ショートケーキの力は偉大だわ。一番嬉しかったのが、年配の男性に説明した時に「こんな面白い事をやってる若者たちが居るんやね、孫に見せてやりたいから次は連れて遊びに来ますよ」と喜んで下さった事だった。

改めて、良い場を作ったね、重光さん。オオギシ君。

日暮れと共に撤収。今日は人手が足りないとの事で、僕も片付けまで付き合う事に。鴨川沿い、ケーキを押しながら歩いていると沢山の人に声をかけられる。子供は大抵喜ぶ。今日一番の空を眺めながら、出町柳より北大路まで小一時間かけて歩く。道中、このケーキの生みの親とも言える舞台造形作家さんと偶然遭遇したり(しかも補修を依頼)、「この近くでイチゴパックが大量に放置されてたんやけど、君らか?」とお巡りさんに尋ねられたりと、最後まで楽しい一日になった。違いますけどそう思いますよね、と話したらお巡りさんも笑ってた。それじゃ、また来月。

Home > 日常 > 12回目の巨大ショートケーキ

Search
Feeds
Meta

Return to page top