2014-05

店で珈琲を淹れていると、N師匠が家族で遊びに来て下さった。つい先日産まれた赤ちゃんはまだ入院中だそうで、その子を確認しがてらウチまで足を延ばして下さったそうだ。少し座って、いつも通りのオールドハード談義に興じる。今日の話題は、主にドット絵について。

一頻り盛り上がった所で、今度は事前に予約を受けていた陸上のM一家が遊びに来て下さった。師匠と教え子がウチの店に滞在しているという、なかなか無い状況になった。珈琲を飲んで貰いながら、つい先日買ったばかりで使い方が解らないというWin8のノートを差し出される。ウンウン唸りながら何とか解決、ホンマこれマウス操作向いてないわ。そろそろウチも、Win8導入して苦しまんとアカンかもなあ…

夜に鉄の羊毛が来訪。カメラの事を教えて欲しいとの事だったので、二人で価格.comとニラメッコしながら話をする。何と鉄の羊毛、Nikonの道を選ぶそうだ。と言う事はアレか、この男に良いレンズを買わせてウチで預かっておけば…

悪巧みはさておき、何が必要なのかボーっと検討する。カメラはD5300のダブルズームキット（価格と性能を見て僕が暴れた）、カメラバッグはAmazonので十分として、SDカード（出来るだけ速いもの）、予備バッテリー、NCのフィルター、クリーニングキット、スピードライト、エネループプロなどなど…全部合わせたら14万くらいになるだろうか。で、カメラ買って何に使うん？と尋ねたら、斜め上の答えが返ってきた。デビューしたらアップするように。

スイマセン、ボケて日付を間違えて投稿してしまいました。続きはこちらをどうぞ。

グランドキャニオンの売店で一番人気らしいアイテム。グランドキャニオンで死んだ人をわかっている限り全て実に生き生きと紹介してる本。表紙も生き生き。 pic.twitter.com/CGY7nAxvI5

— 若木民喜 (@angelfrench) 2014, 5月 22

物凄い興味あるけども、何て表現したらいいのか…

グラニュートンピクニック二周年ーーーーーー！！！！ pic.twitter.com/2D2gJxpfzJ

— 重光あさみ-achabox祇園映画 (@achabox) 2014, 5月 22

来たよ。二周年。 pic.twitter.com/PV1mKPEAQo

— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2014, 5月 22

雨が降るのではないかと心配されたショートケーキの日、何とか踏ん張ってどんより曇り空での開催となった。今日はGranewton Picnicが始まって25回目、ちょうど2周年となる。ここまで1回も休まず、また中止にならずに続けてきた主催者の重光さん（ @achabox ）とオオギシ君（ @AzureFox13 ）、素晴らしい。ケーキのほうはダメージがかなり大きくなってきたので、そろそろ何か考えないといけないやもやも。

平日やのに人多いな！お天気持ちますように。 pic.twitter.com/Oml9t5siDS

— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2014, 5月 22

2周年だからだろうか、平日の昼間というのにやたらと人が多い。久し振りに再開する人も多く、賑やかで楽しいピクニックだ。遠方からわざわざ参加されている人も居て、あちこち話に花が咲く。そこへ。

新郎新婦来たよ！？何事！？ pic.twitter.com/I0eP01Mus8

— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2014, 5月 22

何ぞ。新郎新婦がやって来た。聞けば台湾から来られているカップルだそうで、今日はたまたま鴨川へ婚礼写真を撮りに来たそうだ。そういや桜のシーズンにも、あちこちでドレスやら着物来たカップルが撮影してたよなあ。流行ってるんか。かくして巨大ショートケーキの前で撮影会が行われ、笑顔で二人は去っていった。お幸せに！どうでも良いけど花嫁さん、ドレスにコンバースのスニーカーを履いていた。機動力高い。

更に、オリジナルの紅白まんじゅうを持ち込まれた方も。はりんこ堂さん（ @hisamoto_y ）、何とプロのイラストレータさんだ。綺麗に蒸し上がったまんじゅう、見た目も良ければ味も良い。とても嬉しいサプライズでした。

また、先日重光さんと一緒に打ち合わせでウチの店にお越し頂いた、和装衣装師のなみまにさんかくさん（ @namimanisankaku ）も参加されていた。和装話で再び盛り上がる。京都一条妖怪ストリートに参加されたい方、是非なみまにさんかくさんにご相談を。妖怪衣装レンタルをされてます。

また、今日はカメラの話でもエラく盛り上がった。大阪からお越しの女性陣が、僕のNikon D7000を熱心に観察していたので素人ながらに解説をさせて貰う。カメラ良いですよ、でもhttp://909.xii.jp/blog/wp-admin/post-new.php#edit_timestampいきなりデカいデジイチ買ったら重さで手首イワすと思うんで、まずはミラーレスをお勧めします。最近のミラーレスはなかなか侮れない威力を発揮するので。

相当長い間、あちこちで話をさせて貰って帰路に着いた。この所、籠っての作業が続いていたのでいいリフレッシュになった、かな。

EF-12がマルチプラットフォーム対応 ＆ ソースコード公開！詳しくはこちらhttp://t.co/qb0RGHMVU0

— EF-12 (@EF12project) 2014, 5月 22

何やってるんですかN師匠。てか、あのポケコン動いたんですか。

久々ジャズバーで修行中。 pic.twitter.com/LfkHRhjl45

— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2014, 5月 21

ジャズバーへ行く。しばらく間が空いていたので、思う存分修行するぞと意気込んでいたら、珍しくドラマーのKさんが来店されていた。雷のようなドラムを叩く事で有名なKさん、早速遊んで貰う事に。ベースはいつものベーシストA君、そしてギターは広島から旅行で遊びに来たというギタリストMさんだ。あれ、シロウト僕だけやん。

誰が言ったか、「音楽はリズム隊がキモ」ってのは本当だと思う。ファンク出身でリズム感抜群のA君に、人を煽るのが恐ろしく上手いKさん。ボサノバである筈の『イパネマの娘』、途中から倍テンポのサンバに変わった。普通だったら引いちゃうのに、Kさんの巧みな盛り上げに乗せられて、僕までサンバに合わせられたんだから驚いた。そもそもイパネマの娘、苦手な曲やのに。「楽しんで演奏する人と演った方が上達が早いよ」ってA君が言ってたけど、こういう事なんやろうな。

また、広島のギタリストMさんもハイレベルな演奏を見せてくれてた。マスターに「自分、ジョンスコ大好きやろ！」と言われる程に変態的なフレーズを奏で、初見だろうが歌伴だろうが一発で合わせていた。お見事です。てか、初対面の人に歌伴やらせるとは流石マスター。

A君もMさんも僕も、みんな歳が近いと言う事で話も合った。広島のジャズシーンってどんな感じですか？と尋ねたら、「それが…あんまりジャズ人口多くないんですよ」と苦笑するMさん。楽器屋さんでギターを教えているんだけれども、オールディーズやロックが中心なんだそうだ。そんな環境の中で、これだけしっかり演奏が出来るんだから素晴らしい。

この日は0時近くまで雑談とセッションを繰り返し、有意義な練習日となった。Mさんは3泊4日で京都に滞在しているそうで、明日もお店に遊びに来ますとの事だった。明日も色んな人と出会える事を願ってます、また是非遊んで下さい。

お馬のHちんと声楽のYさんがお昼を食べにやって来た。解っているんだけども、この組み合わせが奇妙でついつい笑ってしまう。Hちんは昔いっしょに舞台をやった仲間で、Yさんは今やってる児童演劇の声楽を担当している仲間なんだけれども、実はこの二人、出身高校も同じならば所属事務所も同じという先輩後輩だったのだ。ホンマ、世間って狭いよね。

改めてHちん、Yさんとゆっくり雑談する。Yさんとは真面目な話ばっかりしていたもんで普段の姿を知らなかったんだけども、思ったよりずっとユニークで面白い人だった。色々あって『味噌』という称号を得る事になる。豆バカである僕にとっては理想的な職種ではないか味噌。

が、ここから急速に風向きが怪しくなる。「しゅうさんはさ、何で結婚せえへんの？」とHちんが仕掛けて来たのだ。ちなみにHちんは今年旦那さんをゲットして新婚生活真っ只中だ。Yさんには味噌がある。「普通にイケメンやのに、何でなん？」、そんなん言われた事ないわ。「目も二重やし」、これは疲れてると勝手になるんよ。「勿体ないと思います」、Yさんまで何を言い出すか。「お見合いとかしたらええねん」、いやあのですね。

小一時間くらい集中砲火を受け、ようやく本題に入る二人。てか何しに来たんよ自分ら。「いや、私ら声楽やってるやん？色々あって、ユニット立ち上げようと思って」「お願いします、プロデューサーさん」、いやちょっと待って何言うてんの。今日全体的に何言うてんの自分ら。

• 「先生すみません。自分が犯人でした」　カギになった「onigoroshijuzo2」（ITmedia News）
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/20/news116.html

二転三転したこの事件、とんでもないオチがついてしまった。これはちょっと予想出来んかったなあ。普通に裁判にもつれ込んだらどっちが勝ったか解らなかっただろう。自身の事をサイコパスと称していたけれども、ここまで見事に嘘をつけるものなのか。

今回のオチについては、警察の本領発揮と言った所だろうけども、その前に大きな汚点を残しているからなあ。これで相殺、なんて事にはならない訳で。この事件、まだ終わった訳では無い。どう展開していくのか注視している。

スーパーのKがやって来た。久々に顔を合わせたんだけれども、山で遭難しかけたりボルダリングにはまったりと忙しい日々を送っているようだ。何やってんのよ。

「お前、楽しそうでええよな」とスーパーのKは言う。曰く、毎日色んな人と出会って、色んな仕事をして、いつも楽しそうだと。自分は毎日同じ事の繰り返しで、家族もあって逃げ場も無いと。でもそれって『隣の芝生は青い』みたいなモンで、こっちから見れば若くして家を持ったり家庭を持ったり、年相応の事をやってるお前のほうが羨ましく見えるんよ。この先どうなっていくか不透明なIT業界で毎日不安になってるのに比べて、キチンとした仕事があるほうが安心やろ？どっちもどっちよ。

スーパーのKとゲラゲラ笑いながら見てた。やっぱりロースコアの人ヤバいわ。 『(FC)チャレンジャー　ロースコアアタック』 (10:06) http://t.co/77rPmnij6I #sm1803134

— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2014, 5月 19

で、最終的にはいつもファミコンの動画を観て大笑いする我々。スーパーのKとは家族の次に長い付き合いなんだけれども、まるで変わらない。僕らはいつまでもアホなんやと思う。