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転がり込んだ先は

  • 2011-04-15 (金) 0:40
  • 日常

シャツよがヨレてるみたい。

5人と別れた後、とにかく『普通』を取り戻したくて、近くにあったバーテンダーのKさんの店へ転がり込む。突然の来訪にもKさんは暖かく出迎えてくれた。カウンター8席だけの空間に、Bill Evans TrioのCDが流れている。Kさんがスッとスパークリングワインを出してくれて、ようやく安堵の溜息が出た。

そこから後は、ずっとKさんと話をした。終電が近かったが、今日はそういう日だと思って、かなり遅い時間まで居させて貰った。もっとも、Kさんのお店は27時までやっているのだが。

話をしている内に、だんだんと自分の中で、何が引っかかっていたのかが解ってきた。一番の理由は、僕が『積んで乗り越える』タイプの人間だという事。僕は、それしか知らないし、それで良いと思っていた。

正直、ワインはそれほど飲む方では無いのだが、Kさんが出してくれたスパークリングワイン、白ワイン、貴腐ワイン、どれも本当に美味しかった。以前、僕がKさん宅へお邪魔した際、味の好みを話していたのだが、それを元に今日のワインをセレクトしてくれたのだ。自分に合ったワインなら、こんなに美味しく楽しめるものなのか。これぞプロフェッショナル、と感じさせられた。

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