- 2012-06-09 (土) 0:30
- 日常
先日お世話になったばかりの、スイスのお茶人Mさんがテレビ取材を受けるらしい。奥さんから連絡が来たので、喫茶店を兄に任せて原チャで庵へ向かった。道中、着物姿の女性を追い抜いたのだが、同じカッコの女性が続けて庵に入ってきた。従兄妹のAちゃんだった。今日はMさんと一緒に撮影される事になっているのだ。
しばらくすると、今度はウチの喫茶店の常連さんである、庭師のMさんがやって来た。聞けば、撮影のエキストラに呼ばれたそうだ。二人ともお茶席にふさわしい恰好ではないか。かたや僕、シャツにジーンズ、黒靴下。聞いてないすよそんな話。そもそも僕とMさんが並んで座ったら画面狭くてしゃあないやないですか。ここは若い二人に任せて。ね。
程無く撮影スタッフさんがやってきて収録開始。カメラマンとカメアシの2人体制で、カメラもかなりコンパクトなものだった。照明はLEDがビッシリ埋まった電池駆動のもの。僕がバイトしてた時代とはエラい違いだ。実はMさんの奥さんもケーブルテレビ局でカメアシ経験があり、微妙に詳しい2人がフォローをするという奇妙な現場となった。
そう言えば、Aちゃんがお茶を点てているのを見るのは初めてだ。今まで何度か一緒に茶席へ座らせて貰った事はあったんだけども、いつもお客側(?)で座っていたので、こういうシーンを見た事が無かった。思った以上にしっかりした振る舞いで、素直に驚く。また、Mさんが生徒さんを指導するシーンも初めて見る。片言の日本語で説明するMさん。良い時に呼んで貰えたなあ。
撮影が2時間ほど進んだところで、僕はタイムオーバーとなり先にお暇した。聞けば夕方まで撮影は続いたそうで、長丁場本当にお疲れ様でした。放送日は、何と来週の火曜。早過ぎる。しっかり録画して、家族みんなで観させて貰おうと思う。
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