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2009-06

ホタル

夜中にランニングで川原を走っていたら、小さな点滅が目に入った。ホタルだった。ここ数年、様々な場所でホタルを放しているとは聞いていたが、まさかこんな住宅街の川でも放されているとは思わず、鳥肌が立った。僕の記憶の中では、この川でホタルを見かけたのはこれが初めてだ。嬉しい。

泳ぐ虎

うん、シャレにならん位怖い。これは一見の価値あり。怖さの理由もしっかり掲載されていて、納得出来る。

京都タワーと僕

手前のクレーンさえ無ければ。

長い事京都に住んでいるのだが、京都タワーが午前0時に消灯するという事を知ったのはごく最近だ。以来、何となく京都タワーに愛着を持つようになった。昔は東京タワーと比べて、デザインがイケてないだの何だの言っていたが、今は悪くないと思うようになった。一度、登ってみようか。

長谷寺に行った

正面から見たら、普通のお寺っぽい。

続けて、同じ奈良の長谷寺へ行って来た。境内一杯に紫陽花が咲いているという情報しか持たずに訪れたのだが、ここは本当に良い所だった。夕方、入山時間ギリギリにお邪魔した為か、ほとんど人も居らず、静寂を堪能出来た。

一歩足を踏み入れたらこれ。

最初に目に飛び込んできたのは、幾何学的とも言えるほど美しく整った登廊。素晴らしいとしか言い様が無い。紫陽花を見に来たのに、廊下に圧倒されるとは予想外だった。余談だがスピーカーの配置配色が見事で、一瞬何処から解説放送が流れているのか解らなかった。

8000株あるらしい。

どんどん登っていくと、境内様々な場所にこれでもかと紫陽花が。街中で見かけるものより大きい印象があった。背丈が僕よりも高いものも。小さなカタツムリもくっついていたりして季節感満載だ。

観音様は本当に度肝を抜かれた。

山の一番高い所に本堂があり、長谷寺の公式サイトにも掲載されている『長谷寺大観音』とご対面。撮影禁止だったのでここには掲載していないのだが、思わず声が出るほど大きく立派な観音様だった(高さ10m)。紫陽花を見に来たのに、それ以外の部分でも圧倒され続けて大興奮。

聞こえてくるのは鳥と虫の音のみ。

更に、展望台から眺める景色もまた格別だった。下から見た時は想像出来なかったほど木々に囲まれている境内。聞けば境内には枝垂桜、紫陽花、紅葉、寒牡丹が育てられており、四季折々の姿を見せてくれるとの事だった。天狗杉と呼ばれる一際大きな杉の先には、何と避雷針がついていた。

秋にも来て見たいと思える。

余談だが、長谷寺は温泉街でもあるらしい。平日にお邪魔したので賑わいの程度は解らないが、良い感じにレトロで地酒や物産品店も豊富にある。残念ながら町並みの写真を取り忘れたのだが、調べて貰えれば沢山出てくるだろう。長谷寺駅から長谷寺までの道程も、また味わい深いのだ。年配の方に限らず、静かで落ち着いた所へ行きたい人には心からお勧めする。

明日香村へ行った

駅前広場。レンタサイクルは1日900円。

奈良県は明日香村に行って来た。目的は観光だが、事前にほとんど何も調べていない。何があるのかすらもあまり解っていない。駅前でレンタサイクルを借り、貰った地図を見ながら取り敢えず飛鳥寺にでも行ってみようと漕ぎ出したものの、20分と経たず遭難。いつの間にか、貰った地図からはみ出した丘に立っていた。

向こう側に見える道路から下ってきた。木で隠れているが、坂はもっと長い。

仕方なく山を越えるショートカットを実行する事に。全身から汗が噴出すが、意外とそれも心地良かった。地図より方角とカンを頼りに峠を越えると、そこには絶景が。長い下り坂も相まって、最高に気持ち良かった。これだけでも明日香村に来て良かったと思ったが、まだ何も歴史的建造物を見ていない。

群生しまくり。

程無くして石舞台古墳という遺跡のある公園に到着。良い感じの木陰が沢山あったので、ここでお昼を頂く事にした。

母に感謝。

そう言えば、昔はしょっちゅう家族でサイクリングに出かけてはお弁当を食べていたなあと思い出した。マトン焼肉の缶詰とおにぎりに釣られて、琵琶湖一周させられた事もあったか。懐かしい気分に浸りながら遠くで馬飛びをやってはしゃいでいる子供を見て、心底良いなあと思った。

京都とはまた違った趣。

更にしばらく走ると、ようやく目的地である飛鳥寺に到着。お寺自体は然程大きい訳でもなく、中学生の社会見学と鉢合わせたりもしたが、思った以上に堪能させてもらえた。お庭も綺麗で静かだ(平日昼間という事もあるかとは思うが)。

距離が近いので余計に大きく感じた。

ここでは鐘も突かせて貰えるとの事で、喜び勇んで一発突いてみたのだが、音の響きがハンパ無い。30秒以上響きが残っていたのが印象に残った。寺から少し歩くと、蘇我入鹿の首塚もある。赤米アイスは本当にお米の味がした。結構美味しい。

昔はゴロゴロあった木の電柱。

飛鳥寺から明日香駅へは、地図を見ながら正規のルートで帰ってみた。それほど酷い起伏も無く、距離も圧倒的に短い。崩れ落ちそうになったが、良い景色を見て良い汗をかけたので、結果オーライとした。写真は今や珍しい、木の電柱。

駅名は『飛鳥駅』なのに地名が『明日香村』など、不思議な点も多かったが、人並みに体力があってのどかな風景と歴史建造物を楽しみたいというのならば、ここは打って付けの場所だと思う。この他にも見所が沢山あるようなので、レンタサイクルがあれば丸一日楽しむ事も出来る、良い観光地だと思った。一般の方は勿論、社会に疲れた方には激しくお勧めだ。

これからは武器を自室にも

日記を書きながら、そろそろ寝るかと視線を横にやったら、黒い物体が僕の電子ピアノ上を歩いていた。

過去様々な場面でヤツとは対峙してきたが、自室の、それも電子ピアノの上で遭遇するというのは初めてだ。しかも成虫(成虫は自室初の快挙)。瞬時に手持ちの武器を確認したが、一撃で仕留められそうなエモノは見当たらない。叩いて電子ピアノを汚すのは持っての外。どうする、どうする。苦肉の策として、PC用ホコリカバーで押さえ込む僕。全身から脂汗が噴出した。

隣室へ救援を呼ぶが、全員スリープ状態。祈るような気持ちで、カバーから手を放し、最終兵器『ゴキジェット』がある1階へダッシュ。10秒で自室に戻り、ホコリカバーの隙間からダイレクトアタック。ゆっくりとカバーを上げたら、ヤツは其処に居なかった。こんなイリュージョン誰も喜ばんわ。

平静を取り戻して隙間という隙間を攻撃。こういう時、床に荷物を大量に置いている事を呪いたくなる。明日は朝が早く、もう寝なければいけないが、一向に脂汗は収まる気配が無い。結局LEDライトとゴキジェットを枕元に置き、祈るような気持ちで床に就いた。

NHKと人差し指

さっきやってた『NHKスペシャル “マネー資本主義”』で、ヘッジファンドが話すシリアスな場面があったのだが、人差し指だけでPCへの入力作業をしている白人エリート社員が映って噴出した。おおよそ場面に似つかわしくないその可愛らしいタイピングは、記憶の中ではそれなりに早かった。

以前同じくNHKで、中東アジアかどこかの国の人が高速人差し指タイピングをやっているシーンを見た事はあったが、それと同じ事をヘッジファンドの社員がやるか。衝撃度の桁が違う。

ノアの三沢逝く

久々に酔っ払って帰宅し、ネットに繋いで一番最初に飛び込んだニュース。目を疑った。言葉が出ない。

高校時代、按摩師Nとしょっちゅう深夜プロレス放送を楽しんでいたのを思い出す。僕らは主に新日を見る事が多かったが、全日の三沢選手の事は良く知っていた。受身が取れない文字通りの必殺技、タイガードライバー91はあまりにも衝撃的だった。

ゼロワンの橋本選手やFMWの冬木選手の時もショックだったが、それと同じ位ショックだ。幾らなんでも早過ぎだろう。色々探してたら、冬木選手の引退試合の話が出てきた。二人が同じコーナーに立っている写真を見て、嗚呼もう二人とも居ないのかと涙が出そうになった。心から、ご冥福をお祈りいたします。

     ∩
( ;ω;)彡 ミッサッワッ!ミッサッワッ!!
 ⊂彡

日に日に酒に弱くなる

何の為にこんな模様を。

按摩師Nに誘われて、笑笑→ホテルのバー→アイリッシュパブと飲み歩いた。今日、僕は5杯の酒を喰らい、自己記録を更新した(ピーチカルピス→ジントニック→グラスホッパー→ファジーネーブル→謎の酒)。写真は笑笑で出てきた皿の写真。ソースみたいなものは、実は皿に描かれた模様だった。必死にフォークですくおうとしていたのに、納得がいかない。

良い感じのお店。

アイリッシュパブは初めてだったが、酒もフィッシュアンドチップスも美味しかった。僕の中でアイルランドと言えば勇午でありIRAだが、我ながら酷く偏った知識しか持っていないなと思った。ラグビーの衛星中継を見ながら外国人の客に囲まれて飲むのは、異国気分を十分堪能出来て楽しい。

それにしても1ヶ月に1度飲みに行けば良い方だった僕だが、先月末からかなりの頻度で酒を飲んでいる。送別会がらみという事もあるのだが、どうも飲みに行く度酒に弱くなっている気がするのは何故か。ちょっと前までは、次の日に残るなんて事は稀だったのだが、足元が覚束無い現状を見るに、明日の寝起きが怖い。

4x3印刷

4×3(よんさん)印刷はお好みの場所の地図を自動的に複数の紙に分割印刷し、それを繋ぎ合わせることで1枚の巨大な地図印刷を行うサービスです。
悪の秘密結社の本部にあるような大きな地図をご自宅でお楽しみ頂けます。

とんでもなく便利なサービスを発見した。何故淡路島に行く前にこれを発見しなかったのか、心の底から悔やまれる。上手く使えば、手持ちのプリンタだけでしっかりした広域地図を作れる。説明するより見たほうが早いと思うので、是非一度体験して貰いたい。ちょっとした観光には持って来いだ。本気で使える。

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