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2013-01-23
アフターバーナーIIと僕
- 2013-01-23 (水)
- 日常
『#私このゲーム大好きなんですやったことない人は人生損してると思うくらい好きですいいから黙ってやってくださいって1作を教えてください』というハッシュタグが巡って来たので、迷わず『ダブルクレイドル筐体のアフターバーナーII』と答えた。
上記の動画は、そのダブルクレイドル筐体のアフターバーナーIIプレイ動画だ。アフターバーナーIIは疑似3Dを用いたシューティングゲームで、ダブルクレイドル筐体は操縦桿に連動して座っているシートが前後左右に大きくスライドするようになっていた。左右からは大音量のBGMとSEが流れ、正面を向いていると尋常では無い臨場感を味わう事が出来る、アトラクションのようなゲームだった。
このゲームが発表されたのは1987年、ちょうど僕が10歳の頃だ。近所のボーリング場に突如現れたこの筐体、強烈なインパクトで僕の目をくぎ付けにした。傍で見ているだけでも大興奮、実際に自分で遊んでみたら更にその数倍の興奮が溢れかえってきた。自分の操作で、自分のシートが動くんですよ。テイクオフから思いっきり傾いて心臓バクバク、敵機のミサイルから逃げ切る為に身体ごと操縦桿を倒したり、切り返しで大きくローリングしたり、一気にロックオンしてミサイルを乱射したり。レバーを引いてアフターバーナーで加速した時の息苦しさも忘れられない。別に締め付けられたりする訳じゃないんだけども、とにかく筐体の挙動、画面、音の連動演出が秀逸で、素晴らしい疑似体験が出来たのだ。そのうち僕は、ボーリングよりもこのゲームのほうに多くお金を落とすようになっていた。1日10回プレイした事もあった。
あれから似たような他のゲームは幾つも見て来たけど、これに勝る興奮は未だに経験していない。マイケルジャクソンが私邸のネバーランドにこの筐体を置いていると聞いて、僕も大人になったら絶対アフターバーナーIIを買ったる!と夢見ていた事もあったなあ。残念ながら、それは夢のままで終わってしまいそうだ。上記の動画は、国内で最後に稼働していたダブルクレイドル筐体なのだそうだ。その筐体も、今年の1月に廃棄されたとの噂が。せめて何処かで保管をして欲しかった。残るはセガ本社の資料室。
コスト面などの事もあって、恐らく今じゃ、こんなゲームはお目にかかれないと思う。本当に残念だ。出来れば今の子供たちにも、この興奮を味わってほしかった。今時のゲームに染まった子でも、間違いなくこのアフターバーナーIIは興奮出来る。シンプルで、力強くて、圧倒的で。僕と同じように、忘れられない体験が出来た筈なのだ。
約束を守らぬ実名報道
- 2013-01-23 (水)
- 時事
朝日新聞の記者は2つ約束をしておりました。「実名は公表しない」「本白水さんの許可がなければ絶対に記事にしない」。この2つの約束を破りました。
— 本白水智也さん (@motoshiromizu) 1月 23, 2013
叔父の子どもが住むマンションには報道各局が押し寄せ、14世帯中13世帯に取材をし、近隣に迷惑をかけております。さらに郵便受けの中身を確認していたそうです。やめてくれ。
— 本白水智也さん (@motoshiromizu) 1月 23, 2013
いま実名が出たら、ただでさえ憔悴しきっている親族に追い討ちをかけることになる。私はいとこたちや両親を守らなければならない立場なのに自ら彼らを傷つけることになる。本当にお願いしますから実名報道だけはやめてください。と懇願したのに、朝日新聞記者は実名報道しました。 #asahi
— 本白水智也さん (@motoshiromizu) 1月 23, 2013
昨日からTLを賑わしている、約束を反故にした実名報道問題。久々に冷静でいられない程に激怒した。その後、報道関係者が実名報道すべし、みたいな論調でフォローするも全て大炎上。遺族に対する思いやりのかけらも無いこの物言い、最高に気持ち悪い。こちらは、朝日新聞の実名開示要求に対するtwitterでの反応だ。
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