Home > 日常 | 時事 > 五山の送り火

五山の送り火

右の大文字。何か一箇所欠けかかっていた気が。

妙と法。まさかこれで一つとカウントするとは…

舟と左大文字。舟の下のほうは、何かが邪魔をしていて見えない。

お世話になっているジャズバーのママさんより、五山の送り火が一望出来る秘密の場所を教えてもらった。と言っても、とあるビルの屋上なのだが。

点火ギリギリのタイミングで屋上に上がると、そこは人で一杯。よく見たら、そこら中のビルの屋上も人で一杯になっていた。この辺りに住んでいる人は良いなあと思っているうちに点火が進み、全ての送り火が揃った。正直な話、一度に全ての送り火を目にしたのは、これが初めてだ。昨年無くなった父方の祖母の為、手を合わせた。

それにしても、あちこちでフラッシュの光が起こって風情も何も無い。知らない人が多いようだが、市販品のフラッシュの有効範囲は1~2mで、それ以上遠い所に向かってフラッシュを焚いても何の意味も無い。

帰宅後、自信満々にカメラの画像を父に見せると、「鳥居はどうした?」と聞かれて、あれ?と思った。五つ写真を撮れたから満足して屋上を後にしたのだが、聞けば『妙』『法』は一つとカウントするらしい。「お前京都に何年住んどるんや?」とのお言葉、弁解の余地も無い。

Home > 日常 | 時事 > 五山の送り火

Search
Feeds
Meta

Return to page top