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2009-08

継続と達成感

それが答えだ。

当たり前の話だが、人は経験を積み重ねる事によって進歩し、出来る事が増えていく。最初は全く出来なかった事でも、経験を積めば(余程高いハードルでも無い限り)当然のようにクリア出来る。九九が言えるようになるのは練習の賜物だし、自転車や自動車を運転出来るようになるのだって同じ事だ。何を今更、と思われている方も多いだろう。実際僕もそう思う。

人生にスランプは付き物だし、色々深く悩む事もあるだろう。だが、手を動かさない事にはどうにもならない。あれこれ考える前に、まずは基本や基礎に立ち返ってしっかり練習する事こそが上達への近道だ。これも当たり前の話だと思う。

つい最近まで、人類はマンモスなんかを狩って生きてきた。ようやるわと思いつつも、ちゃんと時間をかけて訓練すれば昔の人間に出来て今の人間に出来ない事は無いと思う。より環境は良くなっているんだから、寧ろ簡単になっているのかもしれない。そう思うと、大抵の事は何とかなりそうな気がするのだ。

ちゃんとやれば、『普通に』出来るのだ。

物事を継続するのは大変かもしれないが、継続がもたらす効果は絶大だ。子供の頃に感じた、様々な『達成感』を忘れてはならない。幾つになっても、『達成感』を味わう事は出来る。どんな凄い技術を持つ人でも、どんな要領が良い人でも、常に努力をしているものだ。余計な言い訳は考えなくて良い。手を動かし、頭を働かせ、己を鍛え、幸せになろう。

山形県で一体何が

僕が愛してやまないブラウザ(ネットを見るソフト)のFirefoxなのだが、配布サイトにはこんなサービスが展開されている。Firefoxがどれだけダウンロードされたのかを表示するサイトなのだが、右下にある『灯』をクリックすると、『熱気モード』というものに切り替わる。これは「ダウンロード総数を各都道府県のブロードバンド回線加入者数に応じて傾斜配分した」ものらしく、要は地図の色が濃い県ほど回線数に対してダウンロードした回数が多い、つまり使用率が高いんじゃないか、そんな気がする、という事らしい。

で、東京の色が濃いのは何となく理解出来る。実際に使用者数が多いのだろう。だが次に色が濃いのが、何故か山形県なのだ(2009年8月3日調べ)。山形で大量にFirefoxが導入されたなんてニュースは聞いた事が無い。近隣の県に比べて、回線数が少ないという事も無い。もしかして誰かが何度も何度もダウンロードしているのか。かなりのミステリーだ。

教え子の逆襲

以前に演劇指導していた生徒(?)からメールが来た。当時確か小6だったと思うのだが、今や高2でソフトボール部の副キャプテンだそうだ。今度ガチでキャッチボールする事になったので、出来るだけ頑張る。負けるかもしれない。多分負ける。何にせよ、元気にやっているという便りは嬉しいものだ。

ソフトボールと言えば上野由岐子選手だが、所属チームである『ルネサス』というのが半導体を作っているメーカーだというのをさっき知った(NIKKEI NET)。各企業スポーツチームの運営は苦しいと思うが、どうにか続けて欲しいと思う。

それは160分

母親が映画を見に行ってきたらしい。面白かったけど思ったより長かったようで、やや興奮したように「1時間60分もあってん!」と仰られた。それは2時間というのでは?と僕と父がツッコむと、「1時間60分は2時間40分やないの!」と真顔で言われた。母よ、それは160分だ。

この様に、我が家では頻繁にマジボケが炸裂する。日頃僕が天然ぶりを発揮しているのは、この家族あってのものだという事を理解して頂きたい。

頑張れオペラのUちゃん

オペラのUちゃんが仕事を立ち上げるという事で、打ち合わせに行ってきた。大阪は鶴橋の隣、今里駅。意外に閑静な住宅街といった感じで、何となく大阪らしくない所だった。ただ、マンションからの景色は良い感じにカオス。

首だけ捻って根性で撮影。

一通り打ち合わせをした後、折角だからと実際に仕事をしてもらった。所謂マッサージなのだが、これがまた凄まじく気持ち良い。流石に何年もやっているだけあって、全身ガンガン揉まれていく。「ちょっと背骨と骨盤が…」と言いながら、デカい僕の身体を面白いように動かし、持ち上げ(!)、あっと言う間の1時間。本当に身体が軽い。正直、Uちゃんを甘く見ていたと言わざるを得ない。

ついでに今ちょっと痛めているヒザの皿についてアドバイスを貰った。「外の筋肉はしっかりしてるけど、内側の筋肉が弱いからバランスが崩れてる。で、ヒザを動かす度に皿が外へ動いて、神経に障ってるんじゃないかな」と。「ここで動かすのを止めると退化する…お年寄りに多いパターンやね、ぎっくり腰になった後とか。動かして痛い場所があるのなら、それを避けて筋トレすれば良いんよ」と、ヒザを曲げずにヒザを鍛える方法を伝授してもらった。なるほど。

ドンキーコングJRとミッキー&ドナルド。

その後、何故か部屋に置いてあったゲームウォッチで遊んだ。二十年以上経っても普通に動作する所に、任天堂の意地を見た。どうでも良い話なのだが、ドンキーコングJRってこんなに難しかったか。2回助けるのがやっとだ。

おのれ券売機

券売機で切符を買った時の『ドジャー』という音ほどテンションの下がる事は無い。全部10円玉お釣り攻撃の事だ。自販機の場合は1枚ずつ『チャリン』『チャリン』と来るのでまだ可愛げがあるが、券売機は一気に塊で来る。これを財布に収めるのかと考えると憂鬱になる。ましてや二日連続で『ドジャー』をやられると、何かの陰謀に巻き込まれたのではと勘繰りたくもなる。

逆に、券売機や自販機に延々と10円玉を入れ続けるのは楽しい。自分でも良く解らないのだが、何だか得をした気分になる。出てくるものは同じなのに。

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