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宴の後

  • 2011-11-03 (木) 0:20
  • 日常

とにかく宿を探して荷物を置こう、と地図を広げて歩き出した。が、道が見当たらない。ガード下から川を渡ってすぐそこ、という事らしいのだが、それらしき道が何処にも。おかしいなと思いながら、迂回しようとワンブロック位重い荷物を抱えて歩くも、それらしき姿は確認出来ず。何処にあるんよヴィアイン秋葉原。駅からすぐって書いてあったのに、もう20分近く彷徨ってるぞ。ふと地図を見直すと、秋葉原のガード下から真っ直ぐ道が伸びている。どうやらここへ行けばOKらしい。

ガード下を2往復したくらいで気が付いた。シャッターとシャッターの間に、細い細い路地がある。ちょっと待て。本当にここか。これどう見てもファイナルファイトやぞ、向こうからナイフ持ったお兄さんとか出てくる暗さと狭さやぞ。ただでさえ両手が塞がってるのに、ホンマにこんな所進んで大丈夫か。

腹を括って進んでみると、そこには良い感じの景色が待っていた。さっきまでの恐怖感はどこへやら、カメラを取り出してバシャバシャ撮り始める。そこへ女性が通りがかった。多分、今はこの女性の方が相当ビビってるんやろうなあ。申し訳無い。

橋を降りて、改めて後ろを振り返る。『神田ふれあい橋』、きっと昼間はそうなんだろう。昼間は。夜のこの雰囲気、どうよ。ふれあってますか。

程無く宿は見つかった。とても綺麗で過ごしやすい感じだが、何故か1フロアごとに名前が付いている。それも、全部フォントの名前。Futura、Helveticaなんて普通の人が見ても気付かんだろうな。僕の止まった8FはOptimaだった。良いなあOptima、MacのOSXじゃ標準装備なんよなあ。欲しいよなあ。

さて、これにて今日はお疲れ様でした…というにはまだ早い。未だに興奮が冷めていないのだ。このままベッドに入っても、確実に寝られない。適当に整理だけして、カメラを手にホテルを飛び出した。向かうは真夜中の秋葉原だ。

結論から言うと、収穫はほとんど無かった。話には聞いていたけども、ホントに眠るのが早いなこの街。やっていたのはネカフェやメイド喫茶&コスプレ酒場とかくらいで、後はAKBの劇場にやたら沢山の若者が居たくらいか。実は僕、AKBの事は48人居るくらいしか知らない(もっと多いとも聞いた)。やっぱ来るなら、土日の昼間なのかなあ。

そのまま宿へ戻り、久々に湯船につかり、2時間ちょっとしか持たないPCで必死に日記を書いて就寝…出来なかった。やっぱりまだ、興奮は冷めていなかったのだ。携帯片手にずっとtwitterを眺めていて、気が付いたら眠っていた。僕の11月3日は、こうしてようやく終わりを告げた。

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