先日から購入を検討していた、『プロのデザインルール』全6巻のうちを2巻を買ってきた。何故か漫☆画太郎が表紙を描いており、一冊4,000円弱とかなり良いお値段なのだが、内容が良いのだから仕方が無い。
新しい技術を身に付けるとき、本を買うか、ネットで調べるかで散々迷う。本の情報は当然有料で、日々最先端から遅れていき、ディスカッションする事が難しい。ネットの情報は無料で、日々新しい技術が公開され、誰でも気軽にディスカッション出来る。と、この部分だけを見れば、ネットで調べて勉強したほうが圧倒的に得な気がする。が、本には本の良さがあるのだ。
- 画面を使わない
ネットで調べる場合、作業するソフトとブラウザを何度も交互に表示させる必要がある。コピペ出来るのは楽だが、本だと画面切り替えの煩わしさがほとんど無く、また画面を広く使える。
- 情報がまとまっている
良い本は、必要な情報が必要な分だけまとまって掲載されている。つまり、一々情報を探す必要が無く、調べたい事をパッと見つけやすい。お気に入りやブックマークに叩き込まなくても、付箋紙1枚でサッと情報を引き出せるのだ。
- オフラインでも読める
意外にこれが大きかったりする。ネットに繋がなくても情報を得られるので、移動中やPCの電源を入れていない時でもサッと調べる事が出来る。また、本を読む時はネットで調べものをする時より集中する(ネットは誘惑が多い)ので、効率が上がる事も。
こういった技術書の寿命はそれほど長く無いとは思うのだが、何かのセミナーに参加したと思えば、価格の面でも納得が行く。何でもタダのほうが良い、と思い込むのは損だと思った。本とネット、上手く共存させて行く事が肝心だと自分に言い聞かせた。
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