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2014-05-19

隣の芝生は青いモンよ

スーパーのKがやって来た。久々に顔を合わせたんだけれども、山で遭難しかけたりボルダリングにはまったりと忙しい日々を送っているようだ。何やってんのよ。

「お前、楽しそうでええよな」とスーパーのKは言う。曰く、毎日色んな人と出会って、色んな仕事をして、いつも楽しそうだと。自分は毎日同じ事の繰り返しで、家族もあって逃げ場も無いと。でもそれって『隣の芝生は青い』みたいなモンで、こっちから見れば若くして家を持ったり家庭を持ったり、年相応の事をやってるお前のほうが羨ましく見えるんよ。この先どうなっていくか不透明なIT業界で毎日不安になってるのに比べて、キチンとした仕事があるほうが安心やろ?どっちもどっちよ。

で、最終的にはいつもファミコンの動画を観て大笑いする我々。スーパーのKとは家族の次に長い付き合いなんだけれども、まるで変わらない。僕らはいつまでもアホなんやと思う。

トレイで解った指の変化

店の手伝いをしていて、ふとトレイが持ちづらくなっている事に気が付いた。トレイのフチは上に沿っていて、カウンターやテーブルに置いた時でもスッと指を指し込めるようになってるんだけども、これがどうにも上手く入らない。いや、先日までは入ってた筈。と言う事は、指が太くなった…?

そう、指が太くなったのだ。今年に入ってから一層ピアノを練習するようになり、トリルやオクターブなど指に負担のかかる演奏を繰り返して鍛えられたのだ。まじまじと自分の指を見つめる。うん、明らかに太くなってる。ピアノを始める前の、あの女の子のような細く長い指の面影は何処にも無い。

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