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流れ落ちる10円玉

  • 2013-07-26 (金) 0:30
  • 日常

あれは小学校低学年の頃。オカンの学生時代からの友達一家と一緒に南紀白浜へ行ったんだけども、そこのホテルにあったゲーセンが未だに忘れられない。広い敷地に沢山のゲーム、大興奮だった。家の方針でファミコンを買って貰えなかった僕、自発的にゲームをやろうと思ったらこういう機会しか無かったのだ。お小遣いを貰い、上記のゲームで1プレイを大事に大事に遊んでいた。

と、少し向こうにメダルゲームコーナーが。妙に人だかりが出来ている。今でこそ人気のあるメダルコーナーだけれど、当時はそれほど画期的な筐体も無く、常にそこそこの盛り上がりだった。はて、何でここのゲーセンはこんなに…と思って覗きに行ったら、どの筐体にもメダルの代わりに10円玉が入っていたのだ。いやいやいや、これ良いのか。カジノやん。子供心にヤバさを感じて硬直する僕。たまに100円玉が入ってたりして、これは店が用意したのか、それとも誰かが投入したのか真剣に悩んだ。やっぱ100円玉のほうが10円玉より威力あるんかな、という子供理論を発揮。あのゲーセン、今はどうなってるんやろうか。

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