「怪しいアカウントにリストに入れられると個人情報が流出する」というデマがTwitterで拡散。当然ながらリストに入れられただけで個人情報を取られたりアカウントを乗っ取られることはあり得ません^編 http://t.co/kT9Bw0cJd2
— ITmedia News (@itmedia_news) July 10, 2013
このデマが流れて来た時、リストに入れられただけでどうやって乗っ取るんよと疑問を持った。おかしいと思ってtweetを辿っていったら、あまりネットに詳しく無さそうな人が発生源に。うん、やっぱり間違ってた。
セキュリティに対して関心を持つ事は大事だし、備える事も大事なんだけれども、間違った情報を元に注意喚起したら後々困った事になるよ。今回の件に関しては「ネガティブ発言した人を狙ってリスト入り」なんて尾ひれまでついて、いたずらに恐怖心を煽っちゃってる。いざこざの元まで作ってどうするんよと。こういう構図は、震災の時にもよく見かけた。善意でやってるのかもしれないけども、不確かな情報を元に大声を上げて注意喚起する事は、人の足を引っ張る事になりかねんよ。
- 地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions)(モジログ)
http://mojix.org/2009/03/20/the_road_to_hell
「地獄への道は善意で敷き詰められている」という言葉は、「わかりやすい悪」よりも「善意の間違い」のほうがはるかに恐ろしく、危険だということを実にうまく表現していると思う。
これらの問題を非常に上手く説明している記事に辿り着いた。是非読んで頂きたい。
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