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2009-09-13
創業勉強会に行ってきた
30代の人達が集うという勉強会に参加してきた。キッカケは元同僚のHさんからのメールで、創業に関するセミナー+懇親会という内容らしい。Hさんの友人も参加されるとの事だったので気軽に参加したが、行きがけに買った本のせいで財布が軽くなり、肝を冷やした。
会場で元同僚Hさんの友人、陶器のHさんと知り合う。実は事前に性別以外の情報を何も知らされていなかった為、Hさんから声をかけて貰う事で初めて誰が友人なのかという事が判明した。ちょっとドキドキ。今書いていて気付いたが、元同僚のHさんも陶作家だ。どう書き分けよう。
今回の講師は何と大阪の商工会議所の方で、僕が来月参加するセミナーの予習といった内容だった。2時間という短い時間の中で、幾つか重要な言葉を頂いた。創業塾を経験して、実際に創業する人は、全体の2割らしい。また、控除や手当などの知識も少し付いた。青色申告の意味を今頃知ったというのは、ちょっとマズい気もする。
セミナー後、近場の居酒屋で懇親会。20名弱の様々なバックボーンを抱えた人達が、ざっくばらんに話し合っていた。僕も折角なので名刺を持って挨拶に回ったのだが、ここで改めて京都の狭さを実感した。どうやら以前の職場ですれ違っていた人も居たようだ。
たまたま同席になった弁護士さんがユニークな方で、『弁護士』という仕事の特異性について聞かせてもらった。曰く、「弁護士の所に明るい仕事が来る事はほとんど無いですよ」。よくよく考えてみたら、そりゃそうか。エグい話が日常茶飯事になり、大抵の新人弁護士は、半年以内に一度大きく体調を崩すらしい。唯一例外なのが公然猥褻の事案で、申し訳無いが笑ってしまった。話によると初犯、二犯までは大体罰金刑、三犯で起訴猶予、四犯で実刑となる事が多いらしい。公然猥褻だけで四回捕まるのは色んな意味で難度が高いと思うがどうか。また、立件には必ず動機が必要で、調書は取ってみるのだが理解し難い内容ばかりで困るらしい。
何だか公然猥褻に詳しくなった事ばかり書いている気がする。全然違う話だが、陶器のHさんがビールの泡立てに並々ならぬ力を注いでいたのも印象的だった。
ネットと本
先日から購入を検討していた、『プロのデザインルール』全6巻のうちを2巻を買ってきた。何故か漫☆画太郎が表紙を描いており、一冊4,000円弱とかなり良いお値段なのだが、内容が良いのだから仕方が無い。
新しい技術を身に付けるとき、本を買うか、ネットで調べるかで散々迷う。本の情報は当然有料で、日々最先端から遅れていき、ディスカッションする事が難しい。ネットの情報は無料で、日々新しい技術が公開され、誰でも気軽にディスカッション出来る。と、この部分だけを見れば、ネットで調べて勉強したほうが圧倒的に得な気がする。が、本には本の良さがあるのだ。
- 画面を使わない
ネットで調べる場合、作業するソフトとブラウザを何度も交互に表示させる必要がある。コピペ出来るのは楽だが、本だと画面切り替えの煩わしさがほとんど無く、また画面を広く使える。
- 情報がまとまっている
良い本は、必要な情報が必要な分だけまとまって掲載されている。つまり、一々情報を探す必要が無く、調べたい事をパッと見つけやすい。お気に入りやブックマークに叩き込まなくても、付箋紙1枚でサッと情報を引き出せるのだ。
- オフラインでも読める
意外にこれが大きかったりする。ネットに繋がなくても情報を得られるので、移動中やPCの電源を入れていない時でもサッと調べる事が出来る。また、本を読む時はネットで調べものをする時より集中する(ネットは誘惑が多い)ので、効率が上がる事も。
こういった技術書の寿命はそれほど長く無いとは思うのだが、何かのセミナーに参加したと思えば、価格の面でも納得が行く。何でもタダのほうが良い、と思い込むのは損だと思った。本とネット、上手く共存させて行く事が肝心だと自分に言い聞かせた。
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