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2013-07-09

何でも無い事を新鮮に

ハッとした。こういう感覚、誰しも小さい頃に持ってた筈だ。別に電子書籍をDisってる訳でも何でも無いんだけれども、単純に、こういう何でもない事を新鮮に感じられる嗅覚がボケている事にショックを受けた。人間誰しも歳を食えばそうなるのかもしれないけれど、それでも失いたくない、この感覚。

シンセの謎挙動とアドバイスの話

譲ったシンセの調子がおかしいとの事でジャズバーへ赴く。キーボードがRoland A-33、シンセはYAMAHAのMU128。MU128のほうで音を選んで鳴らすと、何故かモジュレーション(音にビブラートをかける)がかからないらしい。が、A-33のほうで音を選ぶとかかるそうだ。さてはて何でそんな事に。

実際にマスターに実験して貰ったら、いきなりモジュレーションがかかった。ええー、と思ったら、一回違う楽器を選ぶとダメになってしまう。うーん、でも今かかったよな。じゃあ機械的な故障では無いと。首を傾げながらボタンを触っていて気が付いた。A-33のほうでモジュレーションのかかる楽器を選んだ後ならば、MU128で音を選んでもモジュレーションがかかったのだ。何それどういう事。逆に、A-33でピアノなんかのモジュレーションがかからない楽器を選んだら、MU128でもかからなくなった。うーん。

取り敢えず問題は解決したっぽいので、そのまま少しだけピアノを弾かせて貰った。今日のベースはマスターである。2曲ほど練習させて貰ってから沢山アドバイスを貰った。ずっと昔に教えて貰ったパッシングノートの練習の、本当の意味。エンディングにおける、右手は半音下という意味。本当はコードの形なんてものは無くて、スケールを見て音を選ぶという話。「結局最後はドミソしか無いんよ」という言葉には耳から鱗だった。

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