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インディーゲーム東京旅行・爆裂NIGOROブース

  • 2013-09-22 (日) 0:50
  • 日常

幕張メッセの展示場は大きく二つに分かれている。メインの大きいほうが国際展示場1~8ホール、少し離れた場所にある小さい(といってもかなり大きい)ほうが国際展示場9~11ホール。今回、インディーズゲームコーナーは小さいほうの9ホールにスペースを設けられていた。同じホール内には、いまいち何をやっているのか解らない吉本のブースと、その名の通り家族でいろいろ楽しめるファミリーコーナーが陣取っている。その他の、いわゆる大手一般企業は大きい1~8ホールを丸々使用している訳だ。

大ホールと小ホールでは、やはり来客数にかなりの開きがあるらしい。木金に開催されていたビジネスデイではインディーズゲームコーナーも大ホールにスペースがあったそうだけども、今回はここのみ。もう少し大ホールと小ホールの行き来が近ければなあ。それでもTGS初参戦の僕から見たら、結構な来客数だったように思う。

入ってすぐ、NIGOROのならむらさんやPANDAさん、PLAYISMの皆さんと会う事が出来た。TGS最終日と言う事もあって若干疲れが見えるけど、まだ頑張れそうな感じだ。新しくPLAYISMのメンバーになったナイヤンさんとも初対面、どうも初めまして。今まで色んな場所で会ってきたクリエイターさんや記者さんも多数参戦されているようで、取り敢えずまずはお世話になっているNIGOROのブースへお邪魔した。

ならむらさん


NIGOROのボス、ディレクター・グラフィッカー。ツッコミ鋭くボケは際どいオールラウンダー。絵が恐ろしく上手く、高い技術力を使って全力でふざけるタイプ。La-Mulanaではトラップを仕掛ける事に命を懸け、老若男女問わず平等にプレーヤーを殺しては喜んでいた『プレーヤー殺しの男』。先日息子たちに自宅で初めてゲームを遊ばせたそうなんだけども、何をプレイさせたのかというとこちら。流石。

PANDAさん

http://asterizm.jp/

NIGOROの運営元である株式会社アスタリズムの社長さん。NIGOROメンバーからは雑用扱いされているが、サーバ構築からデザイン・撮影・スケジュール管理・企画運営・会計・法律など、恐ろしいまでの守備範囲を誇っている超人。電波が入らないと元気が無くなり、カメラを持つとイキイキする。恐ろしく行動が早い。気配りの人。

PLAYISM 水谷さん

http://www.playism.jp/


PLAYISM twitterアカウントの中の人。NIGOROさんに心中を迫られたり(上記動画参照)フリーダムなクリエイターやスタッフに翻弄されたりしつつも、インディーズゲームの為に日夜走り回っている。設立2年ちょっとでPLAYISMを世に知らしめた立役者。激務でフラフラになってる所をよく見かけるので、会ったら優しくしてあげて下さい。

PLAYISM ジョシュさん


ゲームとガンダムに命を懸けている米国出身のナイスガイ。ローカライズ担当、通称PLAYISMマン1号(上記動画参照)。仕事でゲーム、プライベートでゲーム、暇が出来たら日本橋をフラフラしているとの噂が。10年近く日本に在住していて、日本語どころか日本文化に染まりきっている。最近、英語を喋っている所を見ると違和感を感じるようになってきた。

PLAYISM ナイヤンさん

今年アメリカから日本にやって来た、PLAYISMさん待望の新メンバー。お会いするのは今日が初めてで、この後いろいろと面白い話を聞く事になる。

NIGOROさんのブースでは、このTGSに合わせて超急ピッチで作ったLa-Mulana2のプレイアブルデモが展示されていた。PANDAさんからイベント用Tシャツを受け取り着替える。こんにちは、スタッフです。既に何人もプレイして貰っているようで、昨日のレポートでは見かけなかったものも発見。皆さんご愁傷様です。このあと僕もこの中の一人になりました。デモ版も一応クリアがあるらしいんだけども、まだ誰もクリア出来ていないとか。それなのに今日になって罠を増やしたと聞いたんですが、どういう事なんですかならむらさん。

ブースのほうは朝からずっとお客さんが途切れず、総じて好評だそうだ。デモ版なのでかなり内容も制限されているんだけども、それでも画面がワイド対応(16:9)になっていたり、横スクロールのステージがあったりと目新しい部分も見受けられた。主人公である娘のドット絵も凝っている。ポーズするとちゃんとカレー食うんだけども、アニメーションが父親とはかなり違うらしい。気付いた人は居ただろうか。あと、この娘ってLa-Mulanaエイプリルフール動画にネタとして一瞬出てたんよね。エイプリルフール動画の紹介記事には「ウソにきまっておる」って書いてあるけど、聞けばこの頃から既に…

沢山のお客さんが遊びに来てくれたNIGOROブースだったけども、意外だったのは女性や子供さんが多かった事。La-Mulanaというと、どうしても濃いオッサンゲーマー達がヴォーと雄たけびを上げてる画を想像しちゃうんだけども、この日はかなり様子が違った。たまたま通りがかったのか、それともLa-Mulanaを知っていたのか、聞いておけば良かったと今更後悔。最初の写真は脳波をキャッチして耳が動くnecomimi付き女性。頻繁にピコピコ耳が動いて興味津々だった。La-Mulanaとnecomimiの歴史的邂逅である。2枚目は少年プレーヤー。試行錯誤しながらプレイしていて応援したくなる。どうか僕らみたいじゃなく、真っ直ぐな大人になって下さい。3・4枚目は2人組女性のプレイシーン。協力して歩を進めて、ルームガーターにブッ飛ばされていた。終始楽しそうで良かった良かった。

ここでNIGOROブースの愉快なスタッフを紹介しておこう。さとうさん、キングさん、hasuさん、そして僕。お客さんとして、taigooooさん一家も遊びに来てくれた。悪い大人関東支部祭りである。一般公開日の初日はさとうさんとキングさん、今日はキングさんとhasuさん、そして僕がブースを守る陣形だ。キングさんは連日の立ち仕事でヘバっている様子。hasuさんは何と夜勤上がりである。上京組も関東組も満身創痍である。さとうさんは夜になったら再び合流の予定だ。

さとうさん(げばらも)

http://u-k-design.com/
http://www.gebsite.org/

悪い大人関東支部の一人。イベント『洞窟物語のウラガワ』で出会ったデザイナーさん。紙・Webを問わずデザインしまくりフォント作りまくり。ゲームフォントを大量に公開しているgebsiteの運営主でもある。新旧問わずシューティングに目が無く、特に怒首領蜂最大往生にハアハアしている三児の父。M2さんのアホ毛ちゃんばらの公式サイトを作ったりも。

王の巣窟 キングさん

http://king-soukutu.com/

あのロッコちゃん人生オワタの大冒険を作ったFlashプログラマ。春のBitSummitにて初遭遇し、PLAYISM2周年にて再会(わざわざ東京から来てくれた)、気が付いたら悪い大人関東支部の一員になっていた。内気なように見えて実は大胆。既に複数の情報が出ているので知っている方も多いと思うけども、本日の陰の主役。

hasuさん

http://hasumarie.blog103.fc2.com/


悪い大人関東支部の一員。ギタリスト・ベーシスト・そしてレトロゲームBGMのアレンジャー。楽器を愛し、音源(FM音源やSSGなど)を愛し、原曲を愛する熱い漢。レトロゲームが好きな人、まあ良いから黙ってこれ聴いて下さい。漏らすから。その次は下にある動画一覧に手を出して下さい。このグラディウスシリーズがキッカケで悪い大人たちと親交を持つようになり、今ではすっかり中の人に。レトロゲーム大好きで、特にコナミ・ファルコムが大好物。【追記】hasuさんもTGSのレポートを書いてくれました。

taigooooさん

http://cyberworld.web.fc2.com/

イベント『洞窟物語のウラガワ』で出会った、悪い大人関東支部のドンとも言うべき技術者さん。本職は購買なんだけれども、若い頃からPC-8001などをイジり倒し、工業高校時代にマシン語を使ってエレベータの制御プログラムを書いた事もある豪の人。さとうさんとのタッグで作ったスマホゲーム部長の印2012年のHSPコンテストでHSP3Dish部門・優秀賞を受賞。今でもメガドライブやスーファミなどが瞬時に起動できる環境があり、二人のお子さんに英才教育を施している。日曜大工が大好きで、駄菓子屋ゲーセン筐体を作ったりも。

chabokoさん

taigooooさんの奥さん。超似た者夫婦で、二人ともお酒が入ると倍面白くなる。プロフィールがあまりに面白いので、そのまま以下に転載。「神奈川在住 人生初のハードがテレビゲーム15とレーシング112だったと最近気付きました。クリスマスプレゼントにファミコンでなくセガマークⅡが来たり同時期にMSX2が家にあったあたりで人生の方向性が決まった気がします。初ボーナスでメガドラ&CD買っちゃうとか。」

しばらくブースの前に立っていると、ならむらさんに向かって少年が近づいてきた。笑顔で「Wiiware版のLa-Mulanaプレイしてます」という彼、何と8歳(当初間違って9歳と書いていました、ごめんなさい!)。流石のならむらさんも驚いていた。握手をして記念撮影、お父さんにもご挨拶して別れたんだけれども、いやー嬉しいですよねならむらさん。あんな小さな子まで遊んでくれてるなんて。

「そうだね、おーそうか良く来たなー、さあこっちおいでドーン!死ねー!というのがLa-Mulana」

ならむらさんは、本当にブレない。

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