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2010-03

手帳を買いました

薄くて良い感じ。

手持ちの手帳が3月末で終わる為、新しい手帳を買ってきた。別段どうと言う事の無い、マンスリー手帳だ。

実は元々、僕は手帳が大嫌いだった。手帳にスケジュールを書き込む、という行為が嫌いだったのだ。そこに書いてしまう事で、一日の全ての内容が決まってしまいそうで。それ以外に何も出来なくなってしまいそうで。思い付きや偶然性を重視する生活を送っていた僕にとって、それは一番つまらなくてイヤな事だった。良く考えたら、これダメ人間か。

しかし、大勢の人と一緒に仕事をする機会が増えるに従い、手帳を持たざるを得なくなった。そうすると今度は、そのスケジュールの中で思い付きや偶然を探すようになったのだ。僕も少しは社会に順応したと言えよう。と言うより、今の仕事スタイルだと手帳が無いと怖過ぎる。今までどんな生活をしていたんだ僕は。

そう言えば昼休み時間か

買出しの途中、前職の上司と遭遇した。もっとも、僕は原チャでヘルメットを被っていたので、至近距離ながら気付かれていなかったのだが。去年までだったら、顔を合わせるのもイヤだと思っていたが、今日は別段何も感じなかった。今なら多少は胸を張って挨拶出来ると思う。

事務所 ver1.00

揃ったっぽい。当初予定していた通りに収まった。本当に思い通りになって自分で驚いている。人間やれば出来るもんだ。年始から始めた事務所設営も、ピアノ導入で一応完成の日の目を見た。さあ、かかってきなさい。

ミシン目で快感を

気持ち良い。

演劇用のチケットを作る為、オルファのミシン目カッターを購入。これがすこぶる具合がいい。差金を当ててスッと引いたら一発でミシン目が。分厚い紙でも少しゆっくりやれば十分。穴は貫通しないが、綺麗にカットする事が出来た。多少手間はかかるが、これでわざわざ高い専用紙を買わなくて済む。

その昔、こういうミシン目に憧れていた時期があり、やたら本物のミシンで穴を空けまくった事がある。自分で作ったミシン目をプチプチ切り離すのが快感だったのだ。その手応えが。約30年振りに蘇る。やたらチケットを作りたくなってきた、この昂りをどうすれば良いのか。

UNOスーパーハードワックス再び

宝の山じゃー。

先日購入した資生堂UNOのウルトラソリッドがあまりに酷く(クレイ、ゴワゴワ、洗髪しづらい)、とうとう逆上してネット通販で大量購入してしまった。売り場から消えた筈の、UNOスーパーハードワックスを。

そう、店頭では消えたこのワックス、ネット通販ではまだ少しだけ販売されているのだ。いずれこれも在庫が尽きる為、これを買う事は問題解決を先延ばししただけに過ぎないのだが、もう我慢ならん。何故理想のワックスに出会わんのだ。何故クレイではなくキープ力があって洗髪しやすいワックスが無いのだ。答えろ、答えるんだよし子。

あと、資生堂のサイトには未だこのワックスがラインナップされているのだが、これはどういう事か。復活するにしても、今年に入って店頭で見かけた事は一度もないし。近々資生堂に問い合わせしてみるか。

ソニーはいつ目を覚ますのか

みんな考える事、感じる事は同じか。多分、極限まで追い込まれないと、昔のようなソニーにはなれないのかもしれない。生きている間に、またあの素晴らしいソニーに会えれば良いのだが。

エンジニアたちの名言

不器用の勝利、という言葉がある。不器用だからと逃げずに、それを克服することを考えるところに初めて進歩がある。
西澤潤一 (光ファイバーの発明者)『愚直一徹』(日本経済新聞社)より

熱い。凹んだ時にはこれを読む事にしよう。他の名言もすこぶる熱い。技術屋万歳。

世界一危険な道路


英国国営放送BBCの『TopGear』より、世界一危険な道路の映像。気の弱い方は閲覧を勧めない。これは間違い無く世界一だ。断崖絶壁、未舗装、ガードレール無し、街灯無し、霧多し、道幅狭過ぎ、対面からトラック。年間100人程度が死んでいるという、『Death Road』こと『Yungas Road』。酷道(こくどう)なんて目ではない。9分くらいからが特にイカれてる。幾ら金を積まれても、僕は絶対ここを走らない。

一応、番組と企画を説明しておこう。この『TopGear』は英国だけではなく世界中で人気のある自動車番組で、超辛口の新車批評から無謀なチャレンジシリーズまで、とにかく車を愛してやまないオッサン達の番組だ。この映像は、『激安シリーズ』という、決められた金額で車(中古車)を買って様々なチャレンジをこなす企画のもので、今回はボリビアのジャングルから高山地帯を走破するのが目的らしい。ニコニコのアカウントをお持ちの方は、是非1からご覧頂きたい。車と人間の限界を堪能出来る事間違い無しだ。

僕の致命的な欠陥

僕には致命的な欠陥がある。小さい頃から薄々気づいてはいたのだが、ハッキリ理解したのは大人になってからの話で、実際私生活にも影響が出る欠陥だ。それは何か。

僕は、鏡に映ったものの左右を取り違えて認識する。鏡だけではない。首だけ後ろを向いた際、手元の左右を逆に動かしてしまう。上下逆さまにしても、左右を逆に認識する時がある。

気がついたのは、車の免許を取りにいった時だった。何も考えなければ出来るバックでの車庫入れだが、口頭でどっちにハンドルを切るか尋ねられると真逆に切ってしまう。頭の中でシミュレートすればするほど、左右を逆に切っていたのだ。恥ずかしい話だが、卒業試験でも真逆に切って、同乗していた他の試験生を引きつらせた事がある。

実はもう少し前から、その気配を感じていた。部活でボートを漕いでいたのだが、ボートと言うのは常にバックで進んでいく乗り物で、車のバックと同じ手の動きをする事で旋回が出来る。多人数で乗るボートの場合は、号令や一番後ろの漕ぎ手に従えば問題無いのだが、一人乗りの場合はそうもいかない。僕はあまり一人乗りに乗る機会が無かったのだが、乗った際は必ずと言って良いほど旋回に戸惑った。思った通りに動いてくれないのだ。

恐らく幼少の頃、どこかの段階で誤認識し、それがそのまま根付いてしまったのだろうとは思うが、この欠陥の一番マズい所は、『自信を持って逆を選ぶ』所にある。車のバックに関しては、理屈より身体に覚えこませた(左右を考えず曲がりたい方に切る)ので間違う事はほぼ無いが、髭剃りの時(鏡を見る)、両面印刷の時(左右反転)など、日常のあらゆる所で僕は逆を選ぶ。頭を使えば使うほどに。今日もそのせいで2枚も専用紙を無駄にした。本気で悲しくなる事があるのだが、これは解決出来る欠陥なのだろうか。

IE8にも困ったバグが

美味しい。

IE8にした途端、WordPressの挙動がおかしくなったとの事で、画家のNさんのアトリエへ。実際に見てみると、編集画面で本文入力をしている際に、他のボタン(正確にはリンク)にマウスカーソルが合うだけでスクロールが一番上まで巻き戻るという、かなり謎な挙動をしていた。任意の場所に画像を入れようと、画像ボタンを押そうとしたら一番上に戻るのが一番キツい。

色々調べてみたが、どうやらこの現象が起こるのは、IE8+HTML編集モードの組み合わせだけらしい。僕のFirefoxやIE6では起こらないし、IE8は最新バージョンになっている。妙なプラグインやスパイウェアも無さそうだ。さてさて困ったな、と思った時に、同じ症状に苦しむ人を発見した。

有難い事に解決方法まで教えてくれているのだが、まさかIE8のバグだったとは。かなり稀な条件が揃わないと発症しないようだが、これ結構致命的なバグじゃなかろうか。対応方法も『互換モードにする』、つまりIE7の方法で表示するという事だから、根本的な解決に至ってないし。ずっと気付かず苦しんでいる人も結構居るのではないだろうか。表示系のバグはIEの十八番だったが、まさか操作系までバグを出すとは。

パッツンパッツンですわ。

その後、Nさんがパスタをご馳走して下さり、更にはデザートまで頂いた上に妊婦犬のお腹まで触らせてもらった。5匹も入っているらしく、「たまに動くんですよ、『エイリアン』みたいな感じで怖いんです」と笑っていたNさんが印象的だった。順調に行けば、再来週くらいに出産だそうだ。

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