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2013-07-15
連荘祇園祭
- 2013-07-15 (月)
- 日常
「今からそっち行くんですけど、空いてますか?」とPANDAさんから電話があったのは17時半。ちょうど演劇のA先生宅で新しいPCの見繕いをしていた所だった。先週、「折角関西に引っ越した事ですし、一度祇園祭を体験してみたかったんですよ」と電話があったんだけれども、ギリギリのギリギリまで仕事があったそうで、宵山に参加出来るギリギリのタイミングで家を飛び出したそうだ。時間が無いので、電車ではなく車での出撃。ウチの店まで来て貰ったら交通規制で遠回りになりそうなので、そこそこ四条界隈に近い従兄弟の家へ来て貰う事になった。
「予定では19時過ぎに着くみたいだけれども、何処までナビを信用出来るか…」とPANDAさん。蓋を開けてみれば案外混雑も無く、19時半に到着。一人お留守番をしていた次女のYちゃんに、ウキウキで行ってきまーすと告げたら嫉まれた。挨拶もそこそこに歩きだす。目指すは四条大橋。近年近寄る事も無かった、一番人出のエグいゾーンだ。
道中、衝撃的な話を聞かせて貰いながらやって来ました四条大橋。思ったほどの人出では無いけど、それでもそこそこ…と思ったら、「土日の秋葉より少ないですね」とPANDAさん。何ですって。「新宿の通勤時とか、もうちょいエグいんですけどねえ…普通ですね」、ちょっと何を言ってるのか解らないです。やっぱり僕、東京には住めない。そのまま西へ進撃、フジイダイマルの辺りでPANDAさんの元同僚であるTさんと合流。Tさんは東京在住で、たまたま京都へ観光に来ていたとの事。つまりこれは、僕が全力で観光案内せにゃならんパターンか。大丈夫か。
知識をフル動員しながら西へ西へ。長刀鉾は有名だからまだ説明は出来たけども、函谷鉾や月鉾の解説なんかはよう出来ませんわ。前々職時代に知った知識で、鉾の立て方やら祇園界隈でのイベントやらを説明する僕。必死です。道中、TさんからPANDAさんの昔話なんかを聞かせて貰い興味津々。
昨日は西洞院通を南に下がったので、今日は北へ行ってみる。動かない蟷螂山にカクッと来た後は屋台タイム。「関西に来たら粉モン食べないと!もう何でも美味しいから!」とPANDAさん猛プッシュ。頂きます。屋台でこれ200円は安いよ。美味しいよ。
続けざまに射的屋へ。僕は先日痛い目に合ったので、PANDAさんのスナイプぶりを横で見ていたら5発中2発命中、そのうち1発は見事に景品を棚から撃ち落した。おおーゴルゴやーと驚いてたら、何とゲットした景品を横に居た子供にプレゼントした。何も取れなかった子供は大喜び、親御さん頭下げまくり。「いや、江戸文化ってそういうモンなのよ、祭りなんかだと年上の人間が年下の人間に、ってね」と照れるPANDAさん。やだ、カッコイイ…
蛸薬師を東へ曲がって、新町を南へ下がっていく。南観音山だ。「鉾と山ってどう違うの?」という質問に、デカいのが鉾で小さ目のが山、じゃないかなあ…という不安な返答をする僕。山って人が乗れないモンやと思ってたけど、よくよく考えたら南観音山って人乗ってるよな。と言う訳で正解は、こちらのサイトに詳しいです。途中、町内や家々の家宝などを見て喜ぶ3人(僕も入ってます)。「こういう雰囲気良いよねー!」と喜んで貰えて何より。
と、ここで謎の移動式コンチキチンがやって来た。何だこれ、初めて見るぞ。この後、四条寺町の辺りに同じ形の移動式コンチキチンが町内ごとに集結していて、順に何処かへ向かって歩いていた。
そう言えばPANDAさんはCANONの単焦点レンズで撮影しまくってたんだけれども、これが軽いわ明るいわ速いわ(オートフォーカスを切ってたとの事)で、こういう人ごみでの撮影に抜群の威力を発揮していた。物凄く羨ましくなったので、マクロレンズか単焦点かもう一度悩もうかと思っている。
気が付いたら3時間近く歩いており、山鉾の提灯も畳み始めたのでお開きに。四条烏丸までTさんを送って、そこから僕とPANDAさんは再び四条大橋を目指して歩きはじめた。折角なので宮川町も観に行きますかと誘い、お茶屋さんなどを見ていった。夜の静かな宮川町には雰囲気がある。写真撮れば良かった。
最後に近場のうどん屋さんでひやしうどんを食いつつ凄いマジメな話をした後、解散。途中、もう2つほど衝撃的な話をサラッとされたけども、詳しいリリースはまだ先になると思うのでその時に。久々の祇園祭連荘だったけど、楽しかった。
宵々山ライブと山鉾巡り
- 2013-07-15 (月)
- 日常
恒例の宵々山ジャズライブに出掛ける。今年はいつもより出番が早く18時スタートなので、明るい内からバスに乗って四条大宮へ。もう少し遅い時間なら、交通規制の事も考えて地下鉄やら阪急やらになるんだけどね。少し早めに会場へ着いたので、久々に王将1号店で皿うどん食ってみた。外へ出たら道路がずぶ濡れになってた。この短時間の間に何が。
会場へ向かうと、楽器やら舞台やらを拭いているジャズバーの面々が。聞けば1曲目開始直後に超にわか雨がやって来たらしく、これから2曲目やるんよとフルートのKさんが苦笑していた。気の毒に…と思ったら横から呼び声が。あらま、変態デザイナーのYさんこと姉さん。「今日は休日やから、S君見に来てん」とベーシストのS君を見てハアハアしている。毎日顔を合わせてるのに、まだハアハアするか。おのれリア充。
気を取り直してライブ再開。今回は広島から急遽参戦されたテナーサックスのFさんも飛び入り参加されたりで、壇上が派手な感じに。雨で避難していたお客さんも徐々に戻り始めて良い雰囲気になってきた。最前列に居た小さい子が生ライブに興奮して踊り狂っているのが微笑ましかった。先日問題が解決したMU128も活躍しているようで何より。
1時間ほど演奏があって、他のバンドとタッチするとの事なのでここで一旦お暇、祇園祭の山鉾見学に向かった。写真で見るとエゲつない人出のようだけども、実際は意外と歩きやすい。雨が続いた影響もあって気温も30度を下回り、祇園祭とは思えない快適さだ。取り敢えずいつものちまきを購入してブラブラ歩く。
月鉾や長刀鉾はもう散々見てるので、今年は少しメインから離れた場所へ行ってみる事にした。室町通を南へ下がって、そこから西へ移動してみると船鉾に行き当たった。雨よけのナイロンがかかっているのが残念だけれども、なかなかの迫力だ。
岩戸山。コンチキチンの様子が正面から見える。演奏がキチンと整っていて音の通りも良く、個人的に一番印象に残った山鉾だった。
あちこちウロウロして、良い時間になったので再びライブ会場へ。2ステージ目が始まった所だった。立ち見が出る程の満席になっている。頑張って全員分の写真を撮影。折角なのでいつもとは違ったものを、とチャレンジしたのがこちら。
Photoshop先生の手助けもあるけども、ちょっと面白い感じになったんじゃないかなと。ちなみにスモーキーな感じになっているのは演出ではなく、傍にあった焼き鳥屋の屋台から出てた煙です。これがまあ良い匂いをさせてましてね。
22時くらいにライブも終了、みんなで荷物を運んで店まで持って行って、お疲れ様でした。バスに乗って帰宅、今日はiPhoneもフルに使ったのでバッテリーが初の10%台まで低下していた。危ない危ない。頑張りつくしたので、風呂に入って倒れ込むように就寝。
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